季節を感じながら歩く soraの季節散歩

花や空や木や太陽 季節を感じ 気ままに歩くお散歩日記

2010..8.29 観音崎の思い出

2010-09-01 | その他
8月最後の日曜日
観音崎に遊びに行ってきました。

初の観音崎

横須賀にはいつも遊びに来ているのですが
またガラリと違った雰囲気。





南国? 湊町?
そして海ではバーベキューを楽しむ人たち。





横須賀美術館」に車を止め
まずは「横須賀美術館」を軽く散策。







目の前に広がる海は
湘南の海でもなく
横浜の海でもなく
すぐ目の前に千葉県が広がり
その海にはたくさんの荷物を乗せたタンカーが行き交い
なんだか不思議な光景でした。





そしてパワースポットとして取り上げられた「走水神社」へ。

駐車場入口と書いてあるところを曲がり
ひたすら進んでいったら山の中へ。

さすがパワースポットだけあるなと疑いもなしに
突如現れた長い階段を登っていき…
途中、ホントにあってるの?とも思いましたが
降りてくる方もたくさんいたので
さぞにぎわっているんだろうな~と
さらに疑うこともなく登りきったら…
そこに広がっていたのは防衛大学でした。

尋常じゃない汗を流しつつひき返し…
結局、神社は駐車場のすぐ脇にあったのでした。





「走水神社」の祭神はヤマトタケルノミコトとその后オトタチバナヒメノミコト。
ヤマトタケルが東征で上総(千葉県)に渡ろうとした際に
海が荒れて船が沈みそうになったのを
オトタチバナヒメが海神の怒りを静めるために海に身を投げ
航海の安全を図ったという言い伝えがある神社です。





無駄に歩いてしまったけど
気分は晴れやか。

そして次はお食事処を探しに再び海沿いをプラプラ。
食べるところなんて…ほぼない。







京急ホテルの「浜木綿」(海を見ながらバイキング)と
横須賀美術館の「アクアマーレ」(広尾の「アクアパッツァ」のシェフがプロデュース)は
値段も高いしものすごい混雑。

仕方がないのでもう少し歩いてみようと
観音崎公園の入口近くに数店舗の飲食屋さんを発見。

そのひとつ「エルム」という店に入ることにしました。
メニューは軽食喫茶というだけあってごくごく普通の喫茶メニュー。
けれども写真に載っているオムライスもパスタもとっても美味しそう。

で、パスタを注文したのですけど
これがまたボリューム満点でビックリするくらい美味しかった!
パスタは130gなので…食べても食べても減らない感じ。







そしてこのお店
何やら音響のセットは立派なのが揃っているし
店内にもギターやらウクレレやらが飾ってあり…。

そして「あっちは何をするところなんですか?」という旦那の一言で思いがけない展開に。
そうなんです、生演奏をしてくれたのです!

ママさんはウクレレ&ヴォーカル(ウクレレ教室も開いているみたい)
美味しいパスタを作ってくれたご主人はベース
そしてお嫁さんがパーカッション&コーラス。





他にも二組のお客様がいたのですが
料理はもう終わっているので演奏しますよと生ライブ。
ご主人は音楽は生で聴くのが一番!と熱く語ってくれました。

好きな音楽を大事にしつつ
あんなに美味しいお料理を提供してくれて
なんだか、素敵な生き方だな~としみじみ思いました。

プライスレスな思い出をいただきつつ
今度は観音崎灯台を目指します。

つい先ほどの出来事でテンションはグーンと上がっていたのですが
ここでもまた楽しい出会いがありました。





入口でチケットを買ったらそこのおばさまが
「暑い中ありがとうございます。隣に展示室があるのでそこで涼んでから灯台に行ってくださいね。」
と言ってくれたので
言われるままに展示室で少し涼んで出ようとしたら
別のおばさまが現れ「写真撮ってあげるよ」と声をかけてくれました。

このおばさまがとってもおもしろくて
すっかり彼女のペースにはまり
言われた立ち居地で写真を撮り
そして今度は遠くに見える景色をまるでガイドのように案内してくれました。





