無呼吸症の家に住むのは恐い  ~あなたの家は呼吸していない?!~

シックハウス、アトピー、小児ぜんそくは家の空気が原因かもしれません。皆さんの健康のお役にたつ情報をお届けします。

ペットと室内空気環境

2010-10-05 14:05:31 | 換気、住宅
ペットを飼い、可愛がることはアニマルセラピーからして、人間の情緒面に大きな働きをします。

癒される事により、ストレスを軽くし、情緒面でも安定します。

ただし、愛情が勝りすぎると、他のものに対して神経質なくらい、除臭、除菌に気を使ったくせに、ペットだけにはおざなりになるのが怖いのです。

一緒に寝たり、食事をしたり、キスをしたり、食べ物を口移しで与えたり、相手が生身の生き物でである事を完全に忘れてる行為です。

子犬はいぬ回虫という寄生虫に感染してる可能性があります。

ペットに寄生している他の病原菌、虫などに感染する可能性もあります。

また、糞や尿、毛から感染するアレルギー症も見逃せません。

最近室内で飼う人が増えたため、潜在的な感染は恐ろしいほど多いかもしれません。

ペットの糞、毛がハウスダストと混ざり合い、ぜん息、アレルギー鼻炎、アトピーなど症状を起こす原因にもなります。

ペットの唾液、尿にアレルギー反応を示す人も出てきてます。

住宅内部の換気が上手く行われていないと、空気環境が劣化し、原因物質を外に速やかに排出できなくなり、肝心な人間様の健康を害してしまう事になります。

まあ、ペットのために自分と家族の健康は犠牲にしても可愛がると言うのであれば、それはそれで結構な話ですから、どうぞ頑張ってください。

ペットの寿命と一緒になりたいと思うのであれば、それで結構です。

私は、昔犬を飼っていました。家の庭には歴代の犬のお墓がありました。

現在でも犬は好きです。

でも、家の中で飼いたいとは思いません。

飼っている人の家に行くと、家の中の臭いに耐えられません。

でも飼い主は、臭感疲労なので気が付きません。

また、飛び交う毛も喉に引っかかり気持ち悪くなります。

飼っている人は、それらを臭感疲労で感じなくなり、自分の免疫力が落ちてることも、動物への愛情で埋め合わせられるのだから凄いのです。

これは、ほとんどタバコを止められない人と同じ領域です。

自分が中心で廻るので、他人が苦しい、見苦しいと思っていることを気が付かない人です。

ペットと心中するのは構わないのですが、ペットと家族の健康の天秤はどこで量るのでしょうか。

同じ事は、タバコ飲みの人にも言えます。

他の人を危険にさらしながら、自分のしたいことをするのは如何なものでしょうか?

ペット、タバコが室内空気環境をどの位劣悪にしてるか考えてみてください。

まあ、考えないのは分かっています。

全熱交換の換気を机上の熱収支だけで考える、工務店、役人は、住宅に住む人の健康なんて考えた事もない人が薦めている怖さがあります。