高知県立大学がん看護学領域修了生の会:アストラル

高知県立大学大学院がん看護学領域修了生のネットワーク作りと情報交換の場

中国四国広域がんプロ養成コンソーシアムに参加しました

2011-07-25 | 勉強会参加報告
中国四国広域がんプロ養成コンソーシアム
第一回がん看護専門看護師WG講演会が開催されました(7/23)


アストラルの皆様、こんにちは!今日は、「症状緩和における高度な看護実践」に参加するために、岡山コンベンションセンターにやってきました。




なんと今回は360名と過去最多の参加者数での開催となり、岡山、香川、高知、広島や鳥取など遠くの地域からの参加者も目立ちました。



超満員の会場

会の開始は、藤田先生の講演から始まりました。

がんプロ企画5年目を迎え、この5年間の歩みや、またこれからのがん医療、がん看護の展望についてお話していただきました。

お話を伺って、チーム医療の中で今後看護がどのような役割を担っていかなければならないのか、また今よりもさらにいい看護ケアを提供していくためには私たちはどのようなことを学んでいかなくてはいけないのか、ということについて考えることができたように思います。


また、「がん看護専門看護師のエキスパートネス」の講演では、アストラルのメンバー、北添さんが講師として「がん患者の嘔気・嘔吐の緩和における高度な看護実践」について講演されました!



嘔気・嘔吐は治療期でも終末期でも、よく臨床で遭遇し、またケアに悩む症状の一つでもあります。機序やアセスメントの視点、また実際のケア技術についてもお話していただき、新たな知識、また目から鱗なOCNSさんの技を事例を通して教えていただきました。


・・・熱心に聞き入る会場の様子・・・


また、兵庫県立がんセンターの伊藤由美子OCNSより「癌患者の疼痛緩和における高度な看護実践」のご講演が、



愛媛県立中央病院の武田千津OCNSより「がん患者のうつ状態の緩和における高度な看護実践」のご講演がありました。



また、講演後の質疑応答では、よりよいベッドサイドケアを明日から提供していくために、自分が今困っていること、悩んでいることについても会場から多く寄せられ、明日から実践できる知識・技術を教えていただけたように思います。



緻密に計算された実践をしているOCNSの方々の頭の中を少し見せていただくことができ、症状緩和の考え方やケアの方略など、多くのことを学べました。

講師の先生方、本当に素敵なご講演をありがとうございました!
 





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