娘への最後のオルゴール

 

MerryＸｍａｓ！！

 

Ｘｍａｓって、幾つになっても楽しみですね。

 

私が子供だった頃、

そぉ～っと枕元に置いてくれたプレゼント。

未だに忘れられない思い出です。

 

近所の友達のお家には来なくて、

「そんなのウソだ！」と言われ、ケンカして泣きながら家に帰り、

母に言いつけたら、母は笑っていた。。。

 

サンタさんは絶対いる！って信じて疑うことも無かった頃が

とっても懐かしく、

あの時ケンカした秀子ちゃん、今、どうしているかなぁ～？

 

私も親になり、毎年サンタさんの役を果たすのが楽しみでした。

 

２５日の朝、

目を覚ました子供達の嬉しそうな声を聞くと、

「ヤッター！！」と心秘かに楽しんでいました。

 

息子には「腕時計」

娘には「オルゴール」と決めて、

毎年、クリスマスが近づくとあちこち探し求めて歩くのが

私の一番の楽しみでした。

 

娘には結婚するま贈り続けよう！って決めていました。

娘が希望していたのではなく、

私の勝手な思いから始めたのです。

でも、娘はサンタさんを信じて喜んでくれました。

 

今、我が家のキュリオケースには沢山のオルゴールが集まりました。

ひとつ、ひとつ、思い出があります。

 

来春、結婚が決まった娘への最後のオルゴールです。

とってもシンプル。。。

 

最近ではあまり変わったオルゴールもなく、

曲で選びました。

ユーミンの「やさしさに包まれたなら」

オルゴールの音色で聞くと、また違った優しさを感じます。

 

娘はいつもと変わらず、

「ありがとう～この色もいいね！」って喜んでくれました。

「優しい音色だね。」って。。。

 

言葉にすると泣いてしまいそうだったので、

心の中でつぶやきました。

 

「お母さんの方こそありがとう。

いっぱい楽しませてくれて。。。」

今は娘にもお礼の気持ちでいっぱいです。