勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

The show must go on

2006-07-21 | TVや舞台やスポーツのお喋り
新ドラマが始まる時期に、某店が半額レンタルしたものだから、ドラマは全部HDDへ。
今週になってからやっと、新ドラマの1回目・2回目辺りを見ている。
ちなみに、1回目だけで2回目は見ないものもある。

―結婚できない男―

これだけは裏の「リンカーン」をDVDに落とす為、生で見ていた。
正直「結婚できない男」の生態などには興味はない。
だが阿部ちゃんと塚本くんには興味があるので見てみたら、すっかりハマった。
そして【ケンちゃん】に心を掴まれた。

BGMを使わない、ゆったりとした空間に流れる絶妙な間。
メインキャラが全員自分の役割をよく心得ている心地よさ。
毎回お約束になっている繰り返しのギャグの安定感。
そして阿部ちゃんが結婚「しない」ではなく「できない」ことを納得させる無神経な発言の数々と、それを受ける女優陣の上手さ。

最後はこのうちの誰かと阿部ちゃんが結婚するというオチをHPに書いてしまうPの無神経さにも笑ってしまった。
誰と結婚するかなんてどうでもいいのだが。
結婚するのかしないのかが気になるのだが。
このP発言以外は、今のところ殆ど減点がないドラマだ。

―マイ★ボス・マイ★ヒーロー―

TOKIOが好きなので、長瀬くんのこのドラマも見逃せない。
しかもKAT-TUNの中では赤西くんの次に好きな聖くんも出てるし。
しかも長瀬くんがおバカなヤ○ザで、高校生に成りすますって設定だし。

期待に違わず、最初から最後まで大爆笑した。
もともと長瀬くんは演技のうまい俳優さんだが、この顔芸は芸術だ。
「マンハッタンラブストーリー」の松岡くんの顔芸と並び立つ。
視聴率は取れなくても、このふたりはいいドラマに当ってると思う。
(1部例外ーナースマン2とかムコ殿2とかーを除く)

「うぉ~~た~~!!!」
と叫ぶシーンは、本来なら感動的に持っていくだろうに、最後まで笑いを貫いてくれたことも評価。
針仕事が上手い舎弟と言う設定の聖くんも、経験豊富な人だけに上手い。
2話の市村さん・長瀬くん親子の食事シーン、黙っているだけで笑える。
これも合格点だ。

―下北サンデーズ―

堤監督のブログで知って以来、かなり期待していた。
ただキャストが上戸さんだけに頼ってる感じで、やや不安。
だがいざ蓋を開けてみると、その上戸さんがいい!
「アテンションプリーズ」は見る気にもならなかったが、全然違うのだ。
彼女はアイドルではなく、本物の女優さんなのかもしれない。

「わかる人だけわければいい」と言う小ネタは、相変わらず堤節。
良く見ていないと、見逃してしまうものもたくさんある。
眠眠亭のメニューなんか、ふたつくらいしか読めなかった。
お習字のシーンの「渚のハイカラ人情」(爆)

今日は2回目を生で見た。
千葉大の学生三谷クン(!)と野田クン(!)の「笑いの偏差値が低い」って。
いいのか?
上戸さんの「コマネチ!」「めちゃめちゃ陰気やねん」かわいい!

「梅が丘・豪徳寺・土曜の次はサンデーズ」
一緒に声を合わせていた私・・・。
黒子・上戸さんのベタな失敗に、声を上げて笑う。
もうすべてが好きとしか言いようがない。

堤監督のすべての作品が面白かったわけではない。
中には1回か2回で見なくなってしまったドラマもある。
だけどこれは当たり!!
多分そう思う人の数は、それほど多くはないと思う。
「TRICK」を期待した人は脱落すると思う。
でも私は面白いから、もうそれだけでいい。



視聴率が良くても悪くても、ドラマは続く。
どんなに評判が悪くても、作り続けるしかない。

たとえ何が起ころうとも、舞台に立った芸人は人を笑わせなければならない。
芸人の泣き顔を見たくてTVを観る人はいないのだ。
「いいとも」で普段と変わらなかった彼を、薄情だと思う人は思えばいい。
コントライブの幕はもうすぐ上がるのだ。

《The show must go on》
下北サンデーズの舞台上で、上戸さんがつぶやいた台詞を彼に捧げよう。
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする