
「ブレダの開城」ベラスケス
透明水彩、水彩紙(B3)、制作年月不詳
ベラスケスも水彩模写していたんだ、私。ちょっと調べたんですが、これからずっと今じゃ覚えていない水彩模写ばかり続くんで、もうね、今後は記憶にございませんとは言わないことにします。
それはさておき、もうちょっと描き込んでも良さそうなんだけどなあ、これ。今見ると急いで模写したような印象を受ける。ひょっとすると荒行のように連続模写をしていたのかもしれません。
この有名な「ブレダの開城」、こうして自分の水彩模写を見て言えるのは、B3という小ささにも関わらず、画面が非常に大きく見える(もちろん原画はもっと大きいんですが)。ということは元々この作品自体の構図が素晴らしいのである。これには気づかなかった。
「自然らしさのあるところ技巧あり」とはベルニーニの言葉ですが、それを思い知らされた次第です。
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