去る１０月２８日から３０日まで八戸市で開催された、青森県高校総合文化祭美術工芸部門で、美術コース２年生の工藤加奈子さんと小西友莉香さんが優良賞を受賞し、全国大会出品作品に選ばれました。
工藤加奈子「漫ろ」 油彩 Ｆ５０
小西友莉香「青空と堂々巡り」 油彩 Ｓ５０
表彰式の後、審査員の先生から講評をして頂きました。
来年度は、最優秀賞を目指してがんばって下さい。
１０月２８日（金）美術コースが、岩手町立石神の丘美術館で開催されている
企画展「藤井勉」展と屋外の彫刻展示を見学してきました。
藤井勉：秋田県仙北郡仙南村（現 美郷町）出身の東北を代表する画家。
自分の娘をモデルにした少女像を描き、その優しい画風が人気となり
多くの装丁画も残してきています。
当日は風が強かったものの、時折強い日差しが射し込み、恵まれた天候となりました。
屋外展示はおよそ20点の彫刻が散策路沿いに配置されています。
緩やかな傾斜を散策していると、思わず触りたくなるような
彫刻作品が姿を現します。
これらの作品は岩手町産の黒御影石を主材料とした彫刻作品。
毎年夏（7月～8月）、公募で選ばれた招待作家が6～8週間岩手町に滞在し、
作品を制作しています。
生徒コメントより
・美術館の作品はどれも素敵でした。特に石彫は全部が全部不思議な世界感でした。
作者の世界感より、観る人の中でできる想像力がより魅力を引き出すのではないかと
考えながら見学していました。
・藤井勉さんの絵画はとてもリアルでいて柔らかいように思えた。水彩で描かれた枯れ木
では奥の枝の薄くなり方がとても上手く、次の水彩課題の参考となりました。
・石の彫刻は芸術的で少し難しいと思った。題名が分かっても捉え方がよく分からず、彫刻を
やるには大きな感受性が必要なんだと考えました。