横浜はすぐにわかったのですが東京方面はガスってて見えず…
見えるときはスカイツリーも見えるそうです。
天気とか朝昼は関係なくちょっとの風で見えたり見えなかったりするそうです。







とりあえず上に行ってきますと登ってみたら
「上は涼しいよ」とおばさまが言っていた通り
風がとても心地よかったです。
千葉県はすぐに目の前でスカイツリーもなんとなく見えました。
周りに高いものがないのでわかりやすいです。





そして再び降りたらおばさまが「お待ちしてたわ~」と待っていてくれて
「そうこうしているうちにスカイツリーが見えたのよ~」と
マイ双眼鏡を貸してくれて
スカイツリーからの東京タワーまでをまた説明してくれました。
「今度は空気がもっと澄んだ季節に来てくださいよ。」と…

またまたプライスレスな思い出をいただきました。

なんだかあったかいというか
自然に暮らしているというか
横浜から1時間半しかかからないのに
時間の流れがまったく違うな~って思いました。

日帰りなのに1泊したかのような充実感。
観音崎はとってもおもしろかったです。
そして…横須賀は奥が深い!

そんな初の観音崎。
思い出がいっぱい作れました。
ぜひまたゆっくり来たいと思います。






こちらにも遊びにいらしてください♪

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日々を綴ったブログ  そらそら日記



2010.7.17 風鈴市

2010-07-26 | その他
電車の中吊り広告で「川崎大師・風鈴市」の情報を知りました。

川崎大師自体に行ったことがなかったので
旦那とワクワクしながら
やっと梅雨明けした快晴の元
川崎大師へと行ってきました。





川崎大師境内の…かなり狭いスペースでの開催。
ちなみにこちら↑の写真は旦那の撮影。

昼頃に到着したのですが
すでにかなりの人で賑わっていました。

名物の川崎大師オリジナル・厄除けダルマ風鈴↓。








メインの位置でかなりのスペースをとっていたので
圧巻でした。
なによりもかわいい!





全国47都道府県の風鈴が集められていたのですが
その割には会場が狭く
写真もあまりよく撮れなかったのですが
少しでも雰囲気が伝わってくれたら嬉しいです。





こちら↑は青森の花笠風鈴。





そしてこちら↑は福島の喜多方蒔絵風鈴。





そしてこちら↑は北海道のどさんこ風鈴。

上にしっかり都道府県名と風鈴の名前が載っているのですが
風鈴を撮ることに一生懸命で
そこまでの注意がはらえなかった…。

なので風鈴名はわかるものだけでご了承願います…。





とにかく会場の熱気に圧倒されまくり…

風も結構あった日なのですが
出展者がうちわであおって音を出していたり
大きな扇風機が用意されていたり…

なので風鈴も揺れて揺れて…





こちら↑は創作ガラスと記されておりました。
ひときわ異色を放っておりましたが…。





こちら↑も旦那の撮影です。
会場の雰囲気が良く撮れた写真です(上から目線・笑)。

この狭い中で
風鈴を撮影する人がいたり
風鈴を鳴らし熱心に選ぶ人がいたり
まさに戦場でした。





こちら↑は静岡の竹千筋(たけせんすじ)風鈴。





こんな可愛らしい風鈴もありました。
とても涼しげ。

前を向くとさらに愛らしい!





風鈴を撮るのはもちろん初めてだったのですが
とても難しいと思いました。





なんと言っても接写を得意とするパンケーキレンズでは
全体のスケール感が表現しづらい。
人も群がっているから離れて撮ると人が入ってしまうし…。

慣れているみなさまは望遠レンズで少し離れたところから撮影をしていました。





そしてこちら↑は佐賀の伊万里焼風鈴です。





そして岩手の南部風鈴↑。
その音色は実に心地よく
一生懸命に自分好みの音色を探している方がたくさんいらっしゃいました。





こちら↑は長野の諏訪ガラス風鈴。





今回は写真を撮ることに夢中で
あまり音色をきいてこなかったのですが…
ガラスであったり青銅であったり鉄であったり陶器であったり
それぞれに音色って違うのですよね。
同じ素材でも微妙な形の違いで音も違うわけだし。





