煩悩のアースガルド

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〔パソゲ・レビュー〕『見上げてごらん、夜空の星』をプレイして、レビューの続きを書く(ゴマ猫筆)

2016年01月17日 | パソゲ・レビュー
明けましておめでとうございます。ゴマ猫です。
年が明けてから最初の記事になるのでしょうか? 今年も宜しくお願い致しますノ(_ _ ノ)

さて、今回は『見上げてごらん、夜空の星を』のレビューを書いていこうかと。
前回の記事で後編を書きますとか言って、全然書いていないという体たらく(汗)
正確に言うと、途中まで書いたんですけど『自分の記事、面白くないんじゃ? これじゃ見上げての魅力伝わらない』という変な暗示にかかって、5000文字くらい書いたレビューを消しました(〃゜д゜;A

そうこうしてる内に、製品版が発売されて、製品版を購入して全ルート終わったから迂闊な事が言えなくなったというオチです。
体験版の半分くらいはレビューしたような気がするんですが、過去の回想シーン(主にひかりルート)を、結構すっ飛ばしましたね。はい。
もう製品版の全ルートを終えたので、感想を交えながらのレビューに切り替えますだ(・ω・)
発売から1ヵ月経つのですが、例によってネタバレをギリギリまで避けます。それでも、物語に沿って触れていきますのでご注意を。



主人公の暁斗は、両親を事故で亡くしてから、親戚の家を転々としていた暁斗は祖父が場所へ。祖父を2人で新たな生活をスタートさせた。
知らない土地、慣れない家での生活、そんな生活を今まで何度なく経験する事で、暁斗は同世代の子と違い、子供らしくない少し大人びた目線で物事を見るようになっていた。







また憂鬱な学校生活が始まる、そう考えていた矢先に出会った女の子。それがひかりだった。











ひょんな事から川に流されてしまった子犬を助けるために、協力する暁斗。
暁斗の協力もあって、子犬は無事救出。
ひかりは暁斗にお礼を言うが、暁斗は今までの経験から面倒事を避けるべく、人と関わりを持たないようにと、話もそこそこにその場を足早に去る。







クラスでの自己紹介の時、暁斗は早々にひかりと再会。
と言うのも、ここは人口が少なく、学年も1学年につき1クラスしかない。
当然、同学年のひかりとも一緒な訳で。教室でのひかりの問い掛けを無視する暁斗。
今までの経験上、目立たない事が人との摩擦を抑え、面倒事を避ける唯一の方法と暁斗は知っていたから。



















そんな中、暁斗にちょっかいをかける武一。
武一はクラスの中心人物であり、男子側のリーダーでもあった。武一は暁斗にお前も仲間にしてやるよと言うが、暁斗は冷静に断る。
暁斗自身は上手くやったつもりだったが、逆にそれが武一の反感を買ってしまう。
さらに持ってきていた天体望遠鏡に触れられて、暁斗はつい手を出してしまった。











以来、事あるごとに些細な嫌がらせを受けるのだが、暁斗はそれをじっと耐えてやり過ごした。
そんな時、味方をしてくれたのがひかり。
暁斗が「もういい」と言っても、武一達男子グループに隠された上履きを探してくれたり、何かある事に助けてくれていた。
ひかりは女子のリーダー的存在。
故に、ひかりが暁斗の手助けをする事で暁斗はさらなる面倒事が起きるのではないか? と、暁斗は思っていた。
ひかりはひかりで子犬を助けてくれた暁斗に対して好意的に思っていて、武一のやんちゃぶりも知っている。
さらに、ひかり自身の性格も手伝って暁斗を放っておけなかった。







そんな時、またしても転校生がやってきた。
転校生の名前は、天ノ川沙夜。整った容姿と、色が違う綺麗なその双眸。
クラスの全員が息をのむ中、上履きを隠されて遅れてきた暁斗が「君の瞳、アルビレオみたいだね」と。
その瞬間――







決壊したダムのように激しく泣き出す沙夜。
慌てて早乙女先生が宥めるが、沙夜は教室を飛び出してしまった。
暁斗にしてみれば青天の霹靂、突然泣き出した沙夜を見てしばし立ち尽くしていた。



















