昨日今日の変化

3連休に入り、2日目。
輪番停電も明日まで中止された。

そして、そして、
停電がなくなったとたん、母が元気を取り戻した。
引きかけていた風邪もよくなった。


日差しが降り注いだ土曜日、母はずっとソファに座っていた。
音楽を聴いたり本を読んだり。
きっと気持ちが参っていたのだろう。

明日も停電がなくなるように、無論暖房は切っている。
それでも温かかった。

私は(放射線気にせず）ベランダに出て、鉢植えの世話をしていた。
洗濯も思い切り外干し。
布団も干した。

夜になって、気持ちが楽になってるのを感じた。
満月も眺めた。
ふっと現実感が遠のく。


TVも極力見なかった。
ケータイの「ファンファン」って音に驚かされた時だけTVつけたけど。

現実はまだまだ厳しい。
普通の生活に戻るのは、避難所の方々を始め、当分無理だろう。
東電のプレスリリースとNHKのニュースサイトを見るのも辞められない。

しかもこんな時にドームでプロ野球とか、アホなことをいい始めるおじさんもいる。
５０００世帯分の電力？
汚い言葉を使いたくはないが、罰が当たればいいと思う。


厳しい現実の中、少しだけ休みがもらえた。
それだけで気が晴れ晴れする。

せめてこれから寒さが緩みますように。
危険な場所で作業する人たちが無事で報われますように。
みんなに笑顔が戻りますように。


しばらくは祈るだけの日々が続くのだろう。