雀庵の「中共崩壊へのシナリオ(61」
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/171(2020/8/23/日】昨夜の雷雨で今朝は涼しかったが、昼にはまた暑くなった。予想外の天気が続くと「異常気象」と言うのだろうが、それなら「正常気象」がある訳だが、聞いたことはない。
「今年の夏は平年並み」と言われても異常が3年ほども続くと「今年も台風20発、土砂災害10発、床上浸水1万戸あたりか。いつもの夏、正常気象だな」と思うようになるのか。
異常が常態化すると感覚が鈍くなるとか、諦観が身につくようになったりするようで、ベトナム戦争時のサイゴン市民は1日に1、2発のミサイル攻撃には慣れてしまったそうである。(日本人を含めて交通事故に慣れるように・・・)
攻撃で知り合いが亡くなっても少しの時間、泣くだけで、元気を取り戻す。悲しんだり、恐れている余裕はない、明日は我が身で、とにかく生活を維持するのだという、自然の摂理とか本能が働くのだろう。
東京大空襲でさんざ逃げ回った荷風は、一晩で何万もの死者が出ても、手を合わせるとか、悲しむどころではない、自分が今日明日生き延びるだけで精一杯だった。回顧したり死者を慰霊する余裕ができるまでには何年もの歳月が必要なのだ。
ましてや敵味方に分かれて干戈を交えた将兵が、当時を偲び、ともに苦楽を語り合うというのはまさに恩讐の彼方、30年後、40年後、ともに白髪が生える頃になり、「お互いに国のために戦ったのだ」と敬意を表することができる。
歴史は戦争が創る。戦争がなければ国、民族は併呑され、消えていく。それが嫌なら戦争で勝つしかない。負けっぱなしでも最後に勝てばいい。ユダヤ民族は国破れて世界に放浪し、2000年後に国家を再建した。
民族の自覚と結束、愛国心、優れた知性と勇武、第三者の支援・・・建国と国家維持には絶対欠かせない。支那人・漢族にそれはあるか。
何清漣女史の論考「透過數據看中國的糧食安全(数字で見る中国の食糧安全保障)」(看中国2020年8月18日)から。
<今年、中国の主要な穀物生産地の多くが洪水に見舞われたが、中国政府は豊作(!)と発表した。その直後、習近平は「食糧の無駄をなくす」ことを求めたため、中国人は(どうなっているのか)と食糧安全保障について心配し始めた。
10か国以上が中国向け食糧輸出を禁止しているため、中国の一部地域ではかつての配給時代や1960年代の飢饉(毛沢東の大躍進政策の失敗)の悲痛な思い出を呼び起こした。
以下は中国の公式データからのもので、中国の食糧安全保障問題には「差し迫った問題」と「遠い問題」の両方があることを示している。今年の穀物収穫が失敗した場合、政府は必要に応じて特定の種類の供給を制限するだろうが、大飢饉の記憶は政府に対する国民の深刻な不信を呼び覚ますかもしれない。
2014年、中国は世界最大の食糧輸入国となり、その年の政治会議では、中国経済の最優先事項は「国家の食糧安保の確保」と決定した。
中国の食糧自給率は高く、米、小麦の自給率は95%を超えている。穀物には米と小麦だけでなく、大豆、トウモロコシ、ソルガム(緑肥)、オートムギなどのさまざまな穀物がある。また、中国人の食生活には豚肉を中心とした肉があり、豚の飼料は大豆加工品が主だ。
米、小麦は国内で95%は賄えるが、残りの5%とは実に「7000万人分」に相当し、この数を過小評価することはできない。
国連食糧農業機関によって設定された世界の食糧安保基準は、大豆、トウモロコシを含む主要な穀物の「90%の自給率」だ。その基準では中国の食糧自給率は約82.3%、つまり食糧ギャップは17.7ポイントであり、国連の食糧安保基準を満たしていない。「世界の食糧安保指標」のランキングでは、中国は113か国中40位だ。
今年のコロナウィルス大流行後、12か国以上が食品の対中輸出を禁止した。中国当局は米、小麦の自給率が95%であることを強調したが、世界の食糧安保基準で測ると、中国の食糧不足は「2億5200万人分」に当たる。
習近平は「中国人は自分の手で丼を運ばなければならず、自身の食べ物を確保しなければならない」と指示したが、実施は容易ではない>
