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高知県立大学がん看護学領域修了生の会:アストラル

高知県立大学大学院がん看護学領域修了生のネットワーク作りと情報交換の場

日本がん看護学会SIG-CNS分野分科会とアストラルの会 合同学習会が開催されました

2013-10-05 | 勉強会参加報告
日本がん看護学会SIG-CNS分野分科会とアストラルの会 合同学習会が開催されました

10月に入り、南国土佐にも秋が訪れました


大学では、後期授業が開始となり、池キャンパスは毎日学生さんの声で賑わっています。


 
【すがすがしい高知の秋空!】


さて、9月28日 日本がん看護学会SIG-CNS分野分科会とアストラルの会 合同学習会が開催されました。


記事が大学HPにアップされていますので、是非こちらもご覧下さい
http://www.u-kochi.ac.jp/topics/1310-03.html

次回アストラル学習会の予定
日時:11月22日18:30~
テーマ:がん患者の妊孕性について

また11月に皆様にお会いできることを楽しみにしています!


7月27日(土)第7回APNセミナーが開催されました

2013-08-01 | 勉強会参加報告
7月27日(土)第7回APNセミナーが開催されました


第7回は、高知赤十字病院 がん看護専門看護師 古郡夏子さんより「専門看護師の活動の実際:コンサルテーションの事例」、
また「がん相談支援センターでのがん看護専門看護師の活動の実際」についてご講義いただきました。



参加した学生さんより、感想が届いています!
「今回、相談支援センターの要件の中で、「相談支援に関し十分な経験を有するがん患者団体との連携協力体制への積極的な取り組み」について、
がん患者サロンの運営と実践を学ぶことができました。
がん患者サロンや患者会、家族会等の知識はあったものの、どのように立ち上げるのか、
運営方法、その広報活動等の経験がなかった為、今回の学びを、がん患者サロンや、患者会、家族会に関わるに活かしていきたいと思います。」



古郡OCNSさんは地域でも活動の場を広げており、これからも様々な場でご指導いただくと思います。どうぞよろしくお願いします!

7月17日(水)第6回APNセミナーが開催されました

2013-07-24 | 勉強会参加報告

7月17日(水)第6回APNセミナーが開催されました



第6回は、高知県立あき総合病院の竹田日記さんより
「高度な看護実践:多目的・外来におけるがん看護専門看護師の活動の実際」、「専門看護師の活動の実際:直接ケアの事例」についてご講義頂きました。



参加した学生さんより、感想が届いています。

「今回のセミナーでは、CNSとして自ら働く場を開拓していくことが必要であると学びました。
自分のしたいことを明確にし、組織のニーズも把握しつつ、効率的に活動していくことが大切である。
具体的な実践内容を聞く中で、周囲の状況を把握する能力や、広い視野で物事を捉える視点が必要だとわかりました。
そして把握したことに対し、根拠づけてケアができるような知識も重要となってくるということを学ぶことができました。
また私は病院の規模を重視しがちでしたが、自分のしたいことがはっきりしていれば、
組織の規模は関係ないということがわかったように思います。」

高知県中央(高知市内)には多くのCNSがいますが、高知県東部には、OCNSは三橋さん1人。
きっと、これからますます活躍の場を広げていかれると思います!




三橋OCNS、ありがとうございました!

7月9日(火)第5回APNセミナーが開催されました

2013-07-16 | 勉強会参加報告
7月9日(火)第5回APNセミナーが開催されました


【高知も暑い日が続いています】

第5回は、仁生会細木病院 がん看護専門看護師 豊田邦江さんにご講義いただきました。
現在豊田OCNSさんは、細木病院の副看護部長であり、看護管理者としてもご活躍されています。
今年度は、「高度な看護実践:緩和ケアにおけるがん看護専門看護師の活動」そして
「専門看護師の活動の実際 役割機能:研究機能の事例」についてお話いただきました。


