勝手にお喋りーSanctuaryー

マニアックな趣味のお喋りを勝手につらつらと語っていますー聖域と言うより、隠れ家ー

B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -10-

2010-03-09 | B'zのお喋り
encore#02 イチブトゼンブ ballade version~イチブトゼンブ

 「すべて何かのイチブってことに 僕らは気づかない~」

最後の最後に、KOSHIの澄み切った声がドームに響いた。

まだタッキーがJr.だった頃から、山Pと仁くんのファンだったから、ドラマは見ていた。
かつての威光はなくなって久しい月9だが、それでも主題歌と聞いて嬉しかった。
ドラマは敵役の女の子の方がかわいかったので微妙だったが、毎週見ていた。
ドラマの中で使われてる時より、オープニングのバスケシーンのバックが好きだった。
最後の方は、balladeversionの方が多くて、ちょっと寂しかった。
イントロギターが大好きなんだけど。

山Pのドラマにふさわしい、若々しい歌だと思っていた。
すがすがしい歌だと思っていた。
2コーラス目が好きなんだけど、使われなくて残念だと思っていた。

balladeversionが終わって、大好きなイントロ。
フワフワフワフワ、って部分はひとりで思い切りノっていた。
1コーラス目、普通。
だけど2コーラス目で、この歌ってこんな歌?に変わってしまった。

 もしそれがきみのほんのイチブだとしても 何よりも確実にはっきり好きなところなんだ

出ました、KOSHIのエロ満開の股間握り。
そしてカメラ目線でニヤ。
「だよね~?」って感じ。
イチブって、そこでしたか、ああ、そうですか。
はいはい、そうですよ。

 ほんとに要るのは有無を言わせない 圧倒的な手触り

その手の動きは…。
圧倒的な手触りって、胸にある柔らかいアレをアレする時の感触か。
2コーラス目…ドラマで使われなくてよかった。

大ラスがこの歌と聞いた時は、あっさりしすぎかなと思っていたけど。
全般に笑いが多かったライブの締めくくりはこれでいいのかもしれない。
歌の途中で笑ったの、初めてだ。

稲葉浩志って、すっごく歌がうまくて、カッコいいけど、実はすっごくエロい人です~
なんてだれにも言えねぇぇぇぇ!!!!

あ、みんな知ってるか。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -9-

2010-03-09 | B'zのお喋り
やっと椅子に座れた。
まずペットボトルの中身で、喉を潤す。
野球の時は持ち込み禁止だが、今日は手荷物検査をあっさり通過した。

時々やってくるウエーブを待ちながら、ぼんやり考え事をしていた。
KOSHIの歌詞間違えはかなり有名だ。
GDでも、とんでもない間違いをしでかした。
だけど今日は完ぺきだ。
このままいくのかと思ってたら、long time no seeの時にそれがきた。

一緒に(自分に聞こえる程度に)歌っていたら、スクリーンのKOSHIの顔が変わった。
明らかに、頭の中が真っ白になっている顔だ。
ヤバいと思ってたら、私の意識も飛んだ。

気がついたら、KOSHIは普通に歌っていた。
あの瞬間、どうなったんだろう。
飛んだのか?
無事思い出したのか?
無事であったことを祈ろう。

ウエーブで時々立ちがりながら、私は妄想モードに入った。

ある秘密の研究所。
そこは、体の一部分だけ若返らせてくれるという噂の研究所だ。
死んでしまった毛根とか、機能していない内臓とかは戻らない。
老化したり、磨滅したり、弱ったりしている部分だけだ。
お金ならいくらかかったもかまいません、という二人。
TAKは左手の指を、KOSHIは声帯を新品同様にしてもらった。

と思ってしまうほど、この日の二人はすごかった。

拍手の音が大きくなってきた。
手を見ると、赤くなっていて、かなりざらざらしていて、痛かった。
痛くても構わない。
拍手してもしなくてもアンコールはあるだろう。
それでも礼儀ってもんだよね?それ。
全力を尽くしてくれてる彼らに対しての。

やがてステージが明るくなった。
TAKのギターがカナリーイエローに変わっている。
KOSHIは白黒のボーダーに赤のスカル、黒のボーンがプリントされたTシャツ。
あのTシャツ欲しい!

