京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

河原町のジュリー

2022-12-22 12:11:09 | 

久しぶりに没頭して読みました

「ジュリーの世界」

帯に書かれてあるように

「あの頃、京都の路上に生きた、伝説の男の物語」

物語は京都に実在した「河原町のジュリー」と呼ばれていたホームレスの方のお話

(※物語はフィクション)

小説の中では1979年頃のお話が描かれているのですが、

「河原町のジュリー」は2020年2月5日お亡くなりになり・・

地元の新聞にもその記事が掲載されたほど

彼は地元では有名なホームレスだったようです

物語の中には、京都人なら超なじみのある

「新京極」・「寺町京極」・「裏寺町通り」・「鴨川沿い」が舞台となります。

そういえば・・かすかな記憶だけど、、

私も「河原町のジュリー」をみかけたことが何度かあるように思います

ものすごく、、印象的な方でしたから・・

そして、、物語のなかには・・昔懐かしのお店や

映画館の名前がたくさんでてきて、、

とってもとっても懐かしい想いにたくさん浸らせていただきました

そうそう・・今、ミーナ(ユニクロやロフトが入っているビル)は

その昔、駸々堂という大きな本屋さんだったんですよね

中学2年生頃からよく行っていた書店でした

その上に「スカラ座」という映画館があって、、

そこでもいろいろな映画を観たものです

なんともいえない・・

懐かしさと、、哀しみと、、切なさが交差する

ひさしぶりに私の中で、、ヒットした小説

最終章では、、しばらく涙がとまりませんでした

京都弁で書き綴られたこの本

そして、実際場所を知っているだけに

まるで長編のドラマを見ているようにリアルに想像できました

この本は実は昨年2021年4月30日に

兵庫県伊丹市にある「ブックランドフレンド」という書店で

購入させていただきました

ブックランドフレンドさんの店長さんにお願いして

いくつかお薦めの本を選らんでいただいたその中の一冊です

著者の増山さんのサインが入っていることに

1年以上経った今頃、気づきました(^-^;

なぜ・・購入してすぐに読まなかったのか?

その日、ブックランドフレンドさんを訪れて帰ってきた直後

私にとっては一生忘れることのできない出来事が起こったからです

そして1年8ケ月後の12月・・

やっと読むことができました

ずっと、、手元に置いておきたい本です

お正月休み・・是非々読んでみられてください

コメント