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「瀕死の奴隷」
鉛筆、水彩紙(B3)、2000年3月制作
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/28/3fb61a479690d5417c387889cac07dfb.jpg)
「抵抗する奴隷」
鉛筆、水彩紙(B3)、2000年2月制作
石膏デッサンは陰影を捉えるための勉強ですので、こうした質感表現だけというのは基本的に駄目だと私は思っているので、この2枚は失敗ですね。
彫刻家ならこうした質感表現だけで構いませんが、むしろそれが望ましいのですが、画家の場合はよろしくない。
つまり石膏デッサンは、画家は陰影を、彫刻家は質感を捉える。画家なら視覚的に、彫刻家なら彫塑的に追求しないといけない。これは石膏デッサンに限らず、デッサン一般に言えることです。
ところでこの2つの作品は、先週に続きミケランジェロの代表作なんですが、下の作品って「抵抗する奴隷」って言うのね。知りませんでした、私。
もちろん作品は見て知っていたんですが、どちらかというと上の作品が有名で「瀕死の奴隷」と言うのは知っていたんですが、下の作品名は知らずにいました。
今回この記事を書くのに、そのことにはたと気づき、調べました。大変勉強になりました。
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