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高知県立大学がん看護学領域修了生の会:アストラル

高知県立大学大学院がん看護学領域修了生のネットワーク作りと情報交換の場

2月4日・5日、高知で第31回日本がん看護学会学術集会が開催されました!!

2017-02-05 | Weblog
第31回日本がん看護学会学術集会は、「がん看護の跳躍する力-未知なる世界の探究-」をテーマに、
藤田佐和先生が学術集会長を務めました



会長講演では、少子超高齢社会を迎える日本において、がん看護が問われる課題を踏まえ、
看護の役割機能である教育の視点から、未知なる世界に向けて患者と家族の力、がん看護に携わる看護職の力、
がん看護の跳躍する力について講演が行われました

また、多くのアストラルメンバーは、ボランティアとして学会運営に協力しながらも、
日々のがん看護実践や取り組みについて研究発表を行いました。
      


          島田美鈴さん(博士後期)「初めてがんと診断されたがんサバイバーのゆらぎの成行き」
          廣川恵子さん(6期)「通院しながら生活するがん患者の調整力とその関連因子」
          平田佳子さん(9期)「がん患者指導管理料の算定を受けた患者の気がかりと看護師支援内容の考察」
          宮脇聡子さん(11期)「愛媛県での在宅緩和ケアを推進するための多職種向け教育プログラムの効果の検討」
          三本芳さん(12期)「耳鼻咽喉科外来における継続看護の報告(その1)~外来受診時に患者の抱えている苦痛~」
                        「耳鼻咽喉科外来における継続看護の報告(その2)~病棟看護師が外来で行う看護実践内容~」
          萱原沙織さん(13期)「A病院における看護師に対する緩和ケア研修会の成果」
          野口久美子さん(14期)「患者間の意見交換を主体とした膵がん教室の取り組みと今後の課題」
          塚本多恵子さん(17期)「若年造血細胞移植体験者の働くための調整」


そして、高知の修了生が協力して「がん中期研修」の成果と課題について、ポスター発表を行いました
          「高知県における中堅看護職員実務研修「がん中期研修」の成果と今後の課題-修了生へのサポートお組織での活用-」
          「高知県における中堅看護職員実務研修「がん中期研修」の成果と今後の課題-研修修了生の実践能力と意識の変化-」



また、古郡夏子さん(4期)、宮脇聡子さん(11期)、北添可奈子さん(6期)は、ナーシング・サイエンス・カフェで
中学生・高校生に看護の仕事とその魅力を伝えました

豊田邦江(1期)さん、池田久乃さん(3期)は特別企画の座長、上杉和美さん(2期)は教育セミナーの座長、
田代真理さん(4期)、高山良子さん(7期)、近藤恵子さん(8期)、平田佳子さん(9期)は口演の座長を務めました

渡邉美奈さん(14期)は、中外製薬株式会社の企業展示で、アロマ・インストラクターの資格をいかして、
「“香りの看護ケア”アロマセラピー活用法」をテーマに講演を行いました

第31回日本がん看護学会学術集会は、全国各地から3,500名もの方々に参加していただき、盛会のうちに終了することができました
アストラルメンバーが各所で力を発揮してくださり、修了生の力の大きさとありがたさを実感した2日間でした
感謝の気持ちでいっぱいです本当にありがとうございました



これからもアストラル(astral)の語源のように、修了生一人ひとりが一歩一歩着実に取り組むことや
修了生相互のネットワークが広がり深まることにより、がん看護が発展していくことを期待しています

修士論文発表会が開催されました!!

