美術コースブログ

八戸工業大学第二高等学校美術コースの公式ブログです

第28回美術コース展

2013-12-16 19:43:56 | お知らせ

美術コース第28回作品展が、2013年12月13日から15日の3日間、八戸ショッピングセンターラピアの2階と1階の催事場で行われました。
美術コース生全学年87名が制作した、162点の作品が展示されました。

1階には2年生が共同制作で作った大型の立体作品が設置されました。高さ4mになる作品は、観客の注目を集めました。また高校総合文化祭で最優秀賞を受賞した作品など、各種のコンクール受賞した作品も展示されました。

3年生の卒業制作では、100号サイズの油彩、日本画、アニメーション、照明器具の工芸デザイン等、各自の専攻分野で作られた作品が、来場者の目を楽しませていました。



↑ 2Fのラピアホールは3年生の卒業制作を中心に展示

 

4分のアニメーション

大事なものは身近にある、とメッセージが込められた作品で

小中学生に人気がありました。

壁の装飾。気流を表し、三角のパネルは一枚一枚取り外しができます。

上昇や下降どちらの流れも見えてくる配置に工夫が見られます。

和紙を使用し照明のシェードをきのこに見立てた作品。

和紙のつなぎ目部分が透けて見えており、結晶のようにも見える

繊細な作品です。


来場者は903名となり、盛況のうちに終了しました。
最後に、3年生の感想文を抜粋して紹介します。

・油彩でやりたいことが見えはじめたのはごく最近のことだと思います。技術も構成力もまだ不自由な点が多くありますが、自分の表現したいものをしっかり考え、追いながら描くことができました。この展覧会は最終地点ではなく、高校での3年間への答えであり、まだまだ道の出発点です。絵への興味は尽きません。

 高校3年間、私達はいつも締切に追われていました。大変でしたが充実していました。それが一番の思い出です。

 集大成となる卒業制作は、3年間を通して好きになった日本画で描きました。この3年間では、楽しかったこともそうでなかったことも沢山ありました。それら全てのことがあって今の私があり、まだ絵を描くことができています。友人をはじめとする先生方、家族、支えてくださった方々に感謝したいです。

 高校での3年間は、あっという間で、「こんなに毎日楽しくていいのか?」と思うほどでした。クラスの皆、美術の先生方、3年間、本当にありがとうございました!

 次回、3年生の卒業制作を掲載します。お楽しみに!