高知県立大学がん看護学領域修了生の会:アストラル

高知県立大学大学院がん看護学領域修了生のネットワーク作りと情報交換の場

平成23年度 第2回がんプロ養成コンソーシアム講演会が開催されました

2011-12-26 | 勉強会参加報告
12月18日(日)、岡山コンベンションセンターで第2回がんプロがん看護専門看護師養成コースWG講演会が開催されました。

  


今回も中四国全域より160人にご参加いただき、盛会となりました。

今回は、アストラルのメンバーである平田佳子さん(9期修了生)、近藤恵子さん(8期修了生)がシンポジストとしてご講演されました。

  

[平田佳子OCNS:複雑で対応困難ながん患者への高度な看護実践を目指して]
平田OCNS様には、大学院に進学する前の看護実践、大学院での学び、現在の専門看護師としての看護実践についてお話していただき、事例を通して大学院での学びと修了後の実践の積み重ねによって実現した対応困難な患者への看護実践や振り返りを通してCNS認定後獲得してきた能力についてご講演いただきました。患者の希望を支え、ケアに悩むスタッフを支え、短時間で効果的に介入していく卓越した看護実践から、新たな視点やケアを提供していくためのヒントをいただいた方も多かったのではないでしょうか。

  

[近藤恵子OCNS:チーム医療の中で高度ながん看護実践をめざした取り組み]
近藤OCNS様には、医療チームとコラボレートしながら活動してきた実践における看護の役割機能や強み、また実践を通じて自分自身がどのように成長してきたかという点についてご講演していただきました。近藤さんのお話の中で多くのスペシャリストがいる医療現場でいかに「看護」の専門性を発揮し、患者さんへの質の高い看護を提供していくためには多職種とどのように協働していけばいいかについて深く考えることができたように思います。


  

また、今回の講演会では、横浜市立市民病院の小迫冨美恵OCNS様、倉敷中央病院の黒瀬看護部長様からもCNSと管理者の協働の視点からご講演がありました。4名のシンポジストの方々のご講演から、質の高いがん看護を展開していくための可能性や方向性、夢をいただいたように思います。


  

平成19年度からスタートしたがんプロは、今年で5年目を迎え、今回の講演会で最終回となります。
講演会の最後に高知県立大の藤田先生、岡山大学の秋元先生、徳島大学の雄西先生よりがん看護専門看護師養成コースの活動のまとめとCNS教育課程の展望についてお話がありました。



    


平成24年度からがんプロは新たなスタートをします。今後もがん看護の質の向上を目指して、アストラルの皆様にもご協力やご支援をいただきながら、様々な取り組みや催しを企画していきたいと考えておりますので、今後ともよろしくお願いします。

2011年もいよいよ残りわずかとなりました。
来年も皆様にとって素晴らしい年でありますように!!


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