2015-03-10 | Weblog

3月7日(土)、修士論文発表会が行われました


4月からアストラルメンバーに仲間入りする、がん看護学領域の岩田尚子さん、田中圭さんも自身が取り組んできた研究成果を発表しました

 岩田尚子さん:在宅移行支援におけるがん患者と家族の意向のずれを調整する看護師の臨床判断-在宅移行支援に焦点を当てて-
 田中圭さん:食の再獲得が困難な食道がん患者の食べることへの援助




講義や実習と並行しながら全力で取り組んできた修士論文・・・
その集大成にふさわしい、質の高い内容の発表でした


発表後は、15期生の先輩方からの花束贈呈に続き、教員からもお祝いの花束が贈られました




2人は4月から臨床に戻り、CNS資格認定を目指して頑張っていきます
これからのますますのご活躍を楽しみにしています




本当にお疲れ様でした




博士課程修了を祝う会が開催されました。

2014-05-01 | Weblog
アストラルの皆様、こんにちは
春…新学期が始まったと思ったら、高知はもう夏の気配です。
新生活が始まった皆様、疲れが出てきやすい時期です!
体調にはくれぐれもお気をつけて…。

さて、高知では4月29日(晴れ)3月に博士課程を修了された大川宣容先生、大西ゆかり先生のお二人を祝う会が開催されました。
14名のアストラルの会のメンバーがお祝いに集まっています!



〈藤田佐和先生より乾杯とお祝いの挨拶〉


〈県外からも多くの方がお祝いにかけつけてくれました〉



夢をかなえる秘訣は、4つの「C」に集約される。それは、
「Curiosity – 好奇心」
「Confidence – 自信」
「Courage – 勇気」
そして
「Constancy – 継続」である。
藤田先生からお二人へのお祝いの言葉の中にあった、ウォルトディズニーの名言です。


お二人は、高知県立大学の教員として勤務しながら、また子育てをしながら、努力に努力を重ね、
博士課程を修了されました。
努力しつづける、頑張り続けることは本当に難しいです。
努力を「継続」され、博士課程を修了されたお二人の先生、本当におめでとうございます!!


   

〈大川宣容先生〉               〈大西ゆかり先生〉

博士課程修了の記念品として、お二人に珊瑚のブローチが贈られました。美しさにうっとり。
とてもお似合いですね♪

   

また私も頑張ろう!と参加者それぞれが思えるような、楽しいひと時を過ごすことができました。
来年もこのお祝い会で皆様にお会いできることを楽しみにしています。


次回のアストラル学習会の予定
日時:5月23日(金)18:30~
場所:高知県立大学看護学部棟C313
テーマ:がん患者の妊孕性について
講師:高畠医師(高知医療センター乳腺科医師)
事例提供:宮脇OCNS




アストラルの会交流会@新潟 2014

2014-02-11 | Weblog
アストラルの会交流会@新潟 2014  


日本がん看護学会夜は、毎年恒例の交流会でした
久しぶりの懐かしい顔、参加者は改心の笑顔です



博士課程修了生の島田美鈴さん(博士8期生)の挨拶で交流会がスタート!




豊田邦江さん(修士1期生)が乾杯の音頭をとってくれました


おいしい料理とお酒に舌鼓をうちながら、仕事の話、プライベートの話で盛りあがります


今年、見事CNS認定試験に合格した4名の皆様からもそれぞれ抱負と決意表明がありました。




認定更新された近藤恵子OCNS(8期生)からも一言いただきました


そして、博士論文を1月に提出された大西ゆかりさん(博士8期生)
みなさま本当におめでとうございます!
それぞれの場所で、みなさん頑張っています


世話人をつとめてくれたM1の岩田さんと田中さん。
企画や会の進行を頑張ってくれました!ありがとうございました

さて、今日のがん看護学会総会で、第31回日本がん看護学会学術集会大会長を藤田佐和先生がつとめられることの発表もありました!
3年後は、がん看護学会が高知で開催です。3年後にむけて、アストラルもますます盛りあがりそうですね♪

  


今年も楽しい夜を過ごすことができました
外は雪ですが、とても温かい気持ちでまた新たな一歩を踏み出す力をもらったように思います。

来年は神奈川で皆様にお会いできることを楽しみにしています

あけましておめでとうございます 2014

2014-01-07 | Weblog

2014
明けましておめでとうございます!




