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高知県立大学がん看護学領域修了生の会:アストラル

高知県立大学大学院がん看護学領域修了生のネットワーク作りと情報交換の場

NPO高知緩和ケア協会 第11回研究発表会に参加しました!

2012-05-13 | 勉強会参加報告
NPO高知緩和ケア協会、平成24年度 第11回研究発表会, 第17回豊かな命講演会が開催されました。

アストラルの皆様こんにちは。    
高知は夏です!
 
写真:(財)高知県観光コンベンション協会提供 

トマトと小夏がとてもおいしい季節になりました。



さて、2012年5月13日にNPO法人 高知緩和ケア協会第11回 研究発表会が開催されました。

研究発表会は135名、講演会は208名の参加がありました。


この研究発表会は、藤田佐和先生が学術委員会委員長をお引き受けしています。





研究発表会は今年で11年目になり、13題の演題が寄せられました。

 



今回、アストラルからは古郡夏子さんが座長として、そして北添可奈子さんが演者として発表されています!
さらに、弘末美佐さんは、豊かな命の講演会の実行委員として会の運営に携わっており、講師として市民の方へ向けて「緩和ケア」の講演をされました。

年々演題数も参加者も増え、発表される研究も洗練化されており、高知県内の医療者の緩和ケアへの関心が高まっていること、そして各病院で緩和ケアの質向上に向けて様々な取り組みがなされていることが非常にわかる一日でした。

この会を機会に様々な施設・人のつながりも拡大化し、一緒に緩和ケアを考える仲間が増えてきていることも実感します。




ますますの研究発表会の発展、そして高知県の緩和ケアの質向上と発展を祈念して・・・

来年もたくさんの演題をお待ちしております!


第26回 日本がん看護学会 in 島根

2012-02-15 | 勉強会参加報告
2月11日12日に開催された、第26回 日本がん看護学会に参加しました。


アストラルの皆様こんにちは!
先日行われた日本がん看護学会(in島根)ではたくさんのアストラルの皆様が参加されていたことと思います。


今年度からアストラルメンバーの仲間入りをした12期生も、それぞれの修士論文で1年以上かけて取り組んだ研究成果の発表を無事終える事ができました。



【12期生】三本芳さん:「放射線治療を行っているがん患者の不確かさへの対処」





(左)【12期生】三橋日記さん:「終末期がん患者の家族員のセルフケア行動」
(右)【12期生】石井 歩さん:「若年がんサバイバーの希望を支える看護ケア-エキスパートナースの方略に焦点を当てて-」




【12期生】門田麻里さん:「緩和ケア病棟に入院中の終末期がん患者のレジリエンス」
会場の皆様からご意見や質問、感想もいただき、さらに研究成果を実践の中で深めていく必要性を実感されていました。本当にお疲れ様でした。
今後のますますのご活躍を祈念しています!!

また、11期卒業生の宮脇聡子さん、8期卒業生の近藤恵子さんも発表をされていました。
さらに近藤恵子さんは、今年度のSIGの代表に就任されました。
ますますお忙しくなると思いますが、今後の活動をアストラル一同応援しています!頑張って下さい!





1日目夜は、毎年恒例のアストラル交流会が開催されました

【年末から企画してくださった看護学研究科の1回生の皆様】


  
【森下利子先生】                         【藤田 佐和 先生】

アストラルの皆様のそれぞれの近況や活動、情報交換などが楽しく進み・・・もちろんお酒もどんどん進み・・・



笑いの絶えない3時間を過ごすことができました
先輩、後輩のたてのつながり、そして就職してそれぞれの場所で頑張っている同級生のよこのつながりを大切に、
絆を深め、アストラルとしてもますます発展していきたいと思います。
今後とも皆様のご支援、ご協力、よろしくお願い致します


さて、島根といえば【出雲大社】や【宍道湖】が有名ですが・・・



今回は残念ながら観光はすることができなかったので、次回はゆっくり島根に来たいと思います



自分へのお土産 ~どじょう掬い饅頭~



↑見た目も味もすばらしいですね!

