風の歌人?の歌 2009/ 2/ 3 15:01 [ No.1295 / 2123 ]
投稿者 :
aosikibu2007
今日は「節分」で明日はもう「立春」ですね。
やがてあたたかい風も吹いてくることでしょう。
きょうは、身内?の希望で- (^_^)
風の歌をよく詠んでいる歌人-太田水穂のその
歌群をあげることとします。
~資料はいろいろなとこからです
著作権もOKです
ほぼ年代順
外濠の見附の土手の蕗の葉の裏ふく風はすでに夏なり
日の照れば山の木の葉はかがやきて群れさく栗の花に風あり
立ちそめし今宵の秋の風ならん山の萱草うちなびく見ゆ
ひとところ風に吹かれて裏かへる木の葉ぞ見ゆる山に向へば
昼寝よりさめてわがきく垣の外の楢の葉の風は秋づきにけり
葦むらをおし靡けくる秋風の寒さに瞑る我がまなこかも
風ふけば冬田のなかのひとすぢの道の埃は白くあがれり
山畠のかわける土をふく風の我がまなかひにしみていたしも
雨あとの畑の湿りを吹く風のこのあたたかき朝をよろこぶ
いのちありて今年わが着る夏衣すゞしき風を喜びにけり
つづく ~3まで
投稿者 :
aosikibu2007
今日は「節分」で明日はもう「立春」ですね。
やがてあたたかい風も吹いてくることでしょう。
きょうは、身内?の希望で- (^_^)
風の歌をよく詠んでいる歌人-太田水穂のその
歌群をあげることとします。
~資料はいろいろなとこからです
著作権もOKです
ほぼ年代順
外濠の見附の土手の蕗の葉の裏ふく風はすでに夏なり
日の照れば山の木の葉はかがやきて群れさく栗の花に風あり
立ちそめし今宵の秋の風ならん山の萱草うちなびく見ゆ
ひとところ風に吹かれて裏かへる木の葉ぞ見ゆる山に向へば
昼寝よりさめてわがきく垣の外の楢の葉の風は秋づきにけり
葦むらをおし靡けくる秋風の寒さに瞑る我がまなこかも
風ふけば冬田のなかのひとすぢの道の埃は白くあがれり
山畠のかわける土をふく風の我がまなかひにしみていたしも
雨あとの畑の湿りを吹く風のこのあたたかき朝をよろこぶ
いのちありて今年わが着る夏衣すゞしき風を喜びにけり
つづく ~3まで