「中国は113か国中40位」というのは、英エコノミスト誌の調査部門による世界113カ国を対象にした「食糧安保ランキング2019年」によるが、
1位シンガポール、2位アイルランド、3位米国、4位スイス、5位フィンランド、同5位ノルウェー、7位スウェーデン、8位カナダ、9位オランダ、10位オーストリア。
日本は21位で中共より上位だが、せめてトップ10入りを目指すべきではないか。古人曰く「腹が減っては戦はできぬ」、日本は大丈夫なのか。
日本農業新聞2020年8月6日「食料自給38% 微増 小麦増収、目標とは隔たり 2019年度」から。
<農水省は5日、2019年度の食料自給率がカロリーベースで38%となったと公表した。過去最低に落ち込んだ前年度の37%から1ポイント上がり、08年度以来、11年ぶりの上昇となった。小麦の収量向上が貢献した。米の消費減退が響いて上昇は小幅で、30年度までに45%とする目標との隔たりは埋まっていない。
自給率は、国内の食料消費を国内の食料生産で、どの程度賄えるかを示す指標。過去最低水準の18年度から上向いた形だが、小数点以下を含めた自給率は37.82%。前年度は37.42%で、上昇は0.4ポイントにとどまった。
生産額ベースの自給率は66%で、前年度と同じ過去2番目に低い水準となった。野菜の増収に伴う価格下落が響いた。
食料の潜在的な生産能力を表す「食料自給力」の指標のうち、米や小麦中心に作付けした場合の1人1日当たりの供給可能熱量は1754キロカロリー。前年度より27キロカロリー増えたが、1人1日当たりの推定エネルギー必要量2168キロカロリーは下回る>
輸入が途絶えたら日本は「一億火の玉」どころか「一億低血糖」、息も絶え絶え! 毛沢東みたいに「ぶらぶら、ゴロゴロ、無為徒食の輩を農村へ下放しろ」と言いたくなるなあ。
私? 腰痛であきまへん、ただの口舌の徒やさかい、堪忍や・・・ソイレントグリーンになって報国というのは、もうこれはカルト。大躍進政策の飢餓地獄だ。
中共の軍事覇権への動きとコロナ対応もあって、日本は食糧安保の強化を進める方針だという。日本農業新聞2020年6月27日「政府、食料安保を強化 コロナ対応 国産切り替え推進」から。
<政府は26日、農林水産業・地域の活力創造本部(議長=安倍首相)を開き、新型コロナウイルスによる食料供給リスクの高まりを踏まえ、農林水産政策の展開方向として「食料安全保障の強化」を打ち出した。外国産から国産品への原料切り替えなどによる国内生産基盤の強化、国民理解の醸成を進める。
安倍首相は「食料の安定供給は政府が果たすべき最も重要な責務。国内の生産基盤を強化し、食料自給率や自給力の向上を図ることが必要」だとし、関連政策の見直しを関係閣僚に指示した>
言うは易く行うは難し。人材確保・養成、生産・保管のインフラ整備、過疎地・地方の再生など一朝一夕にはできないが、皇国の興廃、この一戦にありの覚悟で進めなければならない。
今年は「暴支膺懲」元年だ。日本国民は、空前絶後の包囲網で“戦狼狂気”習近平一派を殲滅し、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去し、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、 平和のうちに生存する権利を有することを確認すべし。
恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、 平和を愛する諸国民の公正と信義を裏切る中共の武力による世界制覇の圧力を断固として阻止して、われらの安全と生存を保持しようと決意したのだ。
われらは、いづれの国家も、自国の利益のみに専念して他国を脅かしてはならないのであつて、この国際政治道徳の法則は、 普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務である。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
同志諸君! 美辞麗句は後進に任せよう、要は「中共殲滅、支那解放!」だ。命惜しむな、名こそ惜しめ、敵は北京にあり、包囲殲滅せよ!
