無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

本当の省エネとは?

2011-02-07 09:28:39 | 換気、住宅
先週は北海道巡業のため、ブログは書けなかった。

北海道で北方圏住宅関連団体のセミナーに参加した。

東京から南雄三、新建新聞三浦編集長、北海道の学者達と、住宅の今後の展望などを討議する、面白い企画のセミナーだった。

現在の全国の気密、断熱レベルでは本当の省エネにはならない。

現在、風呂場でのヒートショックによる死者は、年間1万4千人だ。

神戸の震災で亡くなった人は7千人弱、それにより耐震強化された住宅が造られることになった。

住宅は耐震強化されても、断熱不足による風呂場での事故で亡くなるかたは、倍の人数だ。

何かおかしいと思いませんか?

耐震強化で何十年に一度か分からない地震対策が優先されて、断熱、気密が後回しで亡くなる方は、断熱不足によるヒートショックで風呂場で亡くなる。

こんな視点でマスコミは書かない、勉強不足の記者には理解もできない。

もっと注目が集まる話題にしか目が向かない。

そんな家で、太陽光発電、エコ給湯、オール電化だと住宅業者は言う。

消費者も勉強不足だから、壁、窓、屋根が付いてれば家だと単純に思う。

そんな家に住んだ家族の誰かが、風呂場の事故で亡くなる。

断熱、気密不足の家で、オール電化、太陽光、エコ急騰で省エネに協力したつもりが、家族に健康被害が出たら、泣くに泣けないが?

そんな家に最近Tガスが宣伝してるミストサウナを付けたら、結露発生器で、家の中がカビだらけになるかも。

百歩譲って、ユニットバスに200リッターの水を貯めて沸かすよりは、省エネだ。

いい加減に毎日湯船にお湯を貯めて風呂に入る習慣を止めるだけで、太陽光、エコ給湯より、省エネだ。

寒い家で、湯船に入る、浸かる、洗う行為が、心臓に与える負担を、皆さんは甘く見てる。

風呂場の事故で1万4千人もの人が亡くなる日本の家の風呂場、脱衣場の温度差を計ったら、湯船にゆっくりと浸かるなんて冒険はできないが?

危険な風呂場の温度環境で、なおも風呂の水を温めては200リッターも捨てる行為が省エネだとは思いませんが?

風呂場の温度管理、脱衣場の温度管理が出来て、スチームサウナを使えば、亡くなる事はないし、省エネだし、体も芯まで温まり、ヒートショックでなくなる事はない。

日本人は毎日湯船に入らないと、リラックスできないの?

週のうち2回湯船に入って、後4回スチームサウナに入るだけで、ものすごい省エネになる。

上水道、下水道、電気、灯油代が大幅に節約できる。

体も芯まで温まり、皮膚にも保湿効果が出て、健康と美容の増進に役にたつ。

何で日本人は、自分の健康と美容にお金を使わないで、省エネ、見た目の建材にお金を掛けて、寒く、省エネになったつもりの家に住みたいのか、分からない。

日本人は家に何を求めてるのか、分からない。

寒くて、省エネにならなく、IHで電気代を沢山払い、湯船にお湯を貯めて捨てて、太陽光発電パネルで水漏れ事故を促進させているような、住宅を大喜びで住んでいる絵は、なんとも不思議だと思うのは、私だけか?

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