さくらが終わる

2009-04-08 15:35:58 | せつない
 ご近所に咲く 混合の桜です。

白い花びらの房と、濃いピンク色の房が

同時に咲き誇っています。


誰しも桜の花びらにばかり目がいって

変らないもの ・ ・ ・ そこにあることが

大事なのにと思います。


紅葉は冬にむかう木幹をまもるため

自らの葉を着飾るように、朱に染めて

いのちを散って終わらせます。


守るものへの献身の姿は眩しく

全てのものには生きる価値があります

寂しがりの人間だけ一人では生きられない。


紅葉のように大事なもののために

桜のようにあるだけで尊いように

必ずなにかの役目や意義があります。


あるがままの姿は、自然なことなのです。

年月を尊び生きることに逆らわないのは

生あるものの知恵ある生きかたでしょう。


そして人間には冒険心もあります。


“ さくらは 夢のような 花です ”

ひとの夢も 叶えて 終われるのなら

美しい人生といえるのでしょうか。
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