高知県立大学がん看護学領域修了生の会:アストラル

高知県立大学大学院がん看護学領域修了生のネットワーク作りと情報交換の場

第5回 アストラルの会学習会が開催されました

2014-01-27 | アストラル学習会


アストラルの皆様、こんにちは。
高知は寒い日が続いています…。


現在、看護学部4回生は国家試験にむけてラストスパート!で、毎日一生懸命頑張っています!



祈・合格 頑張れ4回生




さて、1月24日 第5回 アストラルの会が開催されました
毎年、1月の学習会は、メンバーから現在の自身の活動の成果と課題について報告を発表しています。
今年度のプレゼンターは、認定後2年目の門田麻里OCNS(12期生)と萱原沙織OCNS(13期生)、認定後3年目の竹田日記OCNS(12期生)です。

   

門田麻里OCNSより[看護外来の活動について]、萱原沙織OCNSより[病棟での活動について]、
竹田日記OCNSより[多目的室の活動について]、それぞれ発表がありました


日々OCNSとして努力し、成果に繋げようとしていることが伝わってくる発表でした!
また1年間の活動報告とともに、現在の自分の課題や悩んでいることなどの発表もありました。
先輩方からアドバイスをいただきながら、OCNSとしての看護実践や、
どのように多職種・同職種と協働し、いいケアに繋げていくのか…ということを話し合うことができました。


  


また、今回は、来年度のアストラルの企画についても参加者全員で話し合われました。
平成26年度は新たに4名のメンバーが加わります!アストラルのメンバーの力を縦に横に広げて、また絆を強めていきながらアストラルの会をますます発展させていきましょう



さて、今回は不在だった藤田先生からのメッセージです

アストラルの皆様、こんにちは。
修了生がそれぞれの場で一歩一歩実績を重ねていることがわかって嬉しく思っています。
今年は午年です。それぞれが自分に人参をぶら下げて前進してくださいね。
私は、1か月に1本くらいは人参が食べたいです。皆様はいかがでしょうか。
アストラルの皆様の手が、がん患者さんと家族のQOLに変化をもたらすことができるようにと願っています。


[水やり中の藤田先生]


感染症が流行っております!豪華客船にはまだ乗らないように
皆様、くれぐれもお気をつけてくださいね




鬼はそと福はうち

第4回 アストラルの会が開催されました

2013-12-12 | アストラル学習会

11月22日 第4回 アストラルの会が開催されました。


テーマは「がん患者の妊孕性」。
今回は、岐阜大学医学部附属病院 成育医療・女性科 准教授の古井辰郎先生をお招きし、
修了生、在学生が一緒にがん患者の妊孕性について学びました。

高知県立大学HPに記事がアップされていますので、こちらをご覧下さい!

http://www.u-kochi.ac.jp/topics/1312-03.htm

次回アストラルの会は1月24日(金)です。
寒い日が続いていますが、みなさまくれぐれもご自愛ください。

もうすぐクリスマスですね・・・

素敵なクリスマスをお過ごしください

第4回APNセミナーが開催されました

2013-07-09 | アストラル学習会
7月1日(月)第4回 APNセミナーが開催されました。


第4回は、高知医療センタ-のがん看護専門看護師 池田久乃さんにお越し頂きました。
池田OCNSさんは、外来化学療法室を中心に活動されています。

今回は「高度な看護実践:がん化学療法におけるがん看護専門看護師の活動」そして「専門看護師の活動の実際:教育機能の事例」について講義をしていただきました。



参加した院生より感想が届いています~

「私は今まで、CNSの教育機能を、新人教育や、実地指導者(プリセプター)教育、ラダー教育をどう充実させるべきかという視点で考えてきました。しかし、今回の講義を聞き、CNSのすべての機能に教育的視点が含まれていることに気づかされました。また、教育といっても、看護観を育てる教育や、手技、技術を育てる教育などさまざまな種類があり、その方法も多様であることを学びました。今回の学びを活かし、何を誰に何の目的で教育するのかを十分考慮し、教育の方法を検討できる能力を今からまた深めていきたいと思います。」

池田OCNS様も後期の実践演習、また講義等でもお世話になります。
これからも、ご指導よろしくお願い致します


第2回 APNセミナー

2013-06-15 | アストラル学習会
6月14日(金)第2回APNセミナー


第2回は、7期終了生の北添可奈子OCNSから、「専門看護師の活動の実際:コーディネーションの事例」「緩和ケアチームにおけるがん看護専門看護師の活動の実際」について、ご講義いただきました。

   


