チョキで殴るぞ!

自分のことは棚に上げ、他人には一言つっこまずにはいられない、 わがまま“びっきい”によるツッコミ短歌ブログです。

「今場所に入幕をしたこの力士、守りの相撲が持ち味ですね」

2007-01-15 05:53:39 | インポート
大相撲初場所が始まりました。
…ってか、もう中日なんですけど。
力士って年がら年中、
相撲を取ってるような気がするんですが、
肉体的にも精神的にもしんどくないのかな~? 
それを言っちゃあ、
年がら年中、お札を数えてる銀行員なんかも
いっしょだとは思いますけどね。

それにしても、しっかりしてくれ、日本人力士!
先日の取り組みでは、
結び前の三番がすべて外国人力士だった…
という大相撲史上初となる珍事も起きました。

相撲のグローバル化は大いにけっこうですが、
やはり本家の日本人にはもっと奮起してもらいたい。
久しく日本人の横綱も誕生してませんしね。
千代の富士みたいに切れ味がよくて、
胸のすくような豪快な相撲が見たいです!

私がちょっと首をかしげるのは、
横綱や大関の“品格”に対する考え方。
朝青龍のけたぐりには、
横綱審議委員会が一言申し上げたいようですし、
琴欧洲の立ち会いの変化に関しては、
観客から大ブーイング。
しかし、これらは禁じ手ではありません。
たとえ横綱や大関であろうとも、
多彩な技を繰り出して
勝ち星を挙げるのが悪いことだとは、
私は決して思わないんですけどね~。
問題となっているのは、
たぶんこれらが外国人力士によるものだから。
日本人力士のふがいなさに業を煮やす人が、
やっかみ半分で「セコい手を使うな!」と、
叱りつけたくなるんでしょう。
その気持ちはよくわかります。

ですが、これがもしも、
優勝をかけた大一番とかなら話は別ですけどね。
そんな大勝負でいきなりはたき込みなんかしたら、
それこそ横綱や大関の品格が疑われます。
姑息な手段で優勝を果たしたとしても、
「キン○タマちっちゃいな」という
レッテルを貼られることになってしまうでしょう。

とどのつまり、
外野のヤジなど物ともしない
押しも押されもせぬ大横綱が、
勝利への執念を感じさせる堂々たる取り組みを
手本として示してくれたらいいワケであって。
とにもかくにも、暗雲を吹き飛ばすような
イキのいい力士の登場を待ち望んでますよ!