つながる。

夕方から現場で電気屋さんと打ち合わせしたときのこと。


すっかり暗くなった現場で、
作業用ライトの先に浮かんだものは・・・



おおう！



季節外れのハロウィーンでも心霊写真でもなく、

壁紙をくり抜いたものでした。笑



こちらの現場、昼間はクロス屋さんが仕上げに入っておりましたが、
最後にこんなイタズラを残していったんです。
ちなみに場所はトイレの換気扇を設置する箇所。
そして次の作業で電気屋さんが必ず見る箇所。
いずれにせよ切り取ってしまう所です。

この日、電気屋さんには少々厄介なお願いをしていまして、
ようやく了承してもらったところだったのですが、
これにはみんな、思わず破顔。
クロス屋さんにも苦労していただいたところでしたので、
「先にあがるよ。がんばってねー」とエールをもらったような気がしました。

「よーし、やってみましょう！」と前向きな言葉も出て、
この日は和やかに解散しました。
ウチの現場は決まったメンバーがほとんどですので、
異業種の職人さんたちもほぼ顔見知りです。
お互いの技量はわかっていますし、何より皆「腕自慢」。
「あちらがこう納めたならば」と普段はいい意味で張り合っているのですが、
この良きライバル（笑）からの暖かいメッセージ、
こうしたつながりが現場の仕上がりにかかわっているのだなあと
改めて感じました。





まだ青さの残る空に浮かぶ月。
この美しい風景を
これからはお施主様が楽しまれることでしょうね。