書いてなかったかもしれないので一応断っておくが、『神殺し』のスキルは相手が神族でないと発動しない。
属性の塔の4聖獣・くらま墓地の地獄大王、プリ塔上階のアポロンなどにしか効かない。
当然『弐式』は神族ではないので、『神殺し』は使えない。
さて2聖獣を討伐したものの、一段格が上と言われる『白虎』と『朱雀』に挑戦する気にはまだなれなかった。
つまりLVをあげていかなければならないと言うことだ。
だがさすがにここまで来ると、そう簡単にはLVも上がってくれない。
塔の94階で連戦するのはまだきつい。
それ以下だと100戦しても7%しか上がらない。
ポーション+1(300回復)がなくなるまで91~94階で戦うしかない。
ただこの頃どうしても欲しいコスプレアイテムがあったので、Gを稼ぎに行くことにした。
もっとも稼げる場所は、風の塔の89階だ。
ここに出没するグリーンドラゴンはなんと250Gを落としてくれる。
すべてのモンスターの中で、最高の金持ちと言うわけだ。
3日こもれば、ドロップ品売却も含めて30万Gは稼げる。
と言うわけで、この日Gを稼ぎに風の塔へ昇った。
そこでついに来るべき時が来てしまった。
『弐式』との遭遇だ。
いつもの通り、私はゴルポヨ二十二歳(10万G所持)と犬4を連れ、『風の記憶』(風槌ゴーレムドロップ品のワープアイテムで、LV60から使用可能)で風の塔70階にワープした。
71階、72階と登っていき、大して意識することもなく75階で『探索』ボタンを押した。
すると画面の文字は・・・。
弐式が現れた!
『弐式』をモンスター図鑑で見るとこう書かれている。
―モンスター名:弐式・属性:無・経験値:15512・GOLD:1102・
レア度:激レア・説明:古代の機械帝国が作り上げた殺人マシーン―
(一番の金持ちモンスターはグリーンドラゴンではなかった)
それまで一度も遭遇したことがないので、もちろんグラフィックを拝むのも初めてだ。
全身黒の人型マシーンで、目の部分が黄色く光っている。
だがその瞬間は、グラフィックを確認している余裕なんかなかった。
スキルを一番強い『X斬り』に変えるのさえ忘れ、いつものエナスラのまま対戦してしまった。
そして奇跡が起こったのだ。
―続く―
属性の塔の4聖獣・くらま墓地の地獄大王、プリ塔上階のアポロンなどにしか効かない。
当然『弐式』は神族ではないので、『神殺し』は使えない。
さて2聖獣を討伐したものの、一段格が上と言われる『白虎』と『朱雀』に挑戦する気にはまだなれなかった。
つまりLVをあげていかなければならないと言うことだ。
だがさすがにここまで来ると、そう簡単にはLVも上がってくれない。
塔の94階で連戦するのはまだきつい。
それ以下だと100戦しても7%しか上がらない。
ポーション+1(300回復)がなくなるまで91~94階で戦うしかない。
ただこの頃どうしても欲しいコスプレアイテムがあったので、Gを稼ぎに行くことにした。
もっとも稼げる場所は、風の塔の89階だ。
ここに出没するグリーンドラゴンはなんと250Gを落としてくれる。
すべてのモンスターの中で、最高の金持ちと言うわけだ。
3日こもれば、ドロップ品売却も含めて30万Gは稼げる。
と言うわけで、この日Gを稼ぎに風の塔へ昇った。
そこでついに来るべき時が来てしまった。
『弐式』との遭遇だ。
いつもの通り、私はゴルポヨ二十二歳(10万G所持)と犬4を連れ、『風の記憶』(風槌ゴーレムドロップ品のワープアイテムで、LV60から使用可能)で風の塔70階にワープした。
71階、72階と登っていき、大して意識することもなく75階で『探索』ボタンを押した。
すると画面の文字は・・・。
弐式が現れた!
『弐式』をモンスター図鑑で見るとこう書かれている。
―モンスター名:弐式・属性:無・経験値:15512・GOLD:1102・
レア度:激レア・説明:古代の機械帝国が作り上げた殺人マシーン―
(一番の金持ちモンスターはグリーンドラゴンではなかった)
それまで一度も遭遇したことがないので、もちろんグラフィックを拝むのも初めてだ。
全身黒の人型マシーンで、目の部分が黄色く光っている。
だがその瞬間は、グラフィックを確認している余裕なんかなかった。
スキルを一番強い『X斬り』に変えるのさえ忘れ、いつものエナスラのまま対戦してしまった。
そして奇跡が起こったのだ。
―続く―