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めんどりおばあの庭

エッセイと花好きのおばあさんのたわ言

谷川俊太郎さんの詩集

2024-08-19 20:05:00 | 日記
ほ今回の入院入に谷川俊太郎さんの詩集を携えた。

いつも、手に届く場所に置いてある。

「これが私の優しさです」 、 「さよならは仮のことば」の二冊。

何度も何度も読み返す。

心が穏やかで優しくなれる。どの詩も好きだが、娘が黄泉の国に旅立つたばかりに読んだ詩、「かなしみ」が心にしみた。

「これから私の優しさです」は、娘の本棚にあった詩集なのだ。


   かなしみ

あの青い空の波が聞こえるあたりに
何かとんでもないおとし物を
僕はしてきてしまったらしい

透明な過去の駅で
遺失物係の前に立ったら
僕は余計に悲しくなってしまった



「さよならは仮の言葉」より

  そのあと

そのあとがある
大切なひとを失ったあと
もうあとはないと思ったあと
すべて終わったと
思ったあとにも
終わらないそのあとがある

そのあとは一筋に
霧の中へ消えている
そのあとは限りなく
青くひろがっている


この詩は、今の私の心に何故か引っかかっているのだ。

家で終わりを迎えたいと主治医に申し出たらその準備をして下さるようだ。

また、時間がかかりそうだが。








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楽しいことを考えよう

2024-08-18 11:28:00 | 日記
今朝がた、亡き娘が夢に出て来た。

とても変な夢で、我が家の玄関の電話代が置いてある壁際にウナギが横たわってるのだ。

ウナギは瀕死の状態で動かない。

それを見つけた娘が、「お母さん、捕まえて蒲焼にしょうよ」と言うのだが、二人とも捕まえる勇気がない。

それにしても、何故、ウナギが玄関に?


蒲焼は娘の好物で、彼女の入院中にも何度か、持って行き、彼女はそれを美味しそうに平らげた。

余命告知をされていたのだが、娘の生命力の強さに驚かされた。


今の私も告知こそされていないが同じような状況だ。

娘のように最後まで頑張ろう。


私の今、食べたい物は揖保乃糸のお素麺。

お素麺が食べたいとナースさんに言ったら、院内のコンビニで買って来ましょうと提案された。

伸びてるかもしれないが、明日にでも付き添って頂き買ってこよう。

楽しみ~









数年前、電車を乗り継ぎ見に行ったひまわり畑

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今日いち-2024年8月17日

2024-08-17 12:10:07 | 日記

先週、一泊の外泊で自宅に帰リましたら、

留守中の荒れた庭に花魁草が元気に咲いていました。

カンカン照りの夏の暑さにも負けない花魁草。

私も頑張ろう‼️




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穏やかな朝

2024-08-11 23:24:43 | 日記
起床七時。安眠できました。

やはり、家はいいですね~

病院では五時に目が覚めて、トイレに行き、洗顔、身支度を整えます。

ナースが六時に回診ですし主治医のドクターも七時前に回診です。

慌しい朝なのです。

利尿剤のせいで二時間おきにトイレ通いですのに、昨夜は一度、一度起きただけ。

ノンビリと朝ドラを見てから、雨戸を開けて風を入れます。

草ぼうぼうの荒れた庭に朝顔が咲いていました。

ミニ菜園にはお化け胡瓜が何本も転がっていましたよ。

トマトも茄子も何とか枯れずに頑張ってくれていました。

朝食は、久し振りにコーヒーを淹れ、息子が買って来てくれたバターロールにジャムを付けて頂きました。それにカマンベールチーズ。

やはり、食欲がなくてバターロール一個をやっと食べました。

コーヒーが美味しかった~

昨日、お洗濯したパジャマ類を畳みながら、病院に帰る支度をしました。

今度はいつ、外泊できるかしら?

絶対に病気を治して退院します。

応援して下さる皆様のためにも頑張ります。


スイカが食べたいなあ~





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入院して初めての外泊

2024-08-11 21:21:21 | 日記
三連休、二日続けて息子が来てくれた。

今日は主治医のドクターとの面談だ。

お昼前に来て、日曜日なのに出勤していらっしゃるドクターとお話、やがて私も同席しますかと呼ばれた。

前もって息子に告げていた、母は強い人なので何でもお話しくださるようにと。

私の予想通り、肝硬変の他に他の臓器にガンが見つかったようだ。

きいても私は動揺せずにドクターのお話を伺う事が出来た。

息子も前もって私が話していたので冷静だった。

来週から検査やら他の科の受診で忙しくなる。

ドクターに突然だったが、今日、一泊、帰宅しても構わないでしょうかと伺ったら、快く承知して下さった。

バタバタと息子に連れて帰ってもらい、一息入れる間もなく家に風を入れた。

息子と食べたアイスが美味しかった~

夕方まで息子は居てくれたて、明日、またやって来て病院に送ってくれるそうだ。三連休、使わせてしまって申し訳ない。

ショートステイの夫に帰宅した旨を電話したら、自分も外泊したいとスタッフ
に無理を言ったらしく、すぐさまスタッフから息子に連絡が入ったそうだ。

ここのスタッフは、解決しょうとせずにすぐ息子に連絡してくるので仕事中で困ることもあるらしい。

契約書によると一旦、ショートステイの施設に入ったら、外出はおろか外泊などできないことになっている。

その事を電話で夫に説明するが理解できないようだ。息子と、お父さんには何も知らせないようにしましょう話したことである。

毎日、何か、トラブルを起こす夫である。

私もウッカリ死ねないのだ。

修羅場を乗り切らねば・・・


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