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カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

骨董品に関する物語・真鍮のインクウェル

2020-04-01 19:40:09 | 突発お題

 先日手に入れたペンを早速使おうと曽祖父から譲り受けたインクウェルに必要分のインクを補充してから試し書きをすると、何故か手にしたペンが勝手に若い女性を思わせる筆跡で「やっと会えた」と綴った。
 それ以来、インクウェルの容器には、まるで涙を思わせる不思議な色彩のインクが常に密かに湧き出している。

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