encore#01 愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない
 SG曲 1993年リリース。
 今日のセトリではTIMEの次に古い曲だ。
 別に思い入れはない。
 これだったらよかったのにと思う曲が何曲もあったが、不満は言わない。
 この列車を降りたくないからね。

 つないだ手なら離さない ふりしきる雨の中で ほこりまみれの絆も 輝き始める

ここは歌わせられると思って、予習は欠かさなかった。
大合唱が終わった後のKOSHIの笑顔を見てたら、この歌でもいいかと思った。

MC-
 今日はみなさんからたくさんのパワーと笑顔を頂きました…

いつも通りだけど、その幸せそうな顔は格別だ。
私も感動と喜びと、夢のような時間をもらった。
与え、与えられ、たがいにそれを受け取る。
その儀式は神聖で、ライブと言う特別な空間にしか存在しえない。

妄想の研究所はないってわかってる。
努力でしか、彼らはそれを手に入れられない。
衰えていく肉体。
だけど決して衰えることのないライブへの愛。

己の血と肉を与えあう。
痛みと疲労も分け合う。
それがB'zのLIVE-GYMだ。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -8-

2010-03-08 | B'zのお喋り
日本では古来から「掛け言葉」という手法が和歌に用いられている。
一つの言葉に2つの意味を持たせる、言わばダブルミーミングだ。

KOSHIもよくこの手法を用いる。
全体の詞に、二つのストーリーを入れ込んでしまう。
long time no seeは、その典型的な曲だ。

 久しぶりだね 元気にしてたかい? ちょいとはずかしい それがまた刺激
 ズバッと顔を 見つめられない (でもね) もう1回 1から 始められてうれしい
 いつだって long time no seeってなもんで 再会に感謝
 昨日の今日でも 10年ぶりでも 初心を忘れず この一瞬[ひととき]に燃えつきる

 ハンパに自信がついてきたとこで ゼンギ運動もすっぽかしだした
 たいして何もわかっちゃいないのに (うっかり) 自惚れてると大ケガして泣くよ
 いつだって long time no seeってなもんで 謙虚にふるまえ
 あくまで ビギナーでいるくらいの 心意気です この一瞬[ひととき]に燃えつきる

 もう会えないかもしれないよ
 もうヤレないかもしれないよ

 いつだって long time no seeってなもんで 再会に感謝
 毎日会えるなら なおさらに はじらい忘れず 明日に向かって燃えつきる
                          ℂKOSHI INABA

一方で男女関係を歌い、一方でLIVE-GYMでのB'zとファンの関係を歌っている。
ライブの時は、もちろんエロ優先だけどね。

そしてこの大詰めで、「今日はやらないの?」と思っていた掛け合いに持っていく。
 Yeah Yeah Yeah↓ Yeah Yeah Yeah↑
音痴の人にはかなりきつい、上げたり下げたりの掛け合いが続く。
最後は高速の「Yeah!」(Yeah!)「Yeah!」(Yeah!)・・・・・・・・
決まった!

満面笑みのKOSHI。
「どうしよう。気持ちよくなってきちゃった」
どうしようたって…。
「どうする?もう1回やろうか?」
そう来るか。
無論、もう1回やりました。
(これも考えようによっては、かなりエロい会話だ)

そしてステージに跪いて、ロングトーンのシャウト。
跪かないとやれない。
立ったままだと、貧血を起こしかねない。

「もし、あと1音歌ったら真っ白になるってわかっていても、歌ってしまう」
そう言っていたことがある。
真っ白な灰になるまで、KOSHIはシャウトを続ける。
そして、明日に向かって燃え尽きる。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -7-

2010-03-08 | B'zのお喋り
私は文を書く人間で、音楽人間ではないので、つい詞を分析してしまう。
TAK、ごめんなさい…。
あなたの弾くギターの音が、人の心を癒すってこと知ってますか?
上手いとか下手とかわからないけど、それだけは確かに言える。
その優しいトーンこそが、TAKの人間性そのものだと私は思ってる。

東京ドームはスポーツ施設で、音楽を聴くのに向いている環境ではない。
天井に跳ね返った音が割れて聞こえる。
それでも私の耳は痛まない。
たぶん「うるさい」と思われがちなロックのギターが、こんなに耳に心地よい。
そして、心にも。