アストラルの皆様も買われた方多かったのではないでしょうか・・・。


学会での研究発表を通じてアストラルの皆様のご活躍を知ることができました。
皆様の今後のご健康と、ますますのご活躍のほどをお祈りいたします!!
・・・来年は石川県・金沢でお会いできることを楽しみにしています・・・



平成23年度 第2回がんプロ養成コンソーシアム講演会が開催されました

2011-12-26 | 勉強会参加報告
12月18日(日)、岡山コンベンションセンターで第2回がんプロがん看護専門看護師養成コースWG講演会が開催されました。

  


今回も中四国全域より160人にご参加いただき、盛会となりました。

今回は、アストラルのメンバーである平田佳子さん(9期修了生)、近藤恵子さん(8期修了生)がシンポジストとしてご講演されました。

  

[平田佳子OCNS:複雑で対応困難ながん患者への高度な看護実践を目指して]
平田OCNS様には、大学院に進学する前の看護実践、大学院での学び、現在の専門看護師としての看護実践についてお話していただき、事例を通して大学院での学びと修了後の実践の積み重ねによって実現した対応困難な患者への看護実践や振り返りを通してCNS認定後獲得してきた能力についてご講演いただきました。患者の希望を支え、ケアに悩むスタッフを支え、短時間で効果的に介入していく卓越した看護実践から、新たな視点やケアを提供していくためのヒントをいただいた方も多かったのではないでしょうか。

  

[近藤恵子OCNS:チーム医療の中で高度ながん看護実践をめざした取り組み]
近藤OCNS様には、医療チームとコラボレートしながら活動してきた実践における看護の役割機能や強み、また実践を通じて自分自身がどのように成長してきたかという点についてご講演していただきました。近藤さんのお話の中で多くのスペシャリストがいる医療現場でいかに「看護」の専門性を発揮し、患者さんへの質の高い看護を提供していくためには多職種とどのように協働していけばいいかについて深く考えることができたように思います。


  

また、今回の講演会では、横浜市立市民病院の小迫冨美恵OCNS様、倉敷中央病院の黒瀬看護部長様からもCNSと管理者の協働の視点からご講演がありました。4名のシンポジストの方々のご講演から、質の高いがん看護を展開していくための可能性や方向性、夢をいただいたように思います。


  

平成19年度からスタートしたがんプロは、今年で5年目を迎え、今回の講演会で最終回となります。
講演会の最後に高知県立大の藤田先生、岡山大学の秋元先生、徳島大学の雄西先生よりがん看護専門看護師養成コースの活動のまとめとCNS教育課程の展望についてお話がありました。



    


平成24年度からがんプロは新たなスタートをします。今後もがん看護の質の向上を目指して、アストラルの皆様にもご協力やご支援をいただきながら、様々な取り組みや催しを企画していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いします。

2011年もいよいよ残りわずかとなりました。
来年も皆様にとって素晴らしい年でありますように!!


第3回アストラルが開催されました!

2011-09-16 | 勉強会参加報告
第3回アストラルが開催されました


9月10日(台風一過の晴れでした)、北里大学病院より特別講師、千崎美登子OCNS様を講師としてお招きし、アストラルが開催され、16名が参加されました。




今回のアストラルは、近藤恵子OCNS(第8期卒業生)が倫理調整の事例とCNSとしての倫理調整の課題などをプレゼンテーションし、
その後、千崎OCNS様のスーパーバイズをいただきながらディスカッションを深めていきました。
ディスカッションが進むにつれて、非常に複雑で困難な事例の倫理的課題と近藤OCNSが用いた方略がみるみる紐解かれてゆき、
倫理的問題を含む事例の分析や方略について、参加者それぞれに学びを深めることができました。



ディスカッション後には、千崎OCNS様から「がん看護専門看護師の倫理調整」についてのご講義をしていただきました。
倫理原則、またケアリングの倫理、さらに倫理観の発達モデルについてロールプレイも交えてご教授いただく中で、
現象と知識が繋がり、ストンと「腑に落ちる」感覚を実感した方も多かったのではないでしょうか。




倫理的感受性の発達は経験年数に比例するものではないため、看護師が意識的に学んでいく必要があること、
さらに自分達が実践しているケアを倫理の視点から言語化し、意味づけていくことの重要性を改めて学ぶことができました。


ディスカッション修了後には、倫理調整を行うにあたってそれぞれが抱えている課題や調整の方法についての質問も活発に行われ、実りの多い学習会となりました。


学習会終了後は、千崎OCNS様を囲んでのお食事会を開催しました!