“シーチン”修一 2.0
【Anne G. of Red Gables/171(2020/8/23/日】昨夜の雷雨で今朝は涼しかったが、昼にはまた暑くなった。予想外の天気が続くと「異常気象」と言うのだろうが、それなら「正常気象」がある訳だが、聞いたことはない。
「今年の夏は平年並み」と言われても異常が3年ほども続くと「今年も台風20発、土砂災害10発、床上浸水1万戸あたりか。いつもの夏、正常気象だな」と思うようになるのか。
異常が常態化すると感覚が鈍くなるとか、諦観が身につくようになったりするようで、ベトナム戦争時のサイゴン市民は1日に1、2発のミサイル攻撃には慣れてしまったそうである。(日本人を含めて交通事故に慣れるように・・・)
攻撃で知り合いが亡くなっても少しの時間、泣くだけで、元気を取り戻す。悲しんだり、恐れている余裕はない、明日は我が身で、とにかく生活を維持するのだという、自然の摂理とか本能が働くのだろう。
東京大空襲でさんざ逃げ回った荷風は、一晩で何万もの死者が出ても、手を合わせるとか、悲しむどころではない、自分が今日明日生き延びるだけで精一杯だった。回顧したり死者を慰霊する余裕ができるまでには何年もの歳月が必要なのだ。
ましてや敵味方に分かれて干戈を交えた将兵が、当時を偲び、ともに苦楽を語り合うというのはまさに恩讐の彼方、30年後、40年後、ともに白髪が生える頃になり、「お互いに国のために戦ったのだ」と敬意を表することができる。
歴史は戦争が創る。戦争がなければ国、民族は併呑され、消えていく。それが嫌なら戦争で勝つしかない。負けっぱなしでも最後に勝てばいい。ユダヤ民族は国破れて世界に放浪し、2000年後に国家を再建した。
民族の自覚と結束、愛国心、優れた知性と勇武、第三者の支援・・・建国と国家維持には絶対欠かせない。支那人・漢族にそれはあるか。
何清漣女史の論考「透過數據看中國的糧食安全(数字で見る中国の食糧安全保障)」(看中国2020年8月18日)から。
<今年、中国の主要な穀物生産地の多くが洪水に見舞われたが、中国政府は豊作(!)と発表した。その直後、習近平は「食糧の無駄をなくす」ことを求めたため、中国人は(どうなっているのか)と食糧安全保障について心配し始めた。
10か国以上が中国向け食糧輸出を禁止しているため、中国の一部地域ではかつての配給時代や1960年代の飢饉(毛沢東の大躍進政策の失敗)の悲痛な思い出を呼び起こした。
以下は中国の公式データからのもので、中国の食糧安全保障問題には「差し迫った問題」と「遠い問題」の両方があることを示している。今年の穀物収穫が失敗した場合、政府は必要に応じて特定の種類の供給を制限するだろうが、大飢饉の記憶は政府に対する国民の深刻な不信を呼び覚ますかもしれない。
2014年、中国は世界最大の食糧輸入国となり、その年の政治会議では、中国経済の最優先事項は「国家の食糧安保の確保」と決定した。
中国の食糧自給率は高く、米、小麦の自給率は95%を超えている。穀物には米と小麦だけでなく、大豆、トウモロコシ、ソルガム(緑肥)、オートムギなどのさまざまな穀物がある。また、中国人の食生活には豚肉を中心とした肉があり、豚の飼料は大豆加工品が主だ。
米、小麦は国内で95%は賄えるが、残りの5%とは実に「7000万人分」に相当し、この数を過小評価することはできない。
国連食糧農業機関によって設定された世界の食糧安保基準は、大豆、トウモロコシを含む主要な穀物の「90%の自給率」だ。その基準では中国の食糧自給率は約82.3%、つまり食糧ギャップは17.7ポイントであり、国連の食糧安保基準を満たしていない。「世界の食糧安保指標」のランキングでは、中国は113か国中40位だ。
今年のコロナウィルス大流行後、12か国以上が食品の対中輸出を禁止した。中国当局は米、小麦の自給率が95%であることを強調したが、世界の食糧安保基準で測ると、中国の食糧不足は「2億5200万人分」に当たる。
習近平は「中国人は自分の手で丼を運ばなければならず、自身の食べ物を確保しなければならない」と指示したが、実施は容易ではない>
