川べのお茶

旧ブログから引っ越ししました。
仕事のこと、暮らしのこと、時々ぼやき(?)

秋晴れのもと。

2023-11-02 | 現場のこと
ある日の入間市・M邸の様子です。

大きな穴を掘り、


吊り上げながら慎重に。


折しもの快晴のもと、
赤い実がつやつやと美しく映えます。

 外壁の色とも、合いますねえ。


入間市・M邸は、コの字型に中庭を囲む平屋の家。
その中庭のシンボルツリーともいうべき、
ザクロの木の植樹です。

技拓工房での庭園工事ではいつもお世話になる緑酔園さんに、
今回も助力いただいています。
U邸T邸と毎回「その家らしい」お庭を造ってきた緑酔園さん、
このM邸の仕上がりも楽しみです。


お施主様のご厚意により、
今回このM邸で完成見学会を開催する運びとなりました!
詳細は近日中に技拓工房ホームページで発表致しますので、
どうぞよろしくお願い致します。
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思い出を再生する

2023-10-27 | 現場のこと
入間市・M邸現場、
木工事が完了し、いよいよ仕上げ工事に掛かっています。

M邸はいわゆる「建て替え」工事、
もともとこの敷地には築数十年という重厚な母屋がありました。
中にはただ処分してしまうには惜しい材もあり、
ご家族の歴史として何か生かせないかという思いが
最初に現地を見せていただいた段階からありました。



これは旧M邸の屋根瓦の一部を、洗って乾かしておいたもの。
解体の際に屋根瓦を少し取り除けておいたのです。
さあ、これをどうするのか?


まずはノミで大きく砕き、


叩いて更に砕き、

何とか、この大きさまで。


さあ「マシン」登場。


先ほどの砕いた瓦を少しづつ投入。

粉状に粉砕します。


今どきの新材料の混じらない「本瓦」、分厚いです。
半分手作業で、これを粉になるまでにするのですから結構な手間仕事、
記事を書くだけでもゼイゼイしそうです。笑

で、この瓦の「粉」で何をするかというと、





M邸の玄関土間をこちらで仕上げていきます。
まだ作業段階なので濡れた色ですが、
やはりどこか元の本瓦を思い起こさせるような、深い色です。
乾きあがったらどんな風情になるでしょうか。

瓦に限らず、
およそ粉状にできるものなら左官材料として何でも「塗ってしまう」という、特殊塗装。
国内でも数少ないその技術者であるNさんと弊社のスタッフが旧知の間柄で、
かねてより「こんな技術を持った人がいる」と注目していました。
技拓工房としては初の取り組みとなりますが、
今回のM邸にふさわしい仕上げになるのではと思います。

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窓の風景

2023-08-09 | 現場のこと

親世帯リビングの「フジ」、


子世帯ダイニングの「モミジ」。

窓いっぱいに広がる樹形は、まるで絵画のようです。



下窓越しの中庭や


階段を上る途中に視界に入る青空。


屋根の重なりからのぞく、中庭の木の梢。


東の光を取り込む窓と、


型ガラス越しの柔らかな北の光。

ただいま見学会を開催中の、所沢市・T邸
家の設計と共に外構計画も進めたこの家は、
窓越しの景色をそのまま絵のように眺めることができます。
目に映る景色がすべて美しく、まさに「ピクチャーウインドウ」。
これからここに住むご家族の皆様は、
それぞれが「お気に入りの1枚」を持たれるのではないでしょうか。




 完成現場見学会を8/20まで開催しています。
 詳細・お申し込みはこちらから → 
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いよいよ始まります。 ~所沢市・T邸完成見学会

2023-07-29 | 現場のこと
家具が運び込まれセッティングが始まり、


外では、土間コン打設作業大詰め。


中庭では苔の植付け。



こちらは、も少し掛かりそうか?


大わらわの現場ですが、
何とか開場の準備が整いました!

所沢市・T邸の完成現場見学会、
本日より開催しております。
8/20までの会期をいただいておりますので、
この機会に「技拓工房の家」をぜひご覧になって下さい!
ご連絡をお待ちしております。

 見学会の詳細はこちらから → 

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準備は着々と。

2023-07-22 | 現場のこと
このたびお施主様のご厚意で、
所沢市にて完成現場見学会を開催いたします!
技拓工房の実際の建物をご見学いただく良い機会でもございますので、
ご興味のある方はどうぞお問い合わせくださいませ。

見学会お申込みは、こちらからどうぞ!
  技拓工房ホームページ → 

*********
このところネットのセキュリティの関係で、
弊社よりのメールが「迷惑メールホルダー」に入ってしまうことがございます。
お問い合わせには1~2営業日内に必ずご返信しておりますので、
「いつまでも返信がない」場合には、「迷惑メール」ホルダーもご確認いただけますでしょうか。
お手数をお掛けしまことに申し訳ございませんが、
よろしくお願い致します。
**********


☆本日の記事はこちらから。

完成に向け着々と工事が進む、
この度の見学会会場でもある所沢・T邸

いよいよ養生を外し、



美しいオークの床がお目見えです。

床は木工事の結構最初の方に貼りますが、
貼った端から養生で覆ってしまいますので、
大工さん以外はほとんど初めて見る光景です。
床が現れると「ああ、いよいよ完成間近になったなあ」と感慨深くなります。
(ちょっと、寂しい。笑)

これから中のクリーニング工事、
ピカピカに磨き上げます!


外では

いっせーの、




せ!



こちらは玄関から親世帯テラスへ向けてのアプローチ、
「洗い出し」仕上げの作業の途中です。
コンクリートの上部だけを水で流して、中の石(骨材)のアタマを表しにするのですが、
打設したてのところにこうしてシートを置き、
表面だけ乾燥を遅らせて洗い流します。


「洗い出し」た、後。
美しいカオ!
まだ流したてですので、乾燥するともう少し薄いグレーになります。

こちらは反対側のスロープ。

洗い出しは滑り止めも兼ねますので、
美しくそして機能的な仕上がりとなりました。

肝心の「洗い出している」ところは、取り損ねてしまいました。
タイミングが大事な作業なので、
まさか写真のために待ってもらう訳にもいきません。
でも、ちょっと悔しい!
(定点カメラの設置を、本気で考えてしまいます)

そしてこちらは中庭部分。
子世帯リビングから延びるアプローチです。


大きな靴脱ぎ石から延びる通路部分の小石(中石?)は、
ここの敷地を造成した際に出てきたもの。
処分したら「産廃」になるだけのものを、見事に蘇らせました。
それにもともとこの地にあった「石」ですので、
余計にしっとりなじんだのではないでしょうか。

洗い出しのアプローチは外構屋さん、
中庭は造園屋さんと、二手に分かれての外工事ですが、
この日は連日の猛暑を抜け、少しは作業が楽だったでしょうか。
それにしても厳しい気候での外仕事は本当に大変です。
仕上がりを楽しみにしていますので、
よろしくお願いします!


植え替えしたブルーベリー。
たわわに実っています。





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