「のれそれ」「鰹のたたき」や「土佐巻き」、「長太郎貝」や「チャンバラ貝」など土佐の郷土料理の数々をおいしく食べながら、
千崎OCNS様と楽しく貴重なひとときを過ごすことができ、最高に贅沢な一日になったように思います。

【千崎さまを囲んでの貴重な1枚です】


千崎OCNS様、本当に、本当にありがとうございました!
千崎OCNS様からいただいた貴重なお言葉一言一言を大切に、アストラル一同、頑張っていきたいと思います!

また、高知へのお越しをお待ち申し上げております!

2011年 CNSセミナー開催!

2011-09-16 | 勉強会参加報告
アストラルの皆様こんにちは!

久々の更新です。
2011年も残り4ヶ月になりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

9月に入り、高知はずいぶん涼しくなり、虫の音も聞かれるようになりました。
秋の足音が聞こえてきた感じです。


さて、今年度も看護学研究科がん看護領域では、がん看護CNSセミナーが開催されました。(6月~8月にかけて行われました。Upが遅くなってすみませんでした!)

専門看護師の6つの役割機能と高度な看護実践の実際について、アストラルメンバーの皆様が後輩のために講義をしてくださるこの会も、今年で3年目を迎えます。
今年は7人のOCNSさまを講師にお迎えし、開催することができました。

【第1回 北添可奈子OCNS(7期卒業生)】
~緩和ケアチームにおけるがん看護専門看護師の活動の実際~



【第2回 弘末美佐OCNS(10期卒業生)】
~大学院での学びと認定までのプロセス~



【第3回 池田久乃OCNS(第2期卒業生)】
~がん化学療法看護におけるがん看護専門看護師の活動の実際~



【第4回 原 万里子OCNS(第8期卒業生)】
~がん手術療法をうける患者へのがん看護専門看護師としての実践~



【第5回 平田 佳子OCNS(第9期卒業生)】
~緩和ケアチームにおけるがん看護専門看護師の活動の実際~



【第6回 豊田 邦江OCNS(第1期卒業生)】
~緩和ケア病棟におけるがん看護専門看護師の活動の実際~



【第7回 古郡夏子OCNS(第3期卒業生)】
~がん相談支援センターでのがん看護専門看護師の活動の実際~


実際に活躍されているがん看護専門看護師の先輩方から、実際の事例を通して活動や役割を学べる非常に貴重な機会であり、高知で活躍されているOCNSさんだけでなく、県外からもお越しいただきご講義をしていただいております。

☆☆☆今年も受講した院生より、メッセージが届いております☆☆☆

「講義を通して感じたことは、多職種との協働、チームとして連携することの大切さです。CNSが、それぞれの専門職が専門性を発揮できるように調整をしていくことの必要性を感じました。また、CNSの先輩方の組織分析の深さ、豊かな知識に基づいた介入を知り、なぜCNSが変革者であるのか改めて知り、尊敬の思いでお話を聞かせて頂きました。そして、患者さんへのより良い看護の追求と情熱の思いに触れ、未熟ながら私も先輩方のようなCNSになりたいと胸が熱くなりました。」

「理論を学び、それを臨床の場で生じている現象と結び付けていくことの強みを実感しました。臨床の場で起こっている現象を理論と結び付けて、予測して関わっていくことで、タイミングを逃さず、がん看護を実践していくことを支えていくことができるのだと感じました。先輩方の活動には圧倒され、私も先輩方のようにできるのだろうかと不安も感じました。しかし、先輩方のように、広い視野を持ち、看護の場で起こっている状況を分析し、どのように行動していくことが必要であるかを検討できる力を身につけるために努力していきたいと思いました。」


講師の先生方、いつも遅い時間に、そしてお忙しい時にお時間をいただき本当にありがとうございました。

このような場をきっかけにして、先輩、後輩の絆が深まり、ネットワークがひろがっていくことを願っています。
来年以降も、ぜひ!よろしくお願い申し上げます。

これからもますますアストラルが輝いていきますように!
  

