アプリコット プリンセス

チューリップ城には
とてもチャーミングなアプリコット姫がおりました

超弦理論 Ξb(6100)⁻  baryon

2024-01-26 12:36:27 | 理論物理学 素粒子

 👆は、Ξb(6100)⁻ baryon のヒッグスエリアによる質量解析。

 Ξb(6100)⁻ baryon は、Ξ´b(5935)⁻ baryon の共鳴状態であると考えられる。この共鳴によって、スピンが変化しており、Ξ´b(5935)⁻ baryon は、スピン1/2、Ξb(6100)⁻ baryon は、スピン3/2になる。

 ヒッグスエリアによる質量解析からは、Ξb(6100)⁻ baryon 、Ξ´b(5935)⁻ baryon の共鳴状態と、Ξ⁻(1321)、共鳴Ξ⁻(1530) には、面白い対称性が認められる。

 其々の共鳴状態の対称性には、(u,u,d) が重複しており、其々の共鳴状態の対称性は、(u,u,d)重複が逆転している。



  グザイΞ⁻       dss 1321.31±0.13    1⁄2 1⁄2

  共鳴グザイΞ⁻(1530)  dss 1535.0(6)        1⁄2 3⁄2+
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超弦理論 Ξb(6327)⁰  baryon

2024-01-24 18:42:31 | 理論物理学 素粒子

 👆は、Ξb(6327)⁰ baryon のヒッグスエリアによる質量解析。

 Ξb(6327)⁰ baryon は、バリオンの中では限界に近い質量をもっており、これ以上の質量を持つ状態は急速に不安定になる。

 Υ(4S)は、Υ(10580)とも呼ばれる中間子であるが、質量は、10.5794±0.0012GeV にもなり、質量は二倍弱もある。この事は、meson に比べて、baryon の大質量による安定性が低い事を意味している。

 この状態は、ヒッグスエリアの励起状態にも現れており、大質量の Ξb baryon は、ヒッグスエリアに励起状態が現れない代わりに、マイナス効果が認められる。

 大質量Υ(4S)のヒッグスエリアは、極限的な励起状態を示しているが、大質量のΞb(6327)⁰ baryon は、逆に基底状態以下の低エネルギーに落ち込んでいる。

 この事は、高エネルギーで合成される大質量ヒッグスエリアが有効に働かない事を意味しており、 baryon の高エネルギー化を阻害している。
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超弦理論 Ξb(6227)⁻  baryon

2024-01-23 16:52:53 | 理論物理学 素粒子

 👆は、Ξb(6227)⁻ baryon のヒッグスエリアによる質量解析。

 Ξb粒子には、段階的なカスケード粒子が存在しており、Ξb⁰ は、usb、Ξb⁻ は、dsb、の quark構成になる。

 bottom quark は単独で取り出すことはできないので、実体は、質量から推測する必要があり、Ξb粒子の質量は bottom quark が担っている事になる。(標準モデル)

 Ξb⁻粒子には、Ξb⁻(5793)、Ξb (5935)⁻、・・・・Ξb (6227)⁻ 等のカスケード粒子が存在しているが、Ξb⁻カスケードは、全て、(dsb) の quark構成になる。

 レッジェ軌道は、スピンによって段階的な質量をもつカスケード粒子を説明できるが、Ξb⁻粒子の場合には、レッジェ軌道は別にあり、Ξb⁻(5793)、Ξb⁻(5945)、Ξb (5955)⁻、・・が確認できる。

 Ξb(6227)⁻ baryon のヒッグスエリアは特異であるが、バリオンの基底状態が、低いエネルギーレベルのヒッグスエリアに落ち込んでいる傾向からすれば、逆レッジェ軌道が、バリオンのヒッグスエリアには存在している事が推測できる。

 また、この事は、QCDの漸近的自由性による特性であるとも考えられる。
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超弦理論 Ξ´b(5935)⁻  baryon

2024-01-22 16:59:54 | 理論物理学 素粒子

 👆は、Ξb´(5935)⁻ baryon のヒッグスエリアによる質量解析。

 標準モデルでは、Ξ⁻b(5797) baryon と Ξb´(5935)⁻ baryon は、同じ粒子の quark混合 が異なる状態であると推測するが、ヒッグスエリアによる質量解析では、内在粒子が明確に異なっている。

 Ξb´(5935)⁻ baryon のヒッグスエリアには、今までにない、内在粒子としてタウ粒子が含まれている。これを標準モデルに照らし合わせれば、新しい quark の出現を示唆する程の重大な事柄であるが、Ξ⁻b(5797) baryon と Ξb´(5935)⁻ baryon は、ある種の励起状態の違いの中で些細な違いとして取り扱われている。

 Ξ⁻b(5797) baryon は、ボトムカスケードの基底状態であり、ある種の励起状態が Ξb´(5935)⁻ baryon であるとする考察は、あまり意味を持たない。これは、カスケードに規則性が無いことによるもので、単純な標準モデルは使うことができない。


      ミューオン平均寿命 2.197034(21)×10⁻⁶s
      タウ粒子平均寿命 2.906(10)×10⁻¹³ s

 
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超弦理論 Ξ⁰b(5792)  baryon

2024-01-21 21:58:48 | 理論物理学 素粒子

 👆は、Ξ⁰b(5792) baryon のヒッグスエリアによる質量解析。

 標準モデルに於ける、ボトムグザイ Ξ⁰b は、三つのクォーク usb で構成されたバリオンに相当する。ボトムバリオンには、uub, udb, ddb などもあるが、質量は usb で構成されている Ξ⁰b(5792) baryon の方が軽くなっている。

 また、ボトムグザイには、Ξ⁻b (5935)が存在している。Ξ⁻b (5935) のスピンは1/2なのでボトムグザイ Ξ⁰b と同じ基底状態であるが、quark構成が異なっており Ξ⁰b の u が、Ξ⁻b (5935) では d に置き換わっている。

 しかし、Ξ⁰b(5792) の u と d を置き換えたバリオンは別に存在しており、 Ξ⁻b(5797) は、プラスd の質量増加が認められる。

 即ち、標準モデルでは、Ξ⁻b(5797) と Ξ⁻b (5935) は、同じバリオンである必要があるのだが、その性質は全く異なっている。

 この性質の違いは、本来であれば、新しい quark の存在を示唆するものであるが、Ξ⁻b(5797) と Ξ⁻b (5935) の質量差が少なすぎるために top quark の導入には至らなかったのだと思う。
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