勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

覚書

2011-03-14 | 非日常のお喋り
まだ無事。
3.11
外にいた。

デジカメが壊れ、ちょっと時間があったので買い物に行った。
母も同行。
食事の後、無○良品の4階から1階に下り、花屋でスイトピーを選んでいた。


突然の激しい揺れ。
生花を入れたバケツが並んでいるエントランスに出る。
数人の客と一緒。

母の手が私の手をきつく握りしめている。
向かいのお客さんの一人が座り込んでしまい、連れの人が背中を撫ぜている。

道路向かいの6階建てくらいのビルが、ぐらんぐらんと横に揺れてる。
エントランスの天井、4本柱の具合を確認。
ここにいるのが一番安全と判断。

「大丈夫・大丈夫」
何度か口にしていたら、どうにか緊張もほぐれて来た。
頭の中は、この先どこに逃げようか、めまぐるしい。
市役所か。


ものすごく長く感じた時間。
ただ目の前の生花のバケツが倒れないのを頼りにしていた。

どうにか揺れが止まった。
体はまだ揺れてる。
母は船酔いのような状態。


もう落ち着こうと決めた。
オリエンタルリリーとスイトピーを買った。

さっきまでぐらんぐらん揺れていたビルの1階のauショップに入る。
母がとにかく座りたいと言ったからだ。
ついでにポイントでもらえる電池を送ってもらう手続き。


そこでしばらく休んでから、近くのデパートに入ろうとした。
夕食を買うためだ。
立ち入り禁止。
はぁ。。。

向かいのビッ○カ○ラの前は凄い行列。
バスターミナルがあるからだ。
帰ろうと思ったが、まだバスは動いてないみたいだ。


当初の目的を思い出し、ビッ○カ○ラに入った。
商品は細かいものも倒れてないので、恐る恐る買い物。
トイレが行列。

外に出た途端、目の前に目的のバス。
出発寸前。
母が追い付くまで待ってもらった。

普段の倍以上の時間はかかったが、無事帰宅。
エレベーターは当然停止。
母の為に低い階を選んでおいてよかった。


やっと家の中に入り、TVをつけた。
電気店である程度の情報は得ていたが、やはりショック。
ショックはまだ醒めることはない。
「祈る」
その言葉しか見つからない。


以上、ちっぽけな被害だけど、個人的には重大なので記録しておく。
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