ある時、少しだけギターをサボるようになっていた。
お母様に「あんた、ギター下手になってんじゃないの?」と言われたそうだ。
それからこの日まで、どれだけ練習したんだろう。
体力的な衰えはないとは言えない。
だけど時の流れは努力で遡れる。

それはKOSHIも同じだ。
今、正直に言ってしまえば、この数年間の声はベタベタしてて、ちょっと辛かった。
20周年のGDでも、その名残はあった。
だけど今回、そのベタつきはまったくなくなっていた。

コーヒーやワインの味と同じで、単にまろやかと言ってもわかりづらいだろう。
発声法がまるで変わっている。
ここへ辿り着くまで、やっぱり試行錯誤したんだろうと思う。
もうこのままかな、って諦めていた自分が恥ずかしくなる。
KOSHIは「このまま」で終わる人間じゃなかったんだ。

 時とともに人は 何にでもすっかり慣れてきて
 驚きが途絶えると 次の誰かを品定めする

MAGICの出だしだ。
ライブ会場の入り口でもらった小冊子に、「恋愛がマンネリ化状態になった時からが勝負」
そういうインタヴューが載っていたけど、どうしてもこれは音楽界のことに思える。
次々と出てきては、時代の寵児になる。
そして次々と消えていき、話題にも上らなくなる。
B'zは、すでにその切磋琢磨を越えたバンドになってしまった。
いつでも「まだいる」バンドだ。

だけどそれは、そんなに難しいことじゃないんだとKOSHIは言う。
目の前に転がっていた、小さなチャンスを掴んだだけだと。
「日常にチャンスはいくらでもあります。そのチャンスを掴んでください」
これがラス前のMCだ。

「掴めるか?掴めよ!掴んで幸せになれよ!幸せになってくれ!!」
KOSHIの優しい言葉に、少しだけ涙ぐんだ。

#21 long time no see
 「MAGIC」から。完全なダブルミーミングの詞が印象的。
 
 いよいよ本編ラストの曲になってしまった。
 この曲をラストに持ってきたか~
 間くらいに挟む、軽い歌だと思ってたけど。
 まさかタイアップがついた曲だからってわけじゃないよね?
 やはりダブルミーミングの、あっちの方のあの部分が、メッセージになるからかな。

実はこの曲の、あの部分に急かされて、私はどうしてもこのライブに来なければと思った。

 もう会えないかもしれないよ
 もうヤレないかもしれないよ

22年目を迎える、B'zの本音の叫びだ。
今来なければ、二度とLIVE-GYMが見られないかもしれないよ。
まさに「脅迫」だった。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -6-

2010-03-07 | B'zのお喋り
何事にも終わりはある。
このライブも、じりじりと終わりに近づいている。
だが、そんなことは一切頭に浮かばない。
時間が経ったように思えない。
相対性理論の実証。

この楽しい時が永遠に続けばいいのに。
たまにそう思うことがある。
めったに経験できない、幸せな時間だ。

ずっと立ったままで足が痛いはず。
ずっと歌ってるから喉が痛いはず。
ずっと振り続けてるから腕が痛いはず。
でも、気がつかない。

#19 MOVE
 SG曲。初の両A面。1996年リリース。
 ああああ。これも私の好きな曲。
 両A面なのに、やっぱりSecondbeat扱いされてる曲。
 一時期この曲ばかり聞いてたっけ。
 クロニクルを調べなおしたら、2000年のPleasureツアー以来のセトリ入りだった。
 もしかして10年に一度の何とか彗星みたいなもの?

 でも歌ってみるとわかるんだが、この曲、喉に優しくない。
 おさらいしてる時、歌った後で喉がざらざらになる。
 何度歌っても、平然としていられる曲もたくさんあるのに。
 うん、だからセトリに入れないのかもね、ライブ映えするのに。

 CDではラストがシャウトだ。
 やるのか?と思っていたら、やらなかった。
 「言えねぇぇぇぇ!!!!」やっちゃった後だしね。
 LOVE IS DEADでも跪いての渾身シャウトやっちゃったしね。
 
Freedom Trainでは44歳(制作当時)の自由の定義を歌った。
MOVEでは32歳の自由の定義を歌っている。
「寝て暮らすのも 街を捨てるのも 恋に溺れるのも このボクの自由」
そして「時の流れさえついてくる 自分で進みゃついてくる」と歌う。
軸はブレていない。 
自分で選択し、その選択に向かって行動しなければ、自由は得られないという。
何をしても勝手、ではないのだ。
この主張は、ラス前のMCにつながっていく。

