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本日、(財)神奈川県建築安全協会の主催する
「住宅瑕疵担保履行法に基づく新保険制度に間する説明会」に参加してまいりました。
先日の共同住宅に対する疑問が解消されました。
内容をかいつまんで記します。
大まかな保険のスキーム(瑕疵があった時)
取得者→→補修請求→→建設業者→→補修→→取得者
建設業者→→保険金請求→→保険法人→→保険金→→建設業者
上記のように基本は、住宅の取得者が建設業者に補修を行わせ
建設業者が保険法人に保険金の請求をするとの事。
建設業者が倒産した場合は取得者に直接保険金が支払われる。
保険期間
・一戸建住宅 引渡し日から10年間
・分譲住宅 最初拾戸が引き渡され時から11年間
保険金の対象となる費用
・補修費用
・調査費用
・補修期間中の仮住居、移転費用
保険金支払額
(補修費用等-10万円)x80%
免責金額10万円/戸
事業者の故意、重過失に起因する事故の場合
事業者には保険金が支払われない。
倒産等により責任を全うできない場合、住宅取得者に保険金が支払われる。
保険金支払限度額
・一戸建住宅:2000万円(オプション契約で3000、4000、5000万円が可能)
・共同住宅:棟当りの住戸数に2000万円を乗じた金額または30億円のいずれか低い方
保険料金
・一戸建住宅 面積によって区分
100㎡未満 58,980円 100㎡~125㎡ 68,970円
125㎡~150㎡ 89,040円 150㎡以上 89,040円
・共同住宅
建築工事費x料率+戸数x定額+現場検査手数料
例)建築工事費170,000,000円、4階建て18戸の共同住宅
170,000,000円x0.00146+18戸x20,100円+97,650円=707,650円
例)建築工事費20,000,000円、2階建て4戸の共同住宅
20,000,000円x0.00146+4x20,100円+61,440円=171,040円
以上、簡単に書いたつもりですが、長くなってしまいました。
気付いた問題点や当ブログ読者に気をつけてもらいたい事
・共同住宅は、やはり支払い限度額が1戸当り2000万円
・同じ建築金額が2000万円程度の一戸建住宅と木造アパート等の共同住宅を比べた場合、
一戸建住宅は約9万円に対して、共同住宅は約17万円で、保証の限度額は同じ2000万円である。
私の見解
共同住宅にたいして問題があります。共同住宅へは他の保険もあたってみる事とします。
また、続報します。
共同住宅は戸建と比べて、
負担金に倍の開きがっ!
なぜでしょうか!?
瑕疵の発生率に違いはないはずですよね。。
続報を楽しみにしています^^
それでおかしな事になっています。
1戸当りで割ると割安になります。