2014年も皆様にとって素敵な1年になりますように…




 次回アストラル学習会は1月24日(金)18:30~の予定です。

 がん看護学会1日目夜(2/8)は、毎年恒例の交流会の予定です。


たくさんのアストラルメンバーとお会いできることを楽しみにしています

2013年度 専門看護師認定審査・更新審査の合格発表

2013-12-16 | Weblog




がん看護学領域14期生岡田明子さん、田上知恵美さん、野口久美子さん、渡邉美奈さんの4名が第23回専門看護師認定審査に合格しました!そして、近藤恵子さん、原万里子さん、深田陽子さんの3名が5年目の更新審査に合格しました!

おめでとうございます!!!

今年度、修了生のがん看護専門看護師は27名となりました。
アストラルの会もますますパワーアップしていきますので、皆様どうぞよろしくお願いいたします!




さて2013年も今年も残りわずかとなりました…。
2014年度もアストラルを盛り上げていきましょう!

                                   


2014年もよろしくお願いいたします。

田村恵子さんを囲むお茶会をしました

2013-05-18 | Weblog
5月18日(土)
週末は雨だという天気予報が外れ、嬉しいことに晴れ(やや曇り)です。

この日、アストラルメンバーとがん看護学領域在学生は、「豊かないのち」の講演会のため、来高されていた田村恵子さんにお会いし、お話を伺う機会をいただきました!
   

田村恵子さんは、皆様ご存じのプロフェッショナル~仕事の流儀~でも紹介された、我が国初のがん看護専門看護師さんです。


【初夏の牧野植物園でのひととき】


田村さんが看護をされるときに大切にされていることは何ですか?という在学生からの質問に、
「誠実であること、謙虚であること」と話されていました。すごく重みのある言葉だと思います。大切だとわかっていても忙しくなったり、自分に余裕がなくなると、よく置いてしまうことです…。
田村さんが話される言葉ひとつひとつはとても輝いていて、胸の中にすうっと届いていく感覚、そして背中を押してくれる感覚がありました。田村さんの温かさと優しさ、柔らかさに私達もたくさんの力を頂いた1時間でした。



田村さん、貴重なお時間を本当にありがとうございました。
今日の時間は、私達の一生の宝物にします。



2012年 APNセミナーが開催されました☆

2012-08-06 | Weblog
2012年 APN(がん高度実践看護師)セミナーが開講されました!


アストラルの皆様、暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。
先日、とてもきれいな満月が大学から(藤田先生の部屋の前から)見えていました。



癒やされる美しさでした


さて、今年度も6名の講師の先生をお招きし、APNセミナーが開講されました。
実際に活躍されている先輩方に講義をしていただくことで、高度な判断と実践についてはもちろん、CNSをめざしていくために必要な様々な「覚悟」も学ぶことができる貴重な時間になっているとの声も聞かれています。

5/18 第1回 北添可奈子 OCNS(高知医療センター)
緩和ケアチームにおけるがん看護専門看護師の活動の実際




~参加した学生さんからの感想~
患者-家族間、多職種連携間におけるCNSの役割の重要性を改めて学びました。そして患者さんや家族の思いへ寄り添いながら、客観的な視点を持ち調整していくためには自分自身の価値観を分析することが重要であるという事や、専門職によって重要とする視点が違うためズレが生じる中で、その専門性が活かせるように調整するのがCNSの強みであるという事を改めて知るとともに、実際の現場での取り組みを聞き、先輩のように現場で実践できるように努力していきたいと思いました。


6/8 第2回 宮脇聡子 OCNS(四国がんセンター)
大学院での学びと認定プロセス


~参加した学生さんからの感想~
大学院での学びと認定までのプロセスは非常に身近に感じました。自分がこの2年間で何を学んでいくのか、どれだけの経験ができるのか少し具体的に考え、意欲が湧き、今後が楽しみになりました。また、活動の実際では、患者さんにとって病棟で過ごす期間は点でしかないことを改めて考えさせられ、外来での患者さんへの関わりの重要性や病棟と外来のつながりを考えるきっかけになり、新たな学びと気づきを得ることができました。