#20 愛のバクダン
 SG曲。2005年リリース。
 私はこの曲でB'zに戻った。
 好きなんだよね、ギリチョとか、こういう重苦しくないノリが。
 ちなみに重苦しいというか、暗いというか「MOTEL」も大好き。

基本、反戦歌だ。
時代がアメリカとイラクの泥沼戦争の頃だからね。
どうせバクダン落っことすんなら、「愛のバクダン」にしようよ。
簡単な主張だけど、なかなか言えない。
KOSHIは「ROOTS」と言う非常に美しいメロディの曲でも、たったひとつだった心(人類)が
宗教によって引き裂かれてしまう悲惨さを歌っている。
またソロでは「あの命この命」という、ストレートな反戦歌を歌っている。
うちの母は、この歌を聴くと悲しくなるからいやだと言った。
B'zでは許されない暗さが、KOSHIのソロの特徴なんだけど。
 
 アリーナ席には縦のブロックにひとつずつ、大きな風船が投げ入れられている。
 この風船を割ると、中から小さな風船がたくさん出てきて、お土産に持ち帰れる。
 なかなか割れない大きな風船に躍起になってるアリーナは、歌どころではないようだ。

 ノリノリで歌ってると、2コーラス目頭から、KOSHIは歌を客に丸投げ。
 サビならわかるけど、2コーラスの頭って…。
 歌いましたよ、もちろん。
 歌わせられて、笑わせられて、忙しいライブだ。

だけどその忙しいライブも、とうとう大詰めが近づいてきた。
きっとみんな同じことを思っている。
この楽しい、素晴らしい時を終わらせたくないと。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -5-

2010-03-07 | B'zのお喋り
ここでまたKOSHIのお着替え。
出て来たKOSHIを見てビックリ!
当日私が着て行ったコーラルピンクと同じ色のTシャツだ。
偶然って素敵。
ますますテンションが上がってきた。

次は噂の「アレ」が登場するアレですよ。
今回のALの中で私が一番好きな曲。
何故好きかって、ここまでストレートに「好きだ!」っていう詞がこれまでなかったから。
「好きなんだけど…なんたらかんたら」とか、間接的な表現だったりが多い。
「きっとものすごく好きなこと 気づいてしまったよ だれにも言えねぇ!」
これだもん。

#18 だれにも言えねぇ
 「子犬の遠吠えさえも 劇的に聞こえてしまうのは 魔法にかけられたんだ」
 テーマが「魔法」と決まると、その言葉が何度も繰り返される。
 前回のALのテーマは「光」だった。
 Dメロの「雷の匂いがして 雲が動き出す どんなことが起きたって不思議じゃないよ」
 ここで一旦歌が止まる。

 「アレ」が登場する間、ゴッドファーザーのテーマを弾くTAKと絡む。
 そしてKOSHIの新喜劇?というような小芝居が始まる。

 ステージ中央に古びた井戸。近づいていくKOSHI。
 「何だろう、これ。(井戸の上の看板に書かれてる手書きの文字を読む)だれにも言えねぇ井戸。
 これが東京の新しい人気スポットかぁ。(爆笑)覗いてみよう」
 井戸を覗きこむKOSHI。中にカメラが仕掛けられていて、スクリーンに顔が映る。
 指を入れると、ちゃんと波紋が広がる。
 おお、とどよめく観客。

この井戸を覗いている時の顔が、ホントに無邪気。
私はB'zに「キャー、稲葉さ~ん」を求めない。
だけど、この時ばかりは思わずつぶやいていた。
「かわい~~~」

 「内緒の話をしちゃおう。(口に指を当てしーのポーズ)増田さん(キーボード)は
 8年前からエアロビクスをやっています。(爆笑。回りを見てしーのポーズを繰り返す)
 それも週4で。(大爆笑。何度もあたりを見回す)エアロビクス教室を開けばいいのに。
 僕が第1号の生徒になります」

