高知県立大学がん看護学領域修了生の会:アストラル

高知県立大学大学院がん看護学領域修了生のネットワーク作りと情報交換の場

NPO高知県緩和ケア協会研究発表会が開催されました

2013-05-19 | 勉強会参加報告
5月19日 NPO高知県緩和ケア協会 「研究発表会」「豊かないのち講演会」が開催されました。

第12回 NPO高知緩和ケア協会研究発表会
高知緩和ケア協会研究会は今年度で12年目を迎え、9施設の病院から10題の研究が発表されました。
それぞれの施設での課題や取り組み、難しかった事例などの分析・報告がありました。
長い時間をかけて取り組んだ研究からは「もっといいケアをしたい!」という医療者の思いを強く感じとることができました。


  
   【早瀬仁美さん(8期生】             【古郡夏子さん(3期生)】

   
【三橋日記さん(12期生)】                   【第2群座長 北添可奈子さん(6期生)】
   
【たくさんの修了生・在学生が参加しました】

会の最後は藤田先生の講評がありました。


研究成果を現場に返し、また来年度の発表に繋げてほしいと藤田先生より熱いメッセージをいただきました。来年度もまた、よろしくお願いします!
力のこもった発表の数々にたくさんの刺激を受けた一日でした。
本当に皆様お疲れ様でした。


第18回 豊かないのち講演会
さて、午後からは田村先生の講演「奇跡のホスピス」がありました。
   
                           【座長 豊田邦江OCNS(1期生)】

   
【満員御礼のRKCホール】              【講演中の田村恵子さん】

講演の中ではたくさんの患者さんの言葉が紹介されました。
生きるということ、そして死ぬということを患者さんの言葉、そして田村さんのお話を通じてじっくりと、そして深く深く考えることができたように思います。患者さんお一人お一人と真摯に向き合いながら力を引き出す田村さんのお話には、テーマの通り様々な奇跡がたくさん詰まっていました。

まるで映画を見ているのようなお話に魅了された、あっという間の90分。
お話を聞いて癒やされた、元気がでた、やる気になった…そんな声を会場のあちこちで耳にします。

田村さん、素敵なご講演、本当にありがとうございました。
また、是非高知にお越し下さい!





田村恵子さんを囲むお茶会をしました

2013-05-18 | Weblog
5月18日(土)
週末は雨だという天気予報が外れ、嬉しいことに晴れ(やや曇り)です。

この日、アストラルメンバーとがん看護学領域在学生は、「豊かないのち」の講演会のため、来高されていた田村恵子さんにお会いし、お話を伺う機会をいただきました!
   

田村恵子さんは、皆様ご存じのプロフェッショナル~仕事の流儀~でも紹介された、我が国初のがん看護専門看護師さんです。


【初夏の牧野植物園でのひととき】


田村さんが看護をされるときに大切にされていることは何ですか?という在学生からの質問に、
「誠実であること、謙虚であること」と話されていました。すごく重みのある言葉だと思います。大切だとわかっていても忙しくなったり、自分に余裕がなくなると、よく置いてしまうことです…。
田村さんが話される言葉ひとつひとつはとても輝いていて、胸の中にすうっと届いていく感覚、そして背中を押してくれる感覚がありました。田村さんの温かさと優しさ、柔らかさに私達もたくさんの力を頂いた1時間でした。



田村さん、貴重なお時間を本当にありがとうございました。
今日の時間は、私達の一生の宝物にします。