受講した学生さんより、声が届いています。




「豊田さんの講義を聞かせていただき、臨床で働くCNSとして活動されている場が、とても広いことに驚かされました。
それは、医療、看護の分野のみではなく、福祉分野などさまざまなものでした。私達は今後、CNSとして活躍する場を拡大していかなければなりません。
そうした時に、病院の機能や地域性、患者のニーズを見極め、どの分野にどのようなニーズがあり、そのニーズに対してCNSとして、
どの視点からアプローチしていくのかが非常に重要になってくると感じます。残りの院生生活でそれを見極める力をつけていきたいと思います。」

豊田OCNSさんは、専門看護師が日本にまだ数人だった時代から、パイオニアとして活動をされてきました。
いずれは豊田OCNSさんのように活躍できる日を夢見て頑張ります!



看護学研究科 がん看護学領域特別講義が開催されました

2013-07-05 | 勉強会参加報告

看護学研究科 がん看護学領域特別講義が開催されました。

アストラルの皆様こんにちは。
高知では、梅雨があけ、本格的な夏到来となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、毎年恒例になりました、看護学研究科がん看護学領域特別講義が今年も開催されました。

今年度は、九州厚生年金病院の近藤恵子OCNS(8期修了生)を講師にお迎えしました。
CNS申請までの課程や、近藤OCNSがどのように役割を開発してきたのか、また現在の実際の活動などを具体的にお教えいただきました。

受講した院生より感想が届いています~
「今回のセミナーを受講して、病院のフリーポジションの難しさを感じました。今まではフリーポジションはCNSとして機能を果たしやすいのではないかと考えていました。しかし、効果的に機能を果たすためは、病院の組織のどこに所属し、どこと連携していく必要があるのか等、まずは組織内でフリーポジションとしての立場を明確にする必要があることを学びました。」

  

近藤OCNSは昨年度日本がん看護学会のSIG(特別関心活動グループ:日本がん看護学会の組織内グループとして設置された活動グループ)の代表をつとめておられました。
活躍している先輩の後ろ姿をみて、私たちも頑張ります!

☆高知県立大学HPの方にも記事をupしています
http://www.u-kochi.ac.jp/topics/1307-02.htm



夏ばて注意!

NPO高知県緩和ケア協会研究発表会が開催されました

2013-05-19 | 勉強会参加報告
5月19日 NPO高知県緩和ケア協会 「研究発表会」「豊かないのち講演会」が開催されました。

第12回 NPO高知緩和ケア協会研究発表会
高知緩和ケア協会研究会は今年度で12年目を迎え、9施設の病院から10題の研究が発表されました。
それぞれの施設での課題や取り組み、難しかった事例などの分析・報告がありました。
長い時間をかけて取り組んだ研究からは「もっといいケアをしたい!」という医療者の思いを強く感じとることができました。


  
   【早瀬仁美さん(8期生】             【古郡夏子さん(3期生)】

   
【三橋日記さん(12期生)】                   【第2群座長 北添可奈子さん(6期生)】
   
【たくさんの修了生・在学生が参加しました】

会の最後は藤田先生の講評がありました。


研究成果を現場に返し、また来年度の発表に繋げてほしいと藤田先生より熱いメッセージをいただきました。来年度もまた、よろしくお願いします!
力のこもった発表の数々にたくさんの刺激を受けた一日でした。
本当に皆様お疲れ様でした。


第18回 豊かないのち講演会
さて、午後からは田村先生の講演「奇跡のホスピス」がありました。
   
                           【座長 豊田邦江OCNS(1期生)】

   
【満員御礼のRKCホール】              【講演中の田村恵子さん】

講演の中ではたくさんの患者さんの言葉が紹介されました。
生きるということ、そして死ぬということを患者さんの言葉、そして田村さんのお話を通じてじっくりと、そして深く深く考えることができたように思います。患者さんお一人お一人と真摯に向き合いながら力を引き出す田村さんのお話には、テーマの通り様々な奇跡がたくさん詰まっていました。

まるで映画を見ているのようなお話に魅了された、あっという間の90分。
お話を聞いて癒やされた、元気がでた、やる気になった…そんな声を会場のあちこちで耳にします。

田村さん、素敵なご講演、本当にありがとうございました。
また、是非高知にお越し下さい!