これはドームツアーになってから始まったコーナーで、今日で8回目になる。
最初は「美容院で仕上がった髪型が気に入らなかったけど、自慢そうに笑っている
美容師さんをみたら、気の弱い僕はやり直してくださいなんて言えねぇ」だったらしい。
あと「もみあげを書いてます」とかスポーツジムの話とかあったらしいが、
さすがに自分話はネタ切れなのか、昨日はシェーンの話だったらしい。
アップになった増田社長は、タオルで顔を隠して照れていた。

井戸が引っ込む間、KOSHIは股間に立てたマイクをシコシコしてた。
それも無邪気な顔のままで。

その後、突如豹変。
井戸コーナーなんかなかったかの如く、テンションMAXで「踏み出した大きな一歩にぃ~」
と、続きを歌いだした。
この人、物の怪かもしれない。

最後はモニターアンプの上にねっ転がり、「言えねぇぇぇぇ!!!」のシャウト。
自由すぎるだろう!
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -4-

2010-03-06 | B'zのお喋り
昨日はアドレナリンの出過ぎで、ほとんど眠れなかった。
今日一日寝てたいのに、そうはいきません。
世の中厳しいのです。
現実は待っちゃくれません。

でもまだ夢見心地で、mixiのチケット譲りますコーナーなどを見ていた。
今回ほど、一日しかチケット買わなかったことを後悔したことはない。
日曜日、行きたいよ!!!

さて、まだまだ続くライブレポ。
5年後に読んで、幸せな思い出に浸るため、全部書いておこう。

あ、ぷりぷりぷりぷり!を忘れてた。
全部受け止めますから!も忘れてた。
どこで言ったんだっけ?

TAKとKOSHIのお着替えタイムに、サポメンが光る。
走り回るバリー。
徳ちゃんも好きだったけど、バリーの迫力はすごい。
ベースって地味ポジションなのに、バリーはメチャ派手です。
納豆大好きシェーンと言い、もうB'zのメンバーみたいだよね。
TAKも今がベストメンバーって言ってたし。
あ、この人、いつもこう言うんだっけ。

そしてお待ちかねのあの曲!
TAKのギターも黒に替っている。
そうよ、そうよ、このジャージィーなイントロよ。
CDでブラスにスカパラ使ってるから、なかなかやってくれないのかな、これ。
ブラスをギターで表現するTAKの真剣な顔がいい。

#15 LOVE IS DEAD
 私の中ではこの曲からラブファンにつながってる。
 恋に呪われた亡霊がさまよいながらついにフリークに変化(へんげ)した後がラブファン。
 そのフリークに変化する前の、悲しい人間の♂の歌がこれ。
 「消してよ 死んだ恋の呪文を この体から じゃないとまともに生きられない」
 客のテンションもMAX。
 「聞き分けのない子をあやすように 軽く諭されて終わっていくのか…
 そして すべてを失う日がやってくるぅ~~!!」
 ああああああ、感動。
 そして感動を超越した、この人、人間じゃないと思わせるシャウト・・・凄すぎ!

ミニ情報ー
 松本孝弘(TAK) 1961.3.27生まれ(もうすぐ49歳)血液型0
         本人はAだと思い込んでいたほど几帳面で気遣いが細かい
         が、リーダーシップとあっさりしてる部分が絶対O型。
 稲葉浩志(KOSHI)1964.9.23生まれ(現在45歳)血液型AB
         イメージはクールな2枚目だが、本人は笑わすことが大好き
         一旦しゃべり始めると、早口のおしゃべりが営々と…しかもエロい。

よく考えると、まだまだ枯れる年じゃないよね。
LOVE IS DEAD 聴いて、つくづくそう思った。

「普段溜まっているものを全部吐き出してください。僕が受け止めますから。
 僕も全部吐き出しますから、受け止めてくれますか?」
このMCが入ったのってここ?
もう頭がぶっ飛んだので、記憶が定かでなくなっている。
受け止めますとも!!