受講した学生から、声が届いています。

『調整と一言で言っても本当にさまざまな調整機能があることを学びました。調整機能と倫理調整の違いが理解しにくかったのですが、今回事例での振り返りやその中のディスカッションでその違いが整理できたように思います。また、調整をするときには、情報や、社会資源の広い視野、新たな視点が必要になることを学びました。』『物的社会資源を調整する場合も、調整するのはやはり人になるので、人的社会資源では病棟スタッフや、看護助手、もちろん医者や、他職種などと円滑に連携がとれるように、普段から良好な人間関係を築いておく必要があると感じました。また、院外の資源の開発も必要になってくる事を学び、CNSの役割の一つである調整を実際私が行うためには、広い視野とコミュニケーション能力が必要であることを学びました。今後の大学院の生活で、「広い視野」と「コミュニケーション能力」について、具体的に掘り下げて学んでいこうと思います。』

北添OCNSには、実習で実際にご指導いただきます。
どうぞよろしくお願い致します。

APNセミナーが始まりました

2013-06-08 | アストラル学習会
APNセミナーが始まりました


今年度もAPNセミナーが始まりました。
 OCNSとして活躍されている7名の修了生を講師としてお迎えし、後輩へOCNSの活動の実際や役割機能についてご講義いただきます。毎年、受講した学生さんより、CNSの活動の実際や役割機能について理解が深まった、自分自身もこうなりたいと思った…と、自分自身の目指す高度実践看護師像や、今後自分の進む道程に多くの示唆をもらえた…という意見が寄せられています。


平成25年度第1回は、12期修了生の三本芳さんに「大学院までの学びと認定までのプロセス」「一般病棟におけるがん看護専門看護師の活動の実際」についてご講義いただきました。


   


出席した院生さんから、感想が届いています。
「今、私が学んでいる理論や分析方法が、どのように臨床で活用できるのか想像できない毎日でした。そのような中で、先輩の実践活動を聴き、現在の学習が将来の自分にどう繋がっていくのか方向性が見え、そしてどう繋げていくかは自分次第であると学びました。
スタッフへの支援に関しては、個人が持つ強みや弱みを分析し個人に合わせた役割を調整することで、スタッフのモチベーションの維持向上に繋がるということが理解できたように思います。そうした援助ができるようになるためには、まずは自分を知ること、自己の強みと弱みをよく理解しておくことが重要であると学びました。」


三本OCNSも、同じように大学院時代にこのセミナーを受けた一人です。
今日ここに座って三本OCNSの話を聞いていた院生さんも、数年後にはきっとCNSとして、後輩に話をしていることでしょう…

平成25年度 第1回アストラルが開催されました

2013-06-03 | アストラル学習会
第1回アストラルが開催されました。
梅雨に入り、高知はじんわり暑さを実感する日が続いています。
アストラルの皆様いかがお過ごしですか?

さて、5月24日に、平成25年度 第1回アストラルの会が開催されました。
今回は、四国がんセンターから金子景香先生から「遺伝性腫瘍」についてワークショップを取り入れた形式での学習会でした。

【金子景香先生】

今回は前年度の学習会に続き、遺伝性がんのスクリーニングの基礎を学び、実践にどのように繋げていくのか…というところまでを考えました。


  


女優のアンジェリーナジョリーさんの「乳がん予防のための乳房切除」が話題となって、最近は遺伝性乳がんに関する記事や報道も増えてきています。

日本では、まだまだ現在の医療現場では、「遺伝性がん」について十分に知識をもってケアをしている実践家は少ない現状です。
遺伝カウンセラーがいない病院が多い中、家族性腫瘍についての可能性を患者さんに与える機会を作り、患者さん自身が自分で選択して
家族性腫瘍についての情報を入手できるよう支援していくことは、今後のがん看護の課題の1つかもしれません。

「がん家系」という言葉もよく聞きますが、遺伝性とは限らないことも多く、逆に本人が全く気にしてなくても遺伝性を考えなくてはいけない場合もあります。
臨床現場にいる看護師が遺伝性が疑われる方、高リスク家系の患者さんを拾い上げしていく力もこれからは必要になってくるのではないでしょうか。


 


高知県は、遺伝カウンセラーのいる病院はまだ少ないですが、だからこそ専門看護師にできることは何かを考えていかなくてはいけないことを感じました。
昨年に続き2回目の遺伝性腫瘍の勉強会、それぞれに深い学びを得ることができました。
 次回アストラルは7月26日(金)18:30~です。



 梅雨があけると、猛暑が予想されますがみなさんお身体には気をつけてくださいね



  あ~した天気にな~あれ

第4回 アストラルの会が開催されました!

2012-11-19 | アストラル学習会
      


第4回アストラルの会が開催されました!

