2012年04月30日 | 日記(未区分)
>身内? のパソコンクラブも題材しています
「平清盛 系図」や、もちろんテレビの大河
ドラマを見てのこと「きのう今日」知ったこ
とです。(再
歌(短歌)に関してのことですが、私などは特
に前から、西行法師、式子内親王などはその
すばらしい歌から少し知ってりました。
ドラマにてまさか、元は北面の武士だったと
私の知る西行さんが平氏とに関わりがあった
とは。(そういえば、その頃の朝廷との関わり
は少し『西行の花』で読んでいたが)
またその系図から、皇室は少し遠い位置で孤
独であられたように私は以前より認識してい
た式子内天皇が直接の後白河天皇の御子であ
られたとは。
なつかしく思い、手元の昔若い頃読んでいた
文庫本の『新古今和歌集』の自分で○印して
いた歌を見ることにしました。
西行法師
・よし野山さくらが枝に雪散りて
花おそげなる年にもあるかな
・ながむとて花にもいたく馴れぬれば
散る別こそ悲しけれ
・おしなべて物をおもはぬ人にさへ
心をつくる秋のはつかぜ
・心なき身にもあはれは知られけり
しぎたつ澤の秋の夕ぐれ
・小山田の庵ちかく鳴く鹿の音に
おどろかされて驚かすかな
・朽ちもせぬその名ばかりをとどめ置きて
枯野薄形見にぞ見る
・年たけてまた越ゆべしと思ひきや
いのちなけりさ夜の中山
(以後 少し略)
式子内親王
・山ふかみ春とも知らぬ松の戸に
たえだえかかる雪の玉水
・ながめつる今日は昔になりぬとも
軒端の梅はわれを忘るな
・はかなくて過ぎにしかたを數ふれば
花に物思ふ春ぞ經にける
・花は散りその色しもなくながむれば
むなしき空にはるさめぞ降る
・かへり来ぬむかしを今とおもひ寝の
夢の枕に匂ふたちばな
・窓近き竹の葉すさぶ風の音に
いとどみじかきうたたねの夢
・桐の葉もふみ分けがたくなりにけり
必ず人を待つとならねど
・玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば
忍ぶることのりもぞする
(以後 少し略)
>身内? のパソコンクラブも題材しています
「平清盛 系図」や、もちろんテレビの大河
ドラマを見てのこと「きのう今日」知ったこ
とです。(再
歌(短歌)に関してのことですが、私などは特
に前から、西行法師、式子内親王などはその
すばらしい歌から少し知ってりました。
ドラマにてまさか、元は北面の武士だったと
私の知る西行さんが平氏とに関わりがあった
とは。(そういえば、その頃の朝廷との関わり
は少し『西行の花』で読んでいたが)
またその系図から、皇室は少し遠い位置で孤
独であられたように私は以前より認識してい
た式子内天皇が直接の後白河天皇の御子であ
られたとは。
なつかしく思い、手元の昔若い頃読んでいた
文庫本の『新古今和歌集』の自分で○印して
いた歌を見ることにしました。
西行法師
・よし野山さくらが枝に雪散りて
花おそげなる年にもあるかな
・ながむとて花にもいたく馴れぬれば
散る別こそ悲しけれ
・おしなべて物をおもはぬ人にさへ
心をつくる秋のはつかぜ
・心なき身にもあはれは知られけり
しぎたつ澤の秋の夕ぐれ
・小山田の庵ちかく鳴く鹿の音に
おどろかされて驚かすかな
・朽ちもせぬその名ばかりをとどめ置きて
枯野薄形見にぞ見る
・年たけてまた越ゆべしと思ひきや
いのちなけりさ夜の中山
(以後 少し略)
式子内親王
・山ふかみ春とも知らぬ松の戸に
たえだえかかる雪の玉水
・ながめつる今日は昔になりぬとも
軒端の梅はわれを忘るな
・はかなくて過ぎにしかたを數ふれば
花に物思ふ春ぞ經にける
・花は散りその色しもなくながむれば
むなしき空にはるさめぞ降る
・かへり来ぬむかしを今とおもひ寝の
夢の枕に匂ふたちばな
・窓近き竹の葉すさぶ風の音に
いとどみじかきうたたねの夢
・桐の葉もふみ分けがたくなりにけり
必ず人を待つとならねど
・玉の緒よ絶えなば絶えねながらへば
忍ぶることのりもぞする
(以後 少し略)