#16 IT'S SHOWTIME!!
 B'zから離れていた時期のSG曲。2003年リリース。
 必死におさらいしてきた。
 で、思った。いい歌じゃん。
 なんであんまり聴かなかったんだろう。
 ほぼ新曲並みの新鮮さで向き合える。
 しかもライブ映えがするよね。
 LIVE-GYMのテーマ曲、これでいいんじゃないの?
 「人の気持ちつかめない ボクに足りないのは…」「想像力!」
 おさらいのお陰で、この掛け合いもスムーズに出来ました。

#17 Freedom Train
 「MAGIC」から。ALラストのナンバー。
 てっきりこの曲が、ライブでもラストになると思ってたら、意外な曲だった。
 ステージにホントに列車が出てきたよ。
 列車の先頭で(ステージ横花道の突先)KOSHIが拡声器を持ってアジります。
 「東京の皆さん!何かにつけて自由自由って言いますけど、
  別に自由はあなただけのもんでも、楽なもんでもありませんよ!
  自由への道は時として辛く、寂しく、そして険しいのです!!」
 私には恥ずかしくて言えません…。
 そして「幸せはどこにも落ちてない 自分の中にある選んだレールの上にしかないもの
 それこそが自由!!」と歌う。

 「We're on the Freedom Train!」
 客も何度も繰り返し歌う。
 だって、この列車、絶対降りたくない。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -3-

2010-03-06 | B'zのお喋り
まだ半分にもなっていない。
中盤トップを飾るのは定番のこの曲。
イントロが長いので、OCEANのアウトロと一緒にすると、かなりのお着替え時間が取れる。

着替えられないTAKはそのまま白(ゴールドと黒入り)のスーツ。
あ、ギターは換えたわ。(赤から木目)
お召し替え後のKOSHIは赤のTシャツに黒ベスト、黒パンツ。
飛び出してきた最初の「いらない!」が少し遅れた気がしたのは気のせいだろう。

#10 LOVE PHANTOM
 定番中の定番だが、絶対に飽きない。
 「君の背中に滑り落ちよう」をカメラ目線で歌うKOSHIが(唯一)セクシーだと思う見せ場。
 しかも新発見!
 かなり引かれるかもしれないが、KOSHIが股間を手で押さえる回数は、今までで最多だったかも…。
 (よくやってはいるが、ここで?が多かった)
 ここで?1発目は「腹の底から君の名前を叫んで飛び出したIt's my soul」の部分。
 Soulって魂だと思ったら、そこだったのね。
 っていうか、Soulはそこにあるのね。
 私が知らなかっただけかも…。

MC-恒例のツアー(アルバム)タイトルの説明
 短い。早口。棒読み。
 「僕らがやってるのはMAGICなんかじゃなくて、生身の、裸の、素っ裸の」爆笑。
 明らかにMC邪魔で、早く歌いたくってしょうがないらしい絶好調のKOSHI。
 TAKとサポメンも少し休ませてあげなさい。

#11 MAGIC
 ALタイトル曲。生身の演奏と歌と声援で「魔法の時間」を作り出そうという歌。
 「タネも仕掛けもない」ところから生み出すのが本当のMAGICです。
 光るブルースハープ最高!
 シャウト最強!
 この曲を歌うたび、私はノーブレス歌唱に苦しめられる。
 肺活量はかなりある私で苦しいのに、この人、動きながらやるんだから。
 それがMAGIC!

#12 Mayday!
 「MAGIC」から。とってもノリがいい曲。
 さてここで、金がかかってる今回のセットの真骨頂の始まり始まり~
 アリーナ中央の席の左右にレールが敷いてあって、その上をステージが移動しだす。
 客席の上を通るステージはスケルトンなので、下の人は大興奮。
 アリーナ左右の人たちは近くで見られて大興奮。
 スタンド席にもぐっと近づくので、こっちも大興奮。
 
#13 love me, I love you
 サブステージ一で、ノリのいい懐かしい曲。1995年リリース。
 「けなしてないで、たまにゃ海も山も人も褒めろよ!」ってとこ、印象深かった。
 当時はCD買ってませんが…。
 スタンド席を見て「近っ!」っていうKOSHIが、芸人ノリなのが笑える。

#14 ultra soul
 今回も来ました。マンネリと言われながら、ライブになると不思議にノッてしまう。
 別のことに気を取られてても、イントロ聞くと自然と「ウルトラソー」って唱えてる。
 ああ、好きじゃなくても嫌いになれない不思議な歌。もはや宗教?
 ここでステージは移動を始め、元に戻っていく。
 客が集中できない時には、もってこいの歌だね。

元に戻ってから、「みんなここばっかり見てる」と股間に手。爆笑。
ステージの下の人から覗かれてる感じだからね。
「くせになりそう」って、ドMぶり全開。
ステージでは、ですます口調なのに、いつもとノリが違うよ。
ちょっと酔っぱらってる風口調。
普段出ちゃいました風?
そうです。普段のKOSHIはこんな人です。
(と思う)