11月9日(金)
第4回アストラルの会では、西神戸医療センター がん看護専門看護師の御園和美さんをお招きして、がん看護専門外来の立ち上げと活動について講義していただきました。

  
     【御園和美OCNS】                     【学習会の様子】

  

御園さんは2008年11月にがん看護外来を開設し、現在月に2回、専門外来で活動されてます。外来の現状について丁寧な情報収集と分析を進めて
患者の利益を追求し、目標を描き方略をたてて病院スタッフと一緒に考え、実現していくプロセスは、まるで一つの物語を読んでいるような、そんな感覚にさえなりました。

また、結果をだすことにこだわる姿勢や、ぶれない信念の強さなど、プロフェッショナルとしての意識の高さにはっと気づかされることもたくさんありました。うまくいっていることには、誰かの創造的なアイディアや、並々ならぬ努力があるということを改めて実感した講義でした。


【司会の平田OCNS(9期修了生)】


御園さんは、神戸→高知の交通事情もあり、なんと8時間もかけて高知にお越し下さいました・・・。御園さん、遠い所を本当にありがとうございました!
高知の美味、美しい景色ご案内したいところがたくさんあります
次は是非、ゆっくり高知に起こし下さい
心よりお待ちしています



第3回アストラル学習会が開催されました

2012-08-02 | アストラル学習会
7.14 第3回 アストラルが開催されました


アストラルのみなさまこんにちは!
高知もよさこい祭りが近くなり、街は熱気に溢れています。

   

土佐観光写真集 よさこいネット





さて、街が熱気溢れる中、先日第3回アストラルが開催されました。
昨年に続き、がん看護学会SIG-CNS分科会と合同で開催され、県外からたくさんのOCNS様にもご参加いただきました。

今回は「認定更新前のCNSの役割開発」をテーマに、昨年CNS認定更新した三重大学医学部附属病院
の中村喜美子様を講師にお迎えしてご講義をいただきました。


   
【講師の中村喜美子OCNS 様】           【司会の近藤恵子OCNS(8期生)と豊田邦江OCNS(1期生)】 





【合計32名の方が参加しました】

  
【留学生の楊さんも参加しました】         【院生さんも真剣に話を聞いています】


OCNSとして活動を始めた当初に感じていた壁や課題、また葛藤に対して、どのように乗り越え、取り組んでいったのかということを具体的な事例や出来事の分析を通してご教授いただきました。
役割を開発していく上では並々ならぬ努力と精神力が必要だと感じた方も多かったのではないでしょうか。さらに、中村さまのお話の中では、OCNSとしての高度な知識や看護の展開だけでなく、周囲の人への感謝の気持ちや、役割に誠実に取り組む姿勢、また新しいことにチャレンジする勇気など、改めてはっと気づかされることも多くありました。


 
【全国で活躍されているOCNSの方々】        【活発な質疑応答】


そして、自施設、そして自施設から三重県へ、三重県から全国へ、徐々に活躍の場を広げていかれる行動力・発想力には本当に感動でした。三重県ではCNSとCNのネットワークを構築し、県内での横のつながりを大切にしながら県内のがん看護のレベルアップに向けて取り組んでいるそうです。看護を、そして人と人をつなげていきながらがん看護の質向上に取り組まれている姿勢に、私達もとても刺激をうけた3時間でした。

中村様、本当に素敵なご講義ありがとうございました。
また、ぜひ高知にお越し下さい!!



                               


平成24年度 第一回 アストラル学習会が開催されました!

2012-05-11 | アストラル学習会
2012年 第一回アストラルが開催されました!
 

アストラルの皆様こんにちは!
初のブログアップが5月になってしまいました。
平成24年度もあっという間にどんどん過ぎています・・・。


先日の皆既日食はみれましたか?
大学でも何人かの学生さんや教員が早起きをして見に来ていました。
最初は藤田先生のお部屋の前の窓からきれいに見えていたのですが、残念ながらすぐに厚い雲に覆われてしまいました・・。



さてさて5月11日、平成24年度 第1回アストラルが開催されました。



講師に四国がんセンターで認定遺伝カウンセラーとして活躍されている増田春菜先生をお迎えして、遺伝性腫瘍患者・家族への遺伝カウンセリングについて、ご講義いただきました。



13名の修了生と教員が参加しました





司会の宮脇OCNS(左)と北添OCNS(右)

現在社会的コンセンサスを得られている基準やエビデンスについての専門的な知識だけではなく、新たな知見や現在の遺伝子検査についても丁寧にご教授いただき、多くの新たな知識を学ぶことができました。

また、事例を通じて遺伝性腫瘍の診療の流れ、また診療の実際、情報提供と話合いの実際などを紹介していただくことで、看護の立場からのアセスメントやケアについて、修了生それぞれ考えることができました。

日本では、まだ遺伝性のがんについての知識もまだまだ医療者に浸透しておらず、倫理的な問題も含まれていることから、「難しい」「わからない」と苦手意識をもっている看護師さん方も多いと思います。しかし、患者さんの傍に一番長くいる看護師がスクリーニングできる力をもつ必要があること、そして看護ができることをもっともっと考えていく必要があることを実感しました。

増田先生、大変貴重なご講義をありがとうございました!!


                                        
次回アストラルは7月14日
中村喜美子OCNS様を講師にお迎えして日本がん看護学会SIG-CNS分野と合同での学習会を企画しております。
夜には懇親会も予定しております☆





ではまた7月に!!