緩和医療学会 in 札幌

2011-08-03 | 勉強会参加報告
7月29日・30日に札幌で開かれた緩和医療学会に参加しました。
抄録でアストラルメンバーの皆様のお名前もお見かけし、参加された方も多かったのではないかと思います♪♪
学会では、がん医療の最前線で活躍されている方々のご講演や、最新の薬剤・治療・ケアに関して様々な知見や取り組みを学び、モチベーションがかなりあがりました

高知からは、アストラルメンバーの古郡さんが「急性期病院から在宅移行する終末期がん患者のエンパワーメントを支える看護ケアの指針の開発 ~アセスメントシートの作成に焦点を当てて~」という演題で、さらに近藤さんが「緩和ケアチームによる院内緩和ケア教育の成果と今後の展望」の演題で2日目にポスター発表をされています。

たくさんの方がお二人のポスターの前で足を止められ、様々な質問や感想も寄せられており、かなりの賑わいでした。
ただ、残念ながら会場内は撮影禁止であり、皆様にその時の様子をお伝えすることができないのが残念です・・・。

というわけで、代わりに札幌と言えばのこの一枚!
(メンバーの方から提供していただきました☆皆さんは行かれたことあります??)






追伸:もしよろしければ、ブログに関してのご意見やご感想などもいただけましたら管理人一同、とても嬉しく思います!!


中国四国広域がんプロ養成コンソーシアムに参加しました

2011-07-25 | 勉強会参加報告
中国四国広域がんプロ養成コンソーシアム
第一回がん看護専門看護師WG講演会が開催されました(7/23)


アストラルの皆様、こんにちは!今日は、「症状緩和における高度な看護実践」に参加するために、岡山コンベンションセンターにやってきました。




なんと今回は360名と過去最多の参加者数での開催となり、岡山、香川、高知、広島や鳥取など遠くの地域からの参加者も目立ちました。



超満員の会場

会の開始は、藤田先生の講演から始まりました。

がんプロ企画5年目を迎え、この5年間の歩みや、またこれからのがん医療、がん看護の展望についてお話していただきました。

お話を伺って、チーム医療の中で今後看護がどのような役割を担っていかなければならないのか、また今よりもさらにいい看護ケアを提供していくためには私たちはどのようなことを学んでいかなくてはいけないのか、ということについて考えることができたように思います。


また、「がん看護専門看護師のエキスパートネス」の講演では、アストラルのメンバー、北添さんが講師として「がん患者の嘔気・嘔吐の緩和における高度な看護実践」について講演されました!



嘔気・嘔吐は治療期でも終末期でも、よく臨床で遭遇し、またケアに悩む症状の一つでもあります。機序やアセスメントの視点、また実際のケア技術についてもお話していただき、新たな知識、また目から鱗なOCNSさんの技を事例を通して教えていただきました。


・・・熱心に聞き入る会場の様子・・・


また、兵庫県立がんセンターの伊藤由美子OCNSより「癌患者の疼痛緩和における高度な看護実践」のご講演が、



愛媛県立中央病院の武田千津OCNSより「がん患者のうつ状態の緩和における高度な看護実践」のご講演がありました。



また、講演後の質疑応答では、よりよいベッドサイドケアを明日から提供していくために、自分が今困っていること、悩んでいることについても会場から多く寄せられ、明日から実践できる知識・技術を教えていただけたように思います。



緻密に計算された実践をしているOCNSの方々の頭の中を少し見せていただくことができ、症状緩和の考え方やケアの方略など、多くのことを学べました。

講師の先生方、本当に素敵なご講演をありがとうございました!