メンバー紹介
 稲-「キーボード、増田隆宣!」
 増ー「いろんなところを回って、いろいろおいしいものをたくさん食べました。
 東京に戻って、もんじゃ食べました」
 稲ー「もんじゃ、食べないでしょう?」(冷たいツッコミ)
 
 稲ー「ベース、バリー・スパークス!」
 バー「トウキョウニイタイカラ、シゴトクダサイ」
 稲ー「仕事、たくさんあると思いますよ」(いい加減なツッコミ)

 稲ー「ドラム、シェーン・ガラース!」
 シー「花粉症は心配ないよ…ハ、ハクション!大丈夫かな?」(片言ではない)
 稲ー「凝ってますね」(いなすだけのツッコミ)

 稲ー「そしてギター、TAK・松本!」
 ター「トウキョウニイタイカラ、ヤスミクダサイ」(バリーの真似)
 稲ー「それだけでいいんですか?」(オチを考えていないツッコミ)

ここでオチを考えていないMCは、お着替えのため去って行きました。
素だよ、素。
毎回同じことの繰り返しに飽きてるわがまま王子様だよ。
オレハウタイタインダ! 
俺様オーラ満開です。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -2-

2010-03-05 | B'zのお喋り
今回のセットは、これまでで一番金がかかってると聞いていた。
確かに今まではかなりしょぼかった。
スポンサーをつけない人たちだからやむを得ないと思っていた。
実際セットを見て、こりゃ赤字だね、と感じた。
赤字解消のために、ぜひDVDを発売してほしい。

あのセットを説明するのは非常に困難だ。
スクリーンが中央にひとつ、ライトが点滅するラインを挟んで左右に2つ。
さらに端の席の人たちの為に、正面から見ると斜めになってるのが左右に2つ。
山に穴を開けたトンネルみたいな形になってる。
実際、中央スクリーンは、未来に続くタイムトンネルだと私は思ってる。

その中央スクリーンに展開されるCGは、受け取る側にとって暗示的なストーリーだ。
何もない大地に芽が出て緑が広がり、文明が現れビルが立ち並ぶ。
やがてビルが崩壊し、文明が破壊され、草木も枯れ果て、1本の葉がない木だけが残る。
そこに楽譜が飛ばされてきて、血の色の雨が降り、音符になっていく。
そして荒れ果てた大地に、また緑が蘇る。

人類の運命とは思わなかった。
これは彼らのストーリーだ。
何もないところから始まって、ひたすら努力を積み上げ、全盛期に到達する。
だが彼らはそれをぶち壊し、血の滴る思いで音を紡ぎ、新たなB'zを作り上げようとしている。
全盛期には及ばないかもしれない。
だけど明日に向かって、彼らはひたすら進み続けようとしている。
いつか枯れ果てて、形も残らなくなってしまうまで。

#01 Introduction
 TAKのギターソロ。 スクリーンの上を高く高く昇っていく。
 ムーンリバーから「MAGIC」のイントロになった時、客が爆発。
 (最初の音をTAKが間違えたような気がしたのは、誰にも言えねぇ)

#02 DIVE
 スクリーンからKOSHI登場。私の好きな紫のスーツとサングラス。
 予習していったから「DIVE!」と叫ぶタイミングバッチリ。
 (最初CMで聞いた時ラララ多すぎと思ったのは、誰にも言えねぇ)

#03 Time Flies
 「MAGIC」から。好きな歌。ここまではALの曲順通り。
 今回のAL「MAGIC」を聞いた最初の印象は、原点回帰。
 曲も詞も、非常にシンプルでストレートだ。
 (最初の音をKOSHIが外したように思えたのは、誰にも言えねぇ)

MC-恒例の「B'zのLIVE-GYMへようこそ!」
 KOSHIとTAKのミニコント付き。爆笑。
 (おまえらダチョウ倶楽部かと思ったのは、誰にも言えねぇ)

#04 MY LONELY TOWN 
 SG曲。TAKが名曲と自画自賛し、KOSHIの詞を「新境地」を評していた。
 こういうわかりやすい(下手をすると青臭い)詞が、TAKは好きなんだなぁ。
 この次から賛否両論のバラード5連発。
 後半の怒涛の展開に持っていくため、バラードをまとめたのはわかる。
 (今月・OCもう飽きたと思ってたのは、誰にも言えねぇ)
  ↑
 この誰にも言えねぇ展開は、本人も飽きてきた。(ちなみに曲名)

#05 今夜月の見える丘に
 それでもやっぱりライブで聴くと、飽きたなんて言ってられない。
 ドラマが嫌いで見ていなかったので、私にとっては不幸な曲。
 (最初から「死」を売り物にするドラマは嫌いです!)