平成24年度 修士論文発表会

2013-03-09 | 勉強会参加報告

修士論文発表会が開催されました 



3月9日(土) 修士論文発表会は晴れでした。
4月からアストラルの新メンバーになる、がん看護学領域の4名の大学院生はトップバッターでの発表でした。


  岡田明子さん                        渡邊 美奈さん
           【壮年期がん患者の役割移行】               【造血器腫瘍患者のギアチェンジを支える看護師の構え】


       野口久美子さん                  
【外来化学療法を受ける進行がん患者へのケアリング行動】

田上知恵美さん  
【家族員が認識する終末期がん患者と家族員の連帯感】



1年以上かけて取り組まれた修士論文…皆さん、堂々とした素敵な発表でした.



【がん看護学領域の教員と一緒に】

4月からは、4名それぞれの場所でCNS資格認定を目指して頑張っていきます。
これからますます輝きますように…。

みなさん本当にお疲れ様でした!




第27回日本がん看護学会学術集会に参加しました

2013-02-18 | 勉強会参加報告

2月16日・17日に金沢で開催された日本がん看護学会学術集会に参加しました。
金沢は雪!南国生まれ・南国育ちで雪になれていないため、道を歩くのもドキドキです…。

  


学会ではアストラルの会のメンバーも多くの方が研究発表をされており、日本全国で活躍している修了生の活動や研究を拝聴する機会にもなりました。


大学からは、藤田佐和先生の科研の研究成果の一部が発表されています。
  
   
   【ポスターの前で】                   【発表中の藤田先生】

1日目夜は、毎年恒例の交流会が開催されました。
本年度、修了生から新たに4名のがん看護専門看護師が誕生しました。
同級生とお互いの近況を伝え合ったり、頼もしい先輩たちに様々な相談をしたり、時間を忘れて談笑します。美味しいお料理が次々とやってきて、もちろんお酒も進みます…。


     
【M1の皆さんはお揃いのTシャツを着こなして、お酒や料理の注文、場の司会をしてテキパキと動いていらっしゃいました。】

看護学研究科がん看護学領域の修了生は今年、4名の修了生を含めて39名になります。
これからも、縦と横のつながりと絆を大切に、アストラルとしても発展していきたいと思いますので、皆様のますますのご支援をよろしくお願いします!!

次回、新潟県での第28回 がん看護学会でまたお会いしましょう!



 
  春が待ち遠しいですね…

第5回 アストラル学習会が開催されました。

2013-01-25 | 勉強会参加報告


1月26日(金)18:30~
高知はとても寒い一日…

第5回アストラルが開催されました。
今回は、「組織整備に関わるOCNSの役割(がん診療連携拠点病院の整備に焦点を当てて)」がテーマです。
アストラルのメンバ-から現在の自身の活動の成果と課題について報告があり、さらに全体ディスカッションを通して、OCNSに必要な組織整備の視点や役割について検討しました。

プレゼンテーターとして、3名のアストラルメンバーから、活動報告がありました。

古郡夏子OCNSより、【がんサロン】の活動について

近藤恵子OCNSより、【がんサポート外来 】の活動について

三橋日記OCNSより、【多目的室における、がん化学療法患者のケア】について

プレゼンターの活動報告の中では、今後の活動のビジョンなどについても言及されました。


また、制度や診療報酬も変わっていく中で、よりがん患者さんが安心して療養していくことができるように、自分の所属している施設の中でOCNSとして何ができるか、どのようなことに貢献できるのか、ということについて、参加者で施設間を越えたディスカッションすることもできました。

【ディスカッションの様子】


会終了後は、久しぶりに会った先輩・後輩との話は尽きません。
地域の銘菓をいただきながら、インフォーマルなディスカッション(雑談)も、しばらく続きました…。

今年度もアストラルの会は、素晴らしい講師の先生をたくさんお迎えすることができ、学びの多い充実した学習会を開催することができました。学習会で学んだことを日々の実践や教育に生かしていきたいと思います!
平成25年度も、よろしくお願いします!




