美術コースブログ

八戸工業大学第二高等学校美術コースの公式ブログです

美術コース作品展のお知らせ

2008-11-29 11:23:47 | お知らせ


■平成20年12月12日(金)~14日(日)、八戸市美術館で「第23回美術コース作品展」を開催いたします。開場時間は午前9時~午後6時。14日のみ午後5時までとなっています。入場料は無料です。
今年のポスターと案内状は3年生、千葉由貴さんがデザインしました。12月の開催ということで、クリスマスをイメージしたデザインです。



■美術コース作品展は毎年この時期に行われ、1年生から3年生まで全員の作品が展示されます。
今年度出品する生徒数は82名です(3年28名、2年23名、1年31名)。展示される作品は、油彩、日本画、デザイン、立体など幅広いジャンルに及び、約180点の予定です。
写真は昨年度の作品展の会場風景です。



見所は3年生の作品で、100号サイズの油彩やアニメーション等の映像作品、大型の木工作品等、卒業制作として3ヶ月以上かけて制作した力作を多数出品します。
1年生と2年生は授業で制作した日本画や油彩、デザイン作品を出品します。
また冬季国体や青森県高総体のポスター、高校総合文化祭など、今年度コンクールで受賞した作品も展示されます。



■八戸市美術館周辺の地図と美術館の外観の写真です。
〒031-0031 青森県八戸市大字番町10-4 TEL 0178-45-8338

生徒達は展覧会に向けて、休日返上で夜遅くまで制作に取り組んでいます。
是非ご観覧下さい。多数のご来場をお待ちしております。
 

受検講習会のお知らせ

2008-11-19 14:46:05 | お知らせ


■工大二高の受検講習会を実施します。
美術コースの入試は実技試験があります。事前に作品を制作して、試験当日に持参する形式です。
今回はその内容に対応した講習です。
試験と同様、事前に制作して持参し、アドバイスを受けながら加筆をします。

※申込期間は終了していますが、これから参加を希望される方は、中学校を通じてお申し込み下さい。
工大二高への問い合わせ先 0178-25-4311 「美術コース受検講習会係」

○期日
 12月6日(土)
○時間 
 9:00~12:00
○場所
 工大二高 美術コースアトリエ
○内容 
 持参した実技作品への講評・指導
 過去の合格者の作品について解説
 美術コースについての説明
○課題
 『鉛筆デッサン・自分の「手」』
 B4画用紙を各自で準備して、描いてきてください。
 用紙は縦位置で使用してください。
 手のポーズは自由です。
 作品例を参考に、手首から腕までを用紙の端まで描いてください。
○日程
 8:30 ~受付
 9:30 ~事前講評・実技指導・事後講評
 11:40~コース説明
○持参物
 ①自分の「手」を描いた鉛筆デッサン
 ②デッサン用具(鉛筆3B~H、鉛筆削り、消しゴム等
 ③上履き

■作品例(過去の合格者作品)




■講習と平行して、保護者の方を対象に学校説明会を行います。
○時間
 9:30~11:30
○内容
 各コース説明
 推薦・前期・後期入試について 
 質疑応答


十和田市現代美術館

2008-11-04 21:56:28 | コース行事


■去る10月24日、美術コース2,3年生の希望者が、十和田市現代美術館と寺山修司記念館を見学しました。
十和田市現代美術館は「新しい体験を提供する開かれた施設」として平成20年4月に開館しました。国内外のアーチストが制作した、22作品が展示されている常設展示スペースのほか、ギャラリースペース、カフェ、市民活動サポートスペースなど、多様な機能を持っています。



美術館の特徴は、個々の展示室を独立させ、敷地内に建物を分散して配置し、それらをガラスの廊下でつなげていることです。アート作品が展示されるスペースは大きなガラスの開口を持ち、作品が街に展示されているような開放的な構成です。



現代美術には難解なイメージがありますが、真っ赤なアリやカラフルな花で彩られた馬など、誰にでも楽しめる作品がコレクションされています。開館以来多くのメディアに取り上げられ、来館者は9月に10万人を超える盛況が続いている美術館です。



■寺山修司記念館は、遺族の方から三沢市に寄贈された遺品を保存公開するために建設されました。寺山修司と親しかった粟津潔氏のデザインをもとに、元天井棧敷のメンバーなど数多くの関係者のアドバイスを得て平成9年に開館しました。



寺山修司は昭和20年7月の青森大空襲から昭和24年夏までの4年間を三沢市で過ごしています。自叙伝的作品には、少年時代を過ごした三沢市近郊の風景や同窓生の名前が登場しています。



様々な趣向を凝らした展示の他、寺山修司を紹介するビデオ作品も見ることが出来ます。また野外劇場は各種イベントに使用されています。



生徒達は十和田市現代美術館で斬新なモダンアート作品に触れ、新鮮な感銘を受けていました。
また寺山修司記念館では、美術、文学、演劇などの複合した不思議な空間に浸っていました。