目で見ても楽しめて
音でも楽しめる。

風鈴って奥が深いのかも。





家にある風鈴はなぜか鳴らないのです(笑)。
ちゃんと鳴るようにリメイクしてあげよう。





最後に
こちら↑も旦那撮影の写真ですが
特別出展の金の風鈴です。

18金で作られておりお値段は100万円だそうです。

いろいろ反省もありましたが
とっても楽しい夏の幕開けとなった風鈴市でした。



「ひょうたんランプの宇宙sora」展

2009-12-26 | その他
2009年12月4日から7日に
川崎のちょっと古い一軒家で行なわれたYOKO堂
「ひょうたんランプの宇宙sora」展。

とても素晴らしく神秘的な世界が広がり
来た人みんながそれぞれのひょうたんと対話し
何かを感じ 癒され 繋がり…
なんだかとても不思議な空間でした。

YOKOさんの了解を得て
あの空間で私が戯れたひょうたんたちを
ここで少しばかりですがご紹介しようと思います。


真っ暗闇に広がるひょうたんの光。





その光から溢れ出す影がとってもきれいで幻想的。


そして「ぽにょ」と名づけられたこのひょうたん



私には何度見ても宇宙人に見えてしまう…。



かわいい宇宙人…ひょうたんの形っておもしろい。


そしてちょっぴり妖艶なハートの光。



近くで見るとこんな感じ。



穴の微妙な大きさで光の色が変わるんですね…。


こんな演出のひょうたんもいました。



控えめに…けれどもその存在感は大きく…
けれどもその存在感が邪魔しない…



それぞれが手を取り合って
それぞれを称えあっているようです。


そして私が一番魅せられてしまったはこちらのハートのひょうたん。



ひょうたんの形とハートの形。
言わば和と洋がこんなに素敵なハーモニーを奏でるとは!
そしてなんと言っても放たれるダイナミックなハートの光がホントにきれい!

壁面に映し出されるハートにうっとりしていると
こんなところにもハートがいっぱいあることを発見。



丸い穴からたくさんこぼれ出す光はハート♪


ひょうたんから溢れ出す光(影?)は本当に不思議な形をしています。




その光を存分の表現したこちらのひょうたん。



もちろんこの後姿があるからこその美しさ。


そしてこの3つのひょうたん。
神秘を通りこして生命力さえ感じます。







YOKOさんの頭の中は…いったいどうなっているのでしょう?
元々はハンコ作家のYOKOさん
陰影のデザインなどすでに体に染み付いているのでしょう。


ホントにホントにどれもこれもが素晴らしい。
まさにひょうたんが作り出す宇宙です。




ここにも宇宙がおりました。
ひょうたんの形と月の表情がマッチングしすぎてます。




そして月と言えば
一人だけ別室で真っ暗闇の中に佇んでいたこちらのひょうたん。



なんでしょうこの…こみあげる熱い想い…。
心の奥に潜んだ全てのモヤモヤを洗い流してくれるほどの美しさ。
もはや生きています。


それぞれのひょうたん。
YOKOさん一人が彫っているのにみな個性的。

彫っているのは自分だけど
何かに動かされて彫っているのだと
YOKOさんはおっしゃっていました。

自分の体を使ってもらってるだけだと。


こちらのひょうたんはクルクル回すと登り竜が出てきます。



見えますか?


もっとたくさんご紹介したいのですが
写真ではなく
いつか機会があったらぜひご自分の目で見て感じていただきたいので
この辺で宇宙の旅を終了したいと思います。

写真だと大きさもわからないしね…。


こちらはミニサイズのひょうたん。
手のひらに乗る大きさです。



連れて帰るならこの子だなと思っていたんですけど
すでに嫁入り先が決まっておりました。


本当に素晴らしい空間でした。
この素晴らしい空間を少しでも感じていただけたら嬉しいです。




YOKOさん ありがとうございました。