明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

赤ちょうちん かぐや姫

2024-09-11 19:22:00 | 僕の音楽日記
今日は
【公衆電話の日】ということで

公衆電話のワードが入ってる歌詞といったら
頭に浮かんだのが
昭和の人間だよね

【赤ちょうちん】かぐや姫


🎵あなたと別れた寒い夜
公衆電話の箱の中
膝を抱えて泣きました〜


昔は
街灯代わりに
公衆電話ボックスがぽつんと
光ってて
その灯りをみると
ほっとしたものだ

また
10円玉や100円玉をたくさんこわして
電話をしに
公衆電話ボックスにいったなぁ

家電話も広く普及されてきたけれど
年頃になると
親に会話の内容をきかれたくなくて
わざわざ
公衆電話まで
電話をかけにいったものだ

異性の場合なんかは
とくに緊張する

電話に
誰が出るか?ロシアンルーレットさながら
ハラハラドキドキ
本人が出てくれたら
超ラッキー!
父親とか
母親とか兄貴とかが出た時には
間違い電話もどきにして
慌てて電話を切るなどして
本人に繋がるまでの賭けにでたり

好意的な親御さんなら
繋げてくれるので
たいしたストレスはないけれど

うちもそうだったけど
(おまえたちそんなことにうつつを抜かしてる場合じゃないだろう?)的な
ニュアンスたっぷりな
本人を呼び出す声に
そんなオーラたっぷりな雰囲気が
電話口の向こうまで伝わってきていた。


今はケータイ電話があるから
そのハラハラドキドキはないまでも
ホントにあれはあれで
なかなかスリルがあって程よいストレスも
感じつつ
いい思い出として
残っている。

物事簡単に手に入ると
ありがたみが薄れるようで
苦労して
ドキドキしながら
超えていくことが
意外とあとあとまで残るものであって

すこしの苦労も必要だったりする
そんな昭和の公衆電話あるある
なのかな?


赤ちょうちん
四畳半フォークの代名詞として
残る
名曲


生きてることはただそれだけで
虚しい事だと知りました。


なんとも絶望的な内容の歌
別れた人が
背中を丸めてサンダル履いて
赤ちょうちんのおでん屋にいるような
場面を自分自身の願いの中に
そんな幻を見る
辛い辛い
哀愁たっぷりの失恋ソング。





花鳥風月 SEKAI NO OWARI

2024-09-05 19:50:00 | 僕の音楽日記
日本人に生まれてよかった
だなんて
思えなくなってきた

春夏秋冬
花鳥風月
侘び寂びを重んじ
奥ゆかしく
季節を深く堪能してきた
そんな情緒はとうの昔に
なくなって
いつからだろう?
春から夏の境目とか
夏から秋の境目とか
がなくなってきて

まだまだ
猛暑日がつづく


夜空を見上げると
夏の星座から
秋の星座へ
変わりつつある


名残り惜しい夏…などと言えないくらい
酷暑の夏
なぜか息苦しく、辛い思いしか残らない夏

子供のころ
若い頃
夏ってもっと楽しかった
名残り惜しかった9月

もう少し感傷的になりたくもなる
9月

すこーし
朝晩は過ごしやすくなってきて
暑さをしのげるようになったら

ほら
いつのまにか
ハロウィンとか
11月の声を聞くんだよね

今年もあと3ヶ月になっちゃった…







白いレースの日傘 吉田拓郎

2024-09-04 06:22:00 | 僕の音楽日記
あれだけ暑かった日々
連日の37度超えに
身体が慣れてしまったのか
台風去っても蒸し暑く
まだまだ
夏は終わらない感じの日々

もう九月なのに
夏休みも終わって
朝夕秋を感じる…
だなんて
無理やり秋を演出してる
放送媒体にも
なんとなく
苦笑い

いやいや
まだまだ夏は続いてますから…
この週末でもまた夏日だとか…


🎵浜日傘ゆらゆら
すらりと伸びた長い足
蒼い夏がかけてゆく
僕は昼寝を口実に
泳げないのを幸いに
女の子って
やっぱりいいな…

夏真っ盛りを歌った
【蒼い夏】

そのアフターソングともアンサーソングとも思える
【白いレースの日傘】

【蒼い夏】から30年後2003年に【白いレースの日傘】を発表。

晩夏の1ページを切り取った
情景の作品。

🎵君が波と遊んでるのを
寝転びながら僕は見ている
長い波が膝まで寄せるので
君は声を上げ
転びそうになる

2人の夏がもう
かえってこないことを
僕らが知ってる秋が穏やかなことも
もしも 求めなければ

白いレースの日傘
回してみればフリルが揺れる
照れくさいけどなぜか
暖かく
傘の中には
若い君がいる




夏の景色が秋色に変わりつつある
ちょうどこのくらいの季節に
ピッタリの感じの歌詞の世界

何か穏やかさを求めつつ
それでもざわつく心を蓋をしつつ

【蒼い夏】も【白いレースの日傘】も
どこか
心を落ち着かせようと
する
そんな男の心の動きとその対象のコントラストがいい

終わろうとするものと
始めようとするものと
始めるのをやめようとするものと











となりの町のお嬢さん (cover) ホフディラン

2024-08-26 15:46:00 | 僕の音楽日記
お盆が過ぎ
夏の終わりをそろそろ感じはじめ

海辺は町は
夏の終わりと
すっぱい恋で
みかん色に
知らんふりして
暮れてゆく


となりの町のお嬢さんは
今年の夏の忘れ物



夏も終わっていきますなぁ



なかなかこの歌をカバーするアーティストはいない中
大好きな
ホフディランが
やってくれてます。

彼らのオリジナリティを失わず
一番拓郎さんの歌の中で
彼らにピッタリの楽曲をカバーしてみせてくれた
「となりの町のお嬢さん」

ひと夏の恋なんて
情緒ある
そんな夏じゃなかったと思う
今年の暑すぎる
酷暑の夏

すこーし気温が下がって来たと思ったら
台風がやばい進路で近づいてる

被害のない事を願います。








若者のすべて フジファブリック

2024-08-25 20:39:00 | 僕の音楽日記
夏の終わり
なのかな…

今日が8月最後の日曜日
もう
来週は9月
長くとにかく
暑かった

「何も言えなくて 夏」という
歌のタイトルもあったように
暑すぎて何も言えなかった

話す事
喋ることも
億劫になるほどの暑さ
よくこの暑さの夏をここまで
超えてきたと思う。


この二、三日
ラジオから
この歌をよく
耳にする

フジファブリック
【若者のすべて】

ミスチルの
【若者のすべて】ではなく

フジファブリックの
それはなんとも緩く
切ない系のロックバラード


この歌を聞いて涙が止まらなかった人が
リクエストしていた


ひとの涙腺ポイントはそれぞれ
なので
なんともいえないが

なぁーんとなく
夏の終わりを感じる作品なのは
わかる


70年代のテェイストを感じつつ

フジファブリック
「若者のすべて」



泣けないけどね
僕は…