8月も残すところ僅かとなりました。
関東地方より 秋の訪れが早いと思われる小諸のKoyamaさんから 便りが届きました。
一昨年までは カメラを肩によさこい踊りの 夏舞徒のチームを 汗だくになって 追いかけていたのですが 今年は全く出歩くことが出来ません。
Koyamaさんのお手紙と写真で 田舎の雰囲気に浸り 心を落ち着かせ 安らかな気持ちにさせて頂いております。
佐々木俊司様
秋の気配を感じていた昨今ですが、今日は特別暑い一日に戻りました。
でも夕方になると、農道には涼しい風が吹いて気持ち良く歩きました。 民家の石垣の上に、夕顔が大きく育って現れました。
これを輪切りにして5mm位の厚みでクルクル剥いて干せば、 かんぴょうになります。
子供のころ縁側で、じいちゃんが包丁一本でシュルシュルと 長いひも状に仕上げるのが面白くて、いつまでも見てました。
田んぼでは、稲の穂が出て白い花が咲き出しました。 この白いメシベが受粉するのには、朝方の1〜2時間だけ良い天気が必要です。
こちらの田んぼは受粉が終わり、実り初めた稲穂を大群のスズメがついばんでいまし た。
実が柔らかい内に、穂をくわえて汁だけ吸ってしまうのです。 これだけ集団でやって来ると、他人の私でも気が気ではありません。
こちらの田んぼでは、スズメ除けにネットを張り巡らしました、 この作業は大変です、最近は諦めてやらない人が多くなりました。
八ヶ岳がうっすらと見え、山麓のパラボラアンテナは真上を向いていました。
令和3 年8 月27 日
〒384-0051
長野県小諸市八満
Koyama Haruo