それを見ていた武一が「お前が転校生を泣かした」と暁斗を責める。
天体望遠鏡を取り上げられ、返してほしかったら転校生に謝れと言う武一。
落ち込む暁斗にひかりがやって来てフォローする。
ひかりは暁斗が言った言葉が悪口ではなく、星の名前だと理解していた。
ひかりの提案で沙夜の誤解を解くべく、本物のアルビレオを見せてあげたらいいと言う。
暁斗が学校にも持ってきていた天体望遠鏡を使って。







ひかりの提案に対して暁斗は壊れてると、伝える。















転校生の沙夜の噂がクラスの女子達の間でされる。
小さな村故に、噂が広まるのも早い。沙夜は以前の学校でも同じような扱いを受けていたため、自分の瞳にコンプレックスを持っていた。
沙夜が陰口叩かれてると、なぜだかゴマ猫が文句を言いたくなる不思議ヾ(*`Д´*)ノ"
なーんも知らんのに、適当な事を言うんじゃなか。
そして、わざわざ聞こえるように話すなら、面と向かってハッキリ言えばよか。と、この場面で思ってました。







それを見かねて、ひかりが注意する。
ひかり、えぇ子や。よく言った!
自分が正しいと思った事を主張し続ける事ほど難しい事はないです。
とくに、学校という閉鎖空間の中で集団の足並みを乱すという行為は、爪はじきにされてもおかしくないのです。
もっとも、ひかりは発言力のある中心人物なので、そんな事にはならないんでしょうが。
安心してください、この『見上げて』にはそんなドロドロした人間関係はありませんよ(*`д´)b







暁斗は沙夜に昨日の事を謝ろうとするが――







沙夜は教室から飛び出してしまう。慌てて追いかける暁斗。







暁斗より先に沙夜を見つけたひかりが昨日の件について尋ねる。
すると、どうやら沙夜はアルビレオの事を怪獣だと勘違いしていたらしい。
ひかりはそれは誤解だと告げる。







登山が趣味だった父親と暁斗が交わした約束。
それは買ってもらった天体望遠鏡で一緒に星を見る事。だがその約束が果たされることはなかった。







暁斗が自らの過去に想いを馳せていると、ひかりの突然の来訪。
ひかりのパワープレイですぜ。玄関先で大声で名前呼びながらノックしまくるという。
これは、恥ずかしい。出ざるを得ない(゜д゜;) ヌオォ











ひかりが天体望遠鏡は壊れていないと言う。
突然の言葉に暁斗は戸惑う。そんな暁斗をよそに、ひかりは天体望遠鏡をいじっていく。















ひかりは、ピントを合わせて天体望遠鏡を覗く。
ひかりの感嘆の声に暁斗も見せてほしいと頼む。ひかりに教わりながらピントを合わせていく。
すると、そこには見た事のない世界が広がっていた。



































合ったはずのピントが暁斗の涙で再びぼやける。
この天体望遠鏡は暁斗の父の形見。生前、父親が最後に買ってくれたプレゼントだった。
両親が亡くなり、親戚の家を転々とする中で失われていく物、一つ、また一つと無くなっていく物の中で、ただ一つ残った両親との繋がりを持った物。この天体望遠鏡だけが、幼い暁斗が拠り所にしていた大切な物だった。
ひかりに自らが抱えている思いを吐露すると、憑き物が落ちた様に心が軽くなる暁斗。































同時に、ひかりと友達になった瞬間だった。
そして――







沙夜の誤解を解くためにアルビレオを見せられる事にもなったのだった。


今回は回想シーンの前半くらいをレビューしていきました。
いかがでしたでしょうか? 拙い文ですが『見上げて』の魅力が少しでも伝わってれば嬉しいです。
次回にこの後半、その次に体験版で公開されてる部分くらいまでは書けたら良いなぁと思っておりまする(・ω・)bグッ
ではでは、今日はこの辺で。ゴマ猫でした~!