10/12 嶋中ますみ先生の特別講義がありました

2012-10-22 | 勉強会参加報告
嶋中ますみOCNS様が高知県立大に来られました。

ご無沙汰の更新になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
高知は、すっかり寒くなってきました
冬を間近に感じます。

先日、二重の虹が大学から見えました。(3階東のベランダより 藤田先生の息抜きタイム)
秋空に映え、すばらしい景色でした


(10/19撮影     2つ虹が出ています!)



さて、10/12アストラルのメンバーである、嶋中ますみOCNSが、大学院特別講義のために来高されました




嶋中ますみ先生は、高知女子大学大学院の2期修了生であり、修了後から現在まで済生会横浜市南部病院でがん看護専門看護師として活躍されています
今回、嶋中先生が修了してから現在までの11年間、どのようにCNSとして活動してきたのか、またどのように役割を拡大・開発してきたのかについて大学院の学生さんや修了生にご講義いただきました。まだ専門看護師が臨床現場に認知されていない時代から、多くの障壁がありながらも試行錯誤を繰り返しながら、困難を乗り越え、前へ進んでいった今までの活動のお話には、多くの感動がありました。






また、講義の後、特別にがん看護学領域の大学院生や修了生のフリーディスカッションの時間を頂きました。
フリーディスカッションに参加した院生さん達より感想が届いています

「認定看護師と専門看護師との違いを示すにはということについての話をうかがいました。CNは実践力が強く、そこに対立するのではなくCNSの強みである問題の状況を背景やシステムを含めて目を向けて改善していくことで違いを示していくことが一つであるとのことでした。緩和ケアチームにしても、チームにかかれている患者は、まだ良いとして、必要性があるにもかかわらず、チームにかかれていない患者はどうなのだろうという視点をもち、なぜチームにかかれていないのか、スムーズにチームに繋ぐには何が必要であるのかというように見落としがちな部分に目を向けることができることがCNSの強みであり、CNSが行っていることを示す方法の一つであるということに気づくことができました。他の人が気づいていないところに気づき、どうすれば改善できるのか、現在ある資源を活用して改善できるのかといった視点を今から少しずつ養っていくことができればと感じました。」

「私は2回生になり、臨床の現場に戻る日が近づいていることもあり、自分が専門看護師としてどのように活動していったらよいのかと悩むことがあります。私の病院では、専門看護師はおらず、認定看護師が7名所属しています。臨床にもどった時には、認定看護師との協働が重要となります。専門看護師は、問題の背景には何があるのかを考えることができ、その問題の本質を見極め、システムを変えることができるという強みを私自身が理解し、認定看護師の専門領域での専門的な知識と技術での協力を得て、活動したきたいと考えます。
嶋中先生のお話を聞いて、専門看護師は、がん患者へより良いケアを提供できるように考えて、自分の施設だけではなく、地域の病院の看護師や訪問看護師などと連携して活動していくというように、専門看護師として地域を含めて視野を広く考えていく必要があることを学びました。」

「医師や認定看護師との協働、自分が行っている看護の可視化など、CNSとしての活動の中で直面する課題にどのように取り組むべきかについて経験を踏まえたご意見やご助言を頂くことができました。継続した活動を行い、少しずつ結果を積み上げていくことが大切であることを学びました。嶋中先生のお話を伺い、臨床での活動をイメージすることができたので、不安な気持ちが少し軽くなったように感じました」





嶋中先生は主に関東で活動されていたため、高知に来られるのは、修了式以来とのことでした。
また是非高知にお越しください!アストラル一同、お待ちしています

貴重なご講義、本当にありがとうございました!!