#06 PRAY
 「MAGIC」から。北と南の不平等さを(間接的な表現で)歌ってる。
 予習済みのラストは、貧困に喘ぐ国の人たちを思って、心をこめて一緒に歌った。
 (というより、客が歌わなければいけない)

#07 TIME
 ああああ、大好きな曲!ここで聴ける幸せ!(1993年リリースのSecondbeat)
 KOSHIはマイクスタンドで歌う時、左足前で右足後ろ伸ばしっぱなしポジションになる。
 しかも力が入ると腰がどんどん落ちて、左足膝折り、右足アキレス腱負担になる。
 股関節を痛めやすいのもこのせいじゃないの?

#08 TINY DROPS
 「MAGIC」から。しんみり聴く歌。
 ここでおばさん(わし)は椅子に座りました。
 ずっと海つながりなんだよね、このあたり。スクリーンの水がきれい。
 「たゆたう海へ…」

#09 OCEAN
 双眼鏡でガン見。
 生B'zもどうにか確認。
 スクリーンを双眼鏡で見るとすごいことに…。
 KOSHI、もう汗でびっしょり。

ということで、KOSHIはお着替えタイム。
増田社長のピアノソロきれいだった。
バラードラストにOCEANを持ってくるのは、こういうことが出来るからなのね。
暗転せず、間をおかず、ライブは営々と続いてます。
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B'z LIVE-GYM 2010 "AIN'T NO MAGIC" -1-

2010-03-05 | B'zのお喋り
チケット発売は去年。
ず~~っと先だと思ってた日が、もうやってきた。

今回は転売防止のため、座席番号が当日までわからない。
身分証で住所確認が必要。
ドームなのに平日。
この3重苦で、チケット売り上げは当初伸び悩んだ。

しかも3日、東京ドームの初日に恐れていたシステムトラブルが発生した。
ただでさえ入場が押して、開演時間が軒並み遅れている。
そこにシステムトラブルだ。
ドームの入場口は朝の通勤ラッシュ時の電車みたいだったそうだ。
結局47分押しで、終了は22時半近く。
終電の都合で、アンコールまで見られなかった人もいただろう。

4日は週間予報では曇りだったのに、結局雨マークが出た。
20周年記念ライブで、台風を4日間も遅らせて、最終日に直撃させた人たちだ。
私は晴れ女だけど、雨は覚悟していた。
雪にならないだけマシだった。

早めに行って、グッズを買おうと思った。
ホール限定ツアーTシャツとか、パンフレットとかはすでに買ってあったけど。
だが駅に着いたら、外はもう雨だった。
寒いし、面倒になって、東京ドームホテルに飛び込んだ。
サラダバーでグズグズ時間を潰した。

開演40分前にレストランを出て、入り口に向かった。
すでに列はなく、身分証チェックもなく、あっという間に入れてしまった。
当然グッズはほとんど売り切れで、記念に携帯ストラップだけ買った。

席につき、噂の「客イジリ」を楽しんだ。
何度も「エアーギターやって」と言われ、頑張ったのに「働け!」と言われてしまう係員のオニイチャンGJ。
ときどき流れる「LIVE-GYMのテーマ」
公式HPで聞いた時は、DLのテーマかと思った。
覚えて歌ってね、と言われたって…という残念な歌だ。
B'zが作ったんじゃないからしょうがないか。
(作ったんじゃないよね?!)

10分押しでライトが消えた。
この時点で、前の席が2つ、隣の隣の席が2つ空いてる。
隣の人が隣の隣に移動し、私もちょっとずれた。
前も左右も空いている状態なんて、動きやすくてチョーラッキー!
ちなみにドーム全体は天辺から端の方まで満員御礼になっていた。
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