「中国は113か国中40位」というのは、英エコノミスト誌の調査部門による世界113カ国を対象にした「食糧安保ランキング2019年」によるが、
1位シンガポール、2位アイルランド、3位米国、4位スイス、5位フィンランド、同5位ノルウェー、7位スウェーデン、8位カナダ、9位オランダ、10位オーストリア。
日本は21位で中共より上位だが、せめてトップ10入りを目指すべきではないか。古人曰く「腹が減っては戦はできぬ」、日本は大丈夫なのか。
日本農業新聞2020年8月6日「食料自給38% 微増 小麦増収、目標とは隔たり 2019年度」から。
<農水省は5日、2019年度の食料自給率がカロリーベースで38%となったと公表した。過去最低に落ち込んだ前年度の37%から1ポイント上がり、08年度以来、11年ぶりの上昇となった。小麦の収量向上が貢献した。米の消費減退が響いて上昇は小幅で、30年度までに45%とする目標との隔たりは埋まっていない。
自給率は、国内の食料消費を国内の食料生産で、どの程度賄えるかを示す指標。過去最低水準の18年度から上向いた形だが、小数点以下を含めた自給率は37.82%。前年度は37.42%で、上昇は0.4ポイントにとどまった。
生産額ベースの自給率は66%で、前年度と同じ過去2番目に低い水準となった。野菜の増収に伴う価格下落が響いた。
食料の潜在的な生産能力を表す「食料自給力」の指標のうち、米や小麦中心に作付けした場合の1人1日当たりの供給可能熱量は1754キロカロリー。前年度より27キロカロリー増えたが、1人1日当たりの推定エネルギー必要量2168キロカロリーは下回る>
輸入が途絶えたら日本は「一億火の玉」どころか「一億低血糖」、息も絶え絶え! 毛沢東みたいに「ぶらぶら、ゴロゴロ、無為徒食の輩を農村へ下放しろ」と言いたくなるなあ。
私? 腰痛であきまへん、ただの口舌の徒やさかい、堪忍や・・・ソイレントグリーンになって報国というのは、もうこれはカルト。大躍進政策の飢餓地獄だ。
中共の軍事覇権への動きとコロナ対応もあって、日本は食糧安保の強化を進める方針だという。日本農業新聞2020年6月27日「政府、食料安保を強化 コロナ対応 国産切り替え推進」から。
<政府は26日、農林水産業・地域の活力創造本部(議長=安倍首相)を開き、新型コロナウイルスによる食料供給リスクの高まりを踏まえ、農林水産政策の展開方向として「食料安全保障の強化」を打ち出した。外国産から国産品への原料切り替えなどによる国内生産基盤の強化、国民理解の醸成を進める。
安倍首相は「食料の安定供給は政府が果たすべき最も重要な責務。国内の生産基盤を強化し、食料自給率や自給力の向上を図ることが必要」だとし、関連政策の見直しを関係閣僚に指示した>
言うは易く行うは難し。人材確保・養成、生産・保管のインフラ整備、過疎地・地方の再生など一朝一夕にはできないが、皇国の興廃、この一戦にありの覚悟で進めなければならない。
今年は「暴支膺懲」元年だ。日本国民は、空前絶後の包囲網で“戦狼狂気”習近平一派を殲滅し、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去し、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、 平和のうちに生存する権利を有することを確認すべし。
恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、 平和を愛する諸国民の公正と信義を裏切る中共の武力による世界制覇の圧力を断固として阻止して、われらの安全と生存を保持しようと決意したのだ。
われらは、いづれの国家も、自国の利益のみに専念して他国を脅かしてはならないのであつて、この国際政治道徳の法則は、 普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務である。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
同志諸君! 美辞麗句は後進に任せよう、要は「中共殲滅、支那解放!」だ。命惜しむな、名こそ惜しめ、敵は北京にあり、包囲殲滅せよ!