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カケラノコトバ

たかあきによる創作文置き場です

骨董品に関する物語・十九世紀フランスの宝石箱

2020-09-13 21:08:58 | 突発お題

 例え道端の石ころであろうと、自分が似合うと思うのならこの宝石箱に収めればいいと母は言った。ただし、このちっぽけな棺にも似た空間に相応しいのは決して埋葬される事の無い不死と永遠を体現するもの、時を経ても尚その姿を変える事を拒むもの、人の暦では測れない時を刻むものであると。

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