観て来ました。発表当初、大阪公演があることを知らなかったので、日生に遠征か…と、
思っていたので近くでしかも千秋楽を観られて満足です(^ ^)。
映画は未見で、有名な主題歌と悲恋物であることの知識ぐらいしかありませんでした。
観ていくと、「ミス・サイゴン」に流れが似ているなと思いました。軍服姿の芳雄くんを
見ると「クリスか(笑)?」と思ってしまいまいした。(そういえば、岸田さんは初演のクリス…)
ミュージカルとはいえ、ここまで歌でつないでいくものだと思わなかったので、最初は
とまどいましたが徐々に慣れました。そうするとアンサンブルの人がほとんどダンス
だけというのがちょっと気になりました。つなぎのダンスがあまり効果的とは思えず、
リフト多様な派手な振付な分、気が散りました。
芳雄くんは相変わらずうまいなと安心して見られました。ただ、やはりクリスにかぶる(笑)。
となみは姫振り健在で華やかなヒロインでした。見た目は再会場面の大人のジュヌ
ヴィエーヴが一番きれいでした。たーたんはうまい!もともと歌のうまい人でしたが、
元男役で高音がここまで違和感なく出るのが素晴らしい。彼女はますます幅広く役が
出来そうで楽しみです。ANZAは「AIDA」以来ですが、もともとの悲しげな表情にせつ
なさがこもっていました。悪女的な役どころかと思っていたのでホッとしました。
たきちゃんは意外に出番は少なめで、よって歌も少なめ。実力を知る者としてはもっと
歌が聞きたかったなと思います。
本日、千秋楽のため、キャスト全員から挨拶がありました。やたらと、「再演、再演」
とアピールしていたのがおもしろかったです。その可能性があるのでしょうか(笑)?
皆に挨拶を振るMC担当をしていた芳雄くんの座長振りにすっかり慣れた感があり、
さすが10周年と感慨深かったです。
【CAST】
ギイ:井上芳雄 ジュヌヴィエーヴ:白羽ゆり マドレーヌ:ANZA
エリーズ:出雲綾 カサール(宝石商):岸田敏志 エムリー夫人:香寿たつき
松澤重雄 KENTARO
杉山有大、高原紳輔、東山竜彦、福永吉洋、横沢健司、
一倉千夏、岩亜希子、樺島麻美、後藤 藍、園田弥生、滝沢由佳
【STAFF】
脚本・作詞:ジャック・ドゥミ
音楽:ミシェル・ルグラン
演出・振付:謝 珠栄
翻訳・訳詞:竜 真知子