6/15 第3回 古郡夏子 OCNS(高知赤十字病院)
がん相談支援センターでのがん看護専門看護師の活動の実際


~参加した学生さんの感想~
事例を通して実際のコンサルテーションを学ぶことが出来ました。今回の事例に限らずCNSがコンサルテーションを行うことによって、本当の問題は何なのか、その背景を整理していくことで見えてくる問題が明確化されていくことが分かりました。患者さんや家族の方の気持ちを考慮することが出来るのは、一番身近な看護師であるから出来ることであり、CNSだからこそ知識を生かして介入できるのだと感じました。


7/13 第4回 豊田邦江OCNS(細木病院)
緩和ケア病棟におけるがん看護専門看護師の活動の実際



~参加した学生さんの感想~
緩和ケア病棟で大事にしていることが分かり、そこには素敵な看護があると感じました。そして一般病棟での緩和ケアでは何ができるのか、役割を考えていかなければならないと実感しました。看護研究では、組織的に研究に取り組まれていると感じ、スタッフが研究をやり遂げることができるように様々な工夫をされており、専門看護師として臨床の研究に携わる上での姿勢やスタッフへの教育の在り方、考え方を学びました。


7/20 第5回 池田久乃OCNS(高知医療センター)
がん化学療法看護におけるがん看護専門看護師の活動の実際



~参加した学生さんの感想~
講義を通して、CNSの教育活動において、いかに対象者を分析してそのニーズに沿した教育が行えるかが重要だということを学びました。患者教育では、患者さんが主体的に治療を行えるようパンフレットなどを活用し、患者さんのセルフマネジメント能力を支援している具体的な実践方法を教わり、自分自身がCNSとして患者教育活動をしていくイメージが膨らみました。看護師教育では、看護師一人ひとりがどうわかろうかとしているかを理解し、明日の自分の看護に一つ取り入れられるものをつかんでもらえるようにしているという事を教わり、自分自信そういう教育活動ができるように努力していきたいと思いました。



7/28 第6回 近藤恵子 OCNS(九州厚生年金病院)
フリーポジションで相談を受けるがん看護専門看護師の活動の実際


がん患者さんの背景や合併症など、患者さんの全体を見るためには、3Pや理論・概念に基づいて見ていくことが必要だと改めて感じた。そして、症状診断だけではなく今回の事例では、患者さん自身が症状マネージメント出来るようになったこと、CNSが患者さんの力を理解し関わり続けていたことがあったからではないかと思いました。今、大学院で学んでいる事すべてが発揮されていた講演を聞いて、先輩のような質の高い看護が提供できるよう研鑽していきたいと思いました。


特別編 弘末美佐先生【高知県立大学】
OCNSの倫理調整の実際


~参加した学生さんからの感想~
臨床には気づかれていない倫理的課題があり、そこに気づくことができる感受性が必要だということを学びました。実際の倫理調整の場面では、CNSは中立な立場でなくてはならず、そのためにはそれぞれの専門性、考えや思い、ケースの情報を把握することが重要だと思いました。CNSが倫理問題全てに介入するのではなく、スタッフの力も見極めて介入の方法を変えていくことも役割の一つだと学びました。倫理的意識を持ってケアを提供していくことは、患者のQOL向上につながると知り、倫理的意識を高める必要性を強く感じた講義でした。



このセミナーを通じてますます縦のつながり、そして横のつながりも深まっていることも実感します。
今、ここで感動しながら先輩の話を聞く院生の皆様も、数年後には感動を後輩に「伝える」立場になると思いますので、これからも頑張って下さいね!

そして、お忙しい中毎年ご講義をくださる講師のOCNSの先生方、本当にありがとうございました!!
また来年も、よろしくお願い致します。





頑張れニッポン!

アストラルの皆様、くれぐれも寝不足には気をつけて下さいね