豚足をつまむお前の二の腕の方に食欲そそられちゃうよ

ハイハイ、
言わなくてもわかってますよね？
そこのあなたですよ！　
思わずかぶりつきたくなる
プクプクした二の腕をお持ちのあなた！
豚足に負けないくらいプヨプヨした
コラーゲンたっぷりのあなた！　
腕を振るとプルプル震えて
動きが制御できなくなっちゃうあなた！　

私はあまり注意して見ることはないのですが、
二の腕のお肉を気にしてる女性は多いんですね。
『あるある』を視聴してるとそう感じます。
二の腕以外にどうにかしてほしい箇所は、
山ほどたくさんあるわけなんですけど。

話題を豚足に変えましょう。
私はそんなにおいしいと思って
食べたことはありませんね、豚足は。
これは味を楽しむというよりは、
ゼリー状の食感を楽しむものなんでしょう。

沖縄県の豚肉の消費量は
全国平均の1.4倍で日本一を誇ります。
「泣き声以外は食べ尽くす」と言われるように、
ミミガー（耳の皮）やテビチ（足）なども、
沖縄の家庭ではよく食されているみたいです。
いささかグロテスクではありますが、
沖縄料理店で食べた経験がある人も多いでしょう。

琉球王朝時代から、
多方面の異文化刺激を受けてきた沖縄。
豚料理の食文化が根づいているのは、
中国からの影響が多大なようですね。
豚の顔や内臓、血液まで余さず調理する。
そこには命を捧げてくれた豚に対する、
ウチナンチューの崇高な思いが
込められているのではないでしょうか？

我々が普段、何気なく口にしている肉や魚。
食べ残して捨てるなんてもってのほかです。
時には“命の重さ”を感じながら
食卓に向かってみることも大切かもしれませんね。