アメリカの映画ジャンルの中に、間違いなく存在する。
その歴史は長い。
ストーリーはお決まりで、アイディアも出尽くした。
それでもラブコメは、これからも作り続けられるだろう。
安定感抜群のストーリーを、どうやって退屈から助けだせばいいんだろう。
そこはやはり、役者のキャラクターに負うところが多い。
1.魅力的で生き生きと輝いている女。
2.彼女を魅力的に輝かせることが出来る男。
難しいのは「2」の方なんだと言う話は、ひとまず置いておこう。
幸せになるための27のドレス(27 DRESSES)
2006年 アメリカ
監督:アン・フレッチャー
出演:キャサリン・ハイグル、ジェームス・マースデン、マリン・アッカーマン
ジュディ・グリア、エドワード・バーンズ
TVドラマ『グレイズ・アナトミー』を観てる人には、お馴染みの『イジー』だ。
清楚な美人と言うイメージとは裏腹な、トレイラー育ち、下着モデルで学費を稼いで、外科インターンになった頑張り屋のイジー。
主役がただのオバサンに見えてしまうくらい可愛いイジー。
この映画は、おそらく次代のラブコメ女王にしたい彼女の為の映画だ。
地味で有能なキャリアウーマンの役作りはしてるものの、派手な妹よりやっぱりきれいに見えてしまう。
だから「結婚」に憧れながら縁がない、と言う設定が不自然に感じる。
もっと不器用なところを山ほど見せないと説得力がない。
だから映画の山場がラストではなく、題名にもなってる「27枚のドレス」(ブライドメイトのドレス)を、キャサリンがとっかえひっかえ着替える、ファッションショーのシーンになってしまう。
相手役があんまり芸達者でないせいもあるけど。
キャサリン・ハイグル(ジェイン)
人に頼みごとをされると嫌と言えないお人好し。趣味は人の結婚式に出ること。
いつか素敵な結婚を、と夢見ているが、憧れの人にも消極的。
ジェームス・マースデン(ケビン)
日曜版に結婚式の記事を書いている記者。実は皮肉屋で結婚懐疑主義者。
PNを使っているので、彼のファンであるジェインはその正体を知らない。
エドワード・バーンズ(ジョージ)
ジェインの上司兼憧れの人。ナチュラルライフとアウトドアを好む。
恐ろしいほど鈍感でジェインの気持ちに気付かない。
マリン・アッカーマン(テス)
ジェインの妹。標的を見つけると、彼に合わせるためのウソを平気でつく。
いわゆる「女性の敵」タイプ。ジェインの憧れの人が今回の標的。
これだけ書けば、おそらくストーリーは最後まで読めてしまうだろう。
そのとおりだ。
妹への仕返しの仕方にユーモアがないのが致命的。
いい子が一転して悪い子に、でも彼は彼女を見捨てない、的なことをやりたいのはわかるが、パーティー客と一緒に観客もひいてしまいそう…。
ここはやはり妹と、one on one でいかないと。
後は小ネタを楽しむしかない。
タクシーの運転手とのやり取り。
親友(ジュディ・グリア)とのやり取り。
こっちの方がメインストーリーよりずっと面白い。
その歴史は長い。
ストーリーはお決まりで、アイディアも出尽くした。
それでもラブコメは、これからも作り続けられるだろう。
安定感抜群のストーリーを、どうやって退屈から助けだせばいいんだろう。
そこはやはり、役者のキャラクターに負うところが多い。
1.魅力的で生き生きと輝いている女。
2.彼女を魅力的に輝かせることが出来る男。
難しいのは「2」の方なんだと言う話は、ひとまず置いておこう。
幸せになるための27のドレス(27 DRESSES)
2006年 アメリカ
監督:アン・フレッチャー
出演:キャサリン・ハイグル、ジェームス・マースデン、マリン・アッカーマン
ジュディ・グリア、エドワード・バーンズ
TVドラマ『グレイズ・アナトミー』を観てる人には、お馴染みの『イジー』だ。
清楚な美人と言うイメージとは裏腹な、トレイラー育ち、下着モデルで学費を稼いで、外科インターンになった頑張り屋のイジー。
主役がただのオバサンに見えてしまうくらい可愛いイジー。
この映画は、おそらく次代のラブコメ女王にしたい彼女の為の映画だ。
地味で有能なキャリアウーマンの役作りはしてるものの、派手な妹よりやっぱりきれいに見えてしまう。
だから「結婚」に憧れながら縁がない、と言う設定が不自然に感じる。
もっと不器用なところを山ほど見せないと説得力がない。
だから映画の山場がラストではなく、題名にもなってる「27枚のドレス」(ブライドメイトのドレス)を、キャサリンがとっかえひっかえ着替える、ファッションショーのシーンになってしまう。
相手役があんまり芸達者でないせいもあるけど。
キャサリン・ハイグル(ジェイン)
人に頼みごとをされると嫌と言えないお人好し。趣味は人の結婚式に出ること。
いつか素敵な結婚を、と夢見ているが、憧れの人にも消極的。
ジェームス・マースデン(ケビン)
日曜版に結婚式の記事を書いている記者。実は皮肉屋で結婚懐疑主義者。
PNを使っているので、彼のファンであるジェインはその正体を知らない。
エドワード・バーンズ(ジョージ)
ジェインの上司兼憧れの人。ナチュラルライフとアウトドアを好む。
恐ろしいほど鈍感でジェインの気持ちに気付かない。
マリン・アッカーマン(テス)
ジェインの妹。標的を見つけると、彼に合わせるためのウソを平気でつく。
いわゆる「女性の敵」タイプ。ジェインの憧れの人が今回の標的。
これだけ書けば、おそらくストーリーは最後まで読めてしまうだろう。
そのとおりだ。
妹への仕返しの仕方にユーモアがないのが致命的。
いい子が一転して悪い子に、でも彼は彼女を見捨てない、的なことをやりたいのはわかるが、パーティー客と一緒に観客もひいてしまいそう…。
ここはやはり妹と、one on one でいかないと。
後は小ネタを楽しむしかない。
タクシーの運転手とのやり取り。
親友(ジュディ・グリア)とのやり取り。
こっちの方がメインストーリーよりずっと面白い。