京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

優しい時間

2010-03-25 23:25:57 | インポート

この・・なんともいえない・・じわじわと包まれるような優しい気持ちをどう表現したらいいのだろう。

う~~ん・・・「じわじわ」じゃないなぁ~。

こんな時、自分のボキャ貧がとってももどかしくなってしまうのだけど・・・

とにかくなんともいえない温かな気持ちにすっぽりと包まれてしまう・・。

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先日、購入した「食堂かたつむり」という本・・・。

以前から何度かお伝えしているのだけどてんてんは幼い頃から読書はあまり好きではなかった。

でも・・・この本と出逢ってわかった。

読書が苦手・・なのではなく、本当に読みたい本と出逢っていなかっただけなのだと・・・。

42歳にしてやっと自分が好きなジャンルの本と出逢えた・・・という感じ。

42歳にして初めて味わう感覚。本を読んで心から楽しい~と思えるなんて・・・。

出逢える時ってちゃんとくるんだなぁ・・。

「食堂かたつむり」を知ったのは以前なにかの映画を観に行ったときに予告編で観て

「この映画みたいなぁ~」と思ったのけど、行く機会を逃してしまった。

やはり最初からすごく気になる作品だった。

そして先日浜松でかなりの自由時間が出来た為、日頃あまり慣れない読書でもしようかと

書店に行った。

何度か書店でもこの本の前を通りすぎては戻ってきて・・を繰り返し最終的には購入することにした。

3冊の本を同時に順番に読み進めていたのだけど、気がつけばこの「食堂かたつむり」

の世界にすっぽりと入り込んでしまった。

文章を読んでいるだけですべての景色がはっきりと見えた。

主人公のりんごちゃんは映画の前宣伝のせいかどうしても「柴咲コウちゃん」になってしまう。

その空想の中での景色がとって心地よい。

そう・・・てんてんの大好きな世界。

風の匂い、、、木の匂い、、、食堂の匂い、、、主人公匂い、、、お漬物の匂い、、、

料理の匂い、、、様々な人達の匂い、、、エルメスの匂い、、、そこに漂う空気の匂いすべて

がリアルに伝わってくる。

てんてんは寒い冬の日にストーブの上にやかんを置いたものがシューーーと沸騰してい

る・・・その風景が昔からとても好きなのだ。

そのシーンはてんてんにとって「冬場の静寂」を表すものだった。

あ・・これは食堂かたつむりに出てくるシーンとは全く関係ないのだけど、この小説を読んでい

るとどこかとても懐かしく、、、そう・・・ストーブの上の沸騰したやかん・・・

静かに・・ゆっくりと優しい時間が流れる・・・。

このノスタルジックな感じがたまらない・・・。

りんごちゃんのお仕事はシェフだけど・・・職業はちがってもどこかアロマのお仕事ととても

共通するところが多い・・・。

きっとどんなお仕事も同じなのだろうな・・・。

りんごちゃんのお料理は愛がいっぱいだ。

その愛がひしひしと伝わってくる。

てんてんも食堂かたつむりのようなアロマセラピールームを開くのが夢だった。

もう夢じゃないけど・・・ちゃんと現実になっているけど・・・。

ひっそりとたたずむ隠れ家的なアロマセラピールーム。

お迎えさせていただくのは1日お1人のクライアントさま。

決して立派な建物ではないけれど、玄関の扉をあけたら精油の香りが漂いほっとした空間が

クライアントさんをお出迎えする

精油はその日のその方の状態を感じ・・その方の身体と心に一番必要なブレンドをご用意さ

せていただき植物本来の最高の香りに高める・・・。

薄暗いお部屋の中はアロマランプのほのかな光のみ。

優しい精油の香りと静かな音楽に包まれて日頃のお疲れをゆっくりと癒していただく・・・。

トリートメント終了後にはおいしいハーブティーを飲んでいただき何気ない会話を楽しむ。

特別なことは話さないけれどお帰りになる際ほんの少しでも元気になって明日への希望を

ほんの少しでも見出してお帰りになっていただける・・・そんな優しいアロマセラピールームを

ずっと夢みていた。

だからなのかな・・・食堂かたつむりの空間がとても心地よい。

どんなお仕事でも「愛をこめること」 それにつきるのですね。

りんごちゃんのお料理を食べてみたいなぁ~・・・(食堂かたつむりのレシピ本も売っていたなぁ~)

そう思ったのはきっとてんてんだけではないはず。

この先、どんなストーリー展開になるのかな・・とっても楽しみです。

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今日は思わず夫とまゆっちからハナマルをいただいた

「豆腐の精進茶碗むし」

ふわふわのおぼろ豆腐の上に、さっとゆでたほうれん草と人参、干し椎茸をのせて

10分ほど蒸しました。

あんは水に精進だし醤油とくず粉。

しょうがを入れるのをすっかり忘れてしまったのだけど、

夫:「お~~!!上品な料亭の味がする。」

まゆっち:「ほんまやぁ~~絶品。おいしぃ~~。おかわりないの~?」

自分では失敗しちゃったかな?って思ったのですが、食べてみると本当においしかった。

おぼろ豆腐がまるで通常の茶碗蒸しの卵とそっくりで・・・てんてん家の定番メニューになりそうです。

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こちらはブロッコリーグラタン風

ちらっと生クリームをかけて、とろけるチーズ&パルメザンチーズをのせて焼いたもの。

本当は上記のメニューに「おばあちゃん餃子」も作ったのだけど写真を撮る前にすでに

夫もまゆっちもバクバクと食べ初めていたので撮れませんでした。

「おばあちゃん餃子」とは夫の母がてんてんとまゆっちのために作ってくれたベジ餃子です。

中身は「人参、レンコン、さやえんどう、大豆、こんにゃく、油揚げ」

にんにくも生姜も入れないのですが、またこの素朴な味がやみつきになるのです。

でもなぜか・・てんてんが作ってもどうしてもお義母さんの味が出せません。

まだ具が少し残っているので明日お義母さんにもう一度聴いて手直しして作ってみます。

食堂かたつむりを読んでいるせいか、いつもよりお料理が楽しい♪

単純なてんてん

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