今日のお昼に電話がなり、電話に出てみると生徒さんの旦那さまでした。
ご主人:「先日、妻が買い物をした際のお代を今日お振込みさせていただきました。
すみませんでした。僕の名前で振込みましたので先生がおわかりにならなかったら
申し訳ないと思い連絡させていただきました。」
てんてん:「わざわざご丁寧にありがとうございます。
ちょうど先ほどお振込みの確認をさせていただきました。
早々にありがとうございました。」
ご主人:「いえ・・・・。先生・・・今後共妻のことをどうぞよろしくお願い致します。」
きゃぁーーーーーーーーーーーーー
「素晴らしい~~~~~~~~~~」
てんてんまたもや受話器を置いた瞬間に思わずうなってしまいました。
「今後共妻のことをどうぞよろしくお願い致します。」
この言葉って言えそうでなかなかそう言えることではないですよね。
奥様に成り代わってわざわざ振込みに行ってくださる旦那様・・・。
そして妻のことをよろしくお願いしますといえる旦那様・・・。
本当に素敵だと思います。
そして旦那様にそう言っていただけるその生徒さんはやはり日常から
旦那様をとっても大切にされているのでしょうね~~。素晴らしいです~。
なんだかとっても感激してしまいました~。
このお電話で昔のてんてんの未熟な体験を思い出してしまいました。
実は我がJHASでは提携校になりたい場合毎年1年に1度行われる
代表からの面接を受けることになっています。
また「面接を受けることができる条件」・・・というのが結構たくさんありまして、
その中に「家族からの推薦状」を提出する・・・というのがあるのです。
結婚している人は伴侶さんから・・・独身の方は両親、又は兄弟等々から・・・
なぜならこのお仕事をするにあたってはやはり家族の協力が必要不可欠となってきます。
JHASのスクールやサロンはすべて自宅経営ですので、たくさんの生徒さんやクライアントさんが
お家に来てくださることになりますのでやはり家族の協力が必要です。
また研修会や研修旅行等で家を空けることもあります。
そういった時にも家族の協力なしにはお仕事ができません。
ですから家族が本当にこのアロマのお仕事をやっていくことを心から応援してくださっているか・・・。
そこがとてもとても重要なポイントなのですね。
てんてんが提携校の面接を受けた時にはそのような条件はまだなかったのですが、
この条件が加わった年に現在提携校として認定されている講師全員同じように
伴侶さんや家族から推薦状を書いていただく・・・ということになったのでした。
実は後にも先にもその時限りだったのですが、
家族から書いていただいた推薦状を
「会員のみが閲覧できるメッセージボードに投稿すること」になったのでした。
そして次々に仲間の講師の旦那様やご家族の方の推薦状が投稿されていきました。
その内容は本当に素晴らしいものだったのです。
みなさんが日頃どれだけ伴侶さんに愛される努力されているかが手にとるようにわかりました。
てんてん:『こーくんはなんて書いてくれるのかなぁ~わくわく~ ドキドキ~~』
数日後・・・
夫:「書けたよ~~」
てんてん:「ありがとう~~」
しかし!!!その推薦状を読んで、、てんてん ガビ~~~ンとなってしまったのでした。
メッセージボードに投稿されている他の講師の方の推薦状とは全く違っていたのです。
夫の推薦状にはまず現状のてんてんの至らなさがつらつらと書きつらねてありました。
そして最後の最後にやっと、
「それでも妻が努力しようとしていることは伝わってきます。
だから僕もできる限り応援していきたいと思います。
まだまだ至らない妻ではありますが、今後共妻のご指導をどうぞよろしくお願い致します。」
と締められていました。
てんてんはひたすら「がび~~~ん状態」でした。
そして思わず夫に
「なんでこんなことしか書けへんのよ~~。
他の人達は自分の奥さんのこといっぱい誉めたはんのに~~。
もうちょっといいように書いてくれたらいいのに・・・。
私が逆やったらこんなふうに相手の未熟なとことか絶対書かへんわ!!」
夫:「俺は嘘は書けへん。それが真実や!」と一言・・・。
てんてん:『あ~~~こんなんメッセージボードに投稿すんの・・いややなぁ~。』
でも・・・決まりごとなので投稿しなくてはなりません。
いつもはめちゃめちゃ早くPCが打てるてんてんの手もあれほど重くなったことはありませんでした。
そして夫の推薦状をUPしたその後に
「こんな推薦状しか書いてもらえないなんて・・恥ずかしいです。」
・・・というようなメッセージをつけたしました。
そしたらすぐ後にゆりあ先生のレスがつき
「何を言ってるの?素晴らしい推薦状じゃないですか?
あなたは旦那様に本当に愛されていますよ。」
と書いてくださっていました。
そこで未熟なてんてんはやっと気付いたのでした。
『そっかぁぁ・・・やっぱり私はまだまだ自分を大きく見せようとするところがあるんやなぁ。
確かにこーくんは嘘はなんにも書いたぁらへん・・・。
私の未熟な部分もちゃんとわかって・・・その上で、努力していることは伝わってくる・・・。
まだまだ未熟な妻ですがよろしくお願いします・・・と自筆でこーくんの精一杯の
丁寧な字で妻の先生に書いてくれている・・・。
ほんまや~~~この推薦状は真実の推薦状や!!』
てんてんの為に・・こうやって筆を執ってくれるだけでもありがたいのに・・・。
文句ばっかり言って・・・自分を大きく見せようとして・・・
ほんまに私はこーくんの言うとおりまだまだやなぁ・・・。
そう大反省したのでした。
今となっては笑い話しのような思い出です。
あれからもう数年が経っているけれど・・・今だったら夫はどんなふうに書いてくれるのかな?
あんまり変わらへんかな? (それでは困るなぁ~)
でも今こうやっててんてんがお家で大好きなアロマのお仕事を思う存分させてもらっている・・・
それは夫やまゆっちや両親が応援してくれている証拠
ほんまにありがたいです。
そのことを「当たり前」みたいにならんように、感謝を忘れたらあかんなぁ・・・。
どれだけ幸せなことか・・・。
生徒さんの旦那様からの電話で思い出した昔の出来事でした。
ありがとうございました~。