煩悩のアースガルド

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〔パソゲ・レビュー〕続、見上げてごらん、夜空の星をレビュー(ゴマ猫筆)

2016年02月04日 | パソゲ・レビュー
こんばんは、ゴマ猫です。つい先日は雪が降っていましたね。
北国では珍しくもなんともない光景なんでしょうが、こっちでは珍しく、夜中に凍えながらシャッターを切っていました。

さて、今回は前回に引き続き『見上げてごらん、夜空の星を』のレビューをしていきたいと思います(*`д´)
「どんだけやるんだよ」と、つっこまれそうですが。見逃してくだせぇ。ところで、先日めでたくファンディスクの発売も決まりました!
これだけ早い決定になると、初めから予定されていたんでしょうね。もちろん嬉しいから大歓迎です。

そういえば、当時『あおかな』も、発売したとほぼ同時にアニメ化決定! と、パッケージの横のポップに書いてありました。
前作で好評だった『この大空に、翼をひろげて』通称『ころげて』も、いずれアニメ化されるに違いありません。
コンシューマーへの移植は既に決まっていて、今年の3月にはPS3、PSVitaで発売が決定しています。「やった事ないぜ!」という方は、これを機に是非プレイされてはいかがでしょうか? 夏ノ雨同様、ゴマ猫オススメの作品でございまする(・ω・)b



沙夜に誤解の原因となった『アルビレオ』を見せるため、暁斗とひかりは計画を立てる。
翌日、ひかりは昨日観た月の話をしながら、クラスメイト達に天体観測会をやろうと持ちかける。担任である早乙女先生に話しも通し、準備は着々と進んでいった。







図書室で借りた図鑑をひろげて、アルビレオについて調べる暁斗とひかり。
途中、さをとめに寄って、パンの耳をもらうとそれを助けた子犬に食べさせた。この子犬は後に早乙女家に引き取られ、既に飼っていたタロウの子供みたいという理由からコタロウと名付けられるですが、ここでは表記がワン吉になっています。



















暁斗はひかりに『銀河鉄道の夜』が好きなのか尋ねる。
『銀河鉄道の夜』の物語の中に出てくる星々を見て、星に興味を持ったかと暁斗は思っていたのだが、ひかりの答えは少し変わっていた。
「行ってみたい」その言葉に、暁斗はひかりの存在を少し遠くに感じた。



























観測会当日、事前に光軸合わせなど準備を済ませていた暁斗達だったが、本番になって予期せぬハプニングが起きる。
屋上にセッティングしていたはずの天体望遠鏡がなくなってしまう。
暁斗とひかりは必死に探すが――































見つからないまま、不安と焦りだけが増していく。
武一とひかりが話している所を偶然にも目撃する沙夜。沙夜は、あの天体望遠鏡が暁斗の父親の形見だと知る。
事情を知ってしまった沙夜は、ひとりで探してる暁斗の所へコタロウと一緒にやって来て、暁斗を見つめた。
その時、コタロウが何かに気付くように吠え始める。何事かと暁斗が近よると、コタロウの視線の先、木の枝に天体望遠鏡が引っ掛かっていた。















沙夜と一緒に屋上へ向かう途中、武一の手下達(仲間)が、屋上に行かせまいと暁斗を妨害してきた。
暁斗は抵抗するが、2人がかりで天体望遠鏡を奪おうとする。さすがに手を出しそうになった暁斗を止めたのは、沙夜の声だった。



















自分の為ではなく、暁斗の為を思って叫んだ言葉。
それは聞いてしまったから。あの天体望遠鏡が、暁斗にとってどれだけ大事な物なのかを。
沙夜の迫力に、手下達は気勢を削がれたように塞いでいた道を開けた。
ここのシーンは、沙夜の芯の強さが垣間見えるシーンですね。普段は声を荒げて物言うタイプじゃ絶対ないのに、肝心なところでいつも強い。ひかりは逆で、この後に親友となるひかりと沙夜は良いコンビなんですよね(=´▽`=)















屋上へ戻った暁斗は急いで天体望遠鏡をセットし直すが、時間が掛かり過ぎたため、肝心のアルビレオは山に隠れてしまった。
絶望感に打ちひしがれる中、集まっていたクラスメイト達も寒さで限界になってきて、諦めムードが漂う。
そんな状況に、暁斗も諦めて謝罪しようとする。そんな重い雰囲気になっていた時に、救いの手を差し伸べてくれたのが早乙女先生だった。
「夏のアルビレオは見れないけど、冬のアルビレオなら見れる」と。















早乙女先生の提案で、冬のアルビレオが出てくる時間まで、温かい紅茶を飲みながら先生の知る星の話を聞く事に。
暁斗を含め、全員が早乙女先生の広い知識にのめり込んでいると、あっという間に時間は過ぎていった。
実際の星の配置をリアルに再現しているので、星好きの人も、そうでない人も見てて楽しいですよ(。_。)ウンウン



そしてついに――















沙夜にアルビレオを見せると、色の違った2つの星、その美しさに感嘆の声が漏れる。
それは、初日に言った暁斗の言葉が誤解だという事が証明出来た瞬間。
アルビレオを観た周囲から、沙夜の瞳がアルビレオと似てると羨望の眼差しで見られる沙夜は、しばし頬を赤らめるのだった。











翌日、武一達が見守る中、暁斗は罰ゲームの行使をしていた。
寒空の中、川に入って泳ぐという聞くだけに寒くなりそうな罰ゲームを。そもそも、この約束はひかり「アルビレオを見せられなかったら、裸で寒中水泳をしてもいい」と言ったのが発端で、その代わりに暁斗が裸で川を泳ぐという事に。
アルビレオ自体は観られたのだが、夏ではなく、冬のという事で武一の手下がケチを付け、暁斗が自分の負けでいいと言ったものだから、現在に至る。それを見ていた武一は、暁斗が意地と根性を見て、暁斗の事を見直した。
ちなみに、天体望遠鏡を隠したのは武一の手下(仲間)で、その責任を全部かぶったのが武一。意外な男気Σ(゜□゜











事前にその事を知っていた、沙夜から早乙女先生に事の次第を報告され、2人+1は、こってりとお説教を受ける。
暁斗は沙夜とも和解し、一件落着したのだが……この後、また新たに別の問題が浮上するのだった。



ここまで過去シーンのレビューを書いてて思ったのですが、この『みあげて』のレビューだけで、2~3作品くらいは余裕で紹介できるなと思いました。それくらいボリュームがありますゆえ、この文章を書くのにも時間が掛かる(汗)
個人差はありますが、1000~2000文字くらいが一番読みやすいと思います。(最初、1万文字くらいだったから大声では言えませんが)
そんな訳で、長くなりましたが次回が過去編のラストレビューになるかと(;。。)o
ではでは、今日はこの辺で。ゴマ猫でした~!

〔パソゲ・レビュー〕『見上げてごらん、夜空の星』をプレイして、レビューの続きを書く(ゴマ猫筆)

2016年01月17日 | パソゲ・レビュー
明けましておめでとうございます。ゴマ猫です。
年が明けてから最初の記事になるのでしょうか? 今年も宜しくお願い致しますノ(_ _ ノ)

さて、今回は『見上げてごらん、夜空の星を』のレビューを書いていこうかと。
前回の記事で後編を書きますとか言って、全然書いていないという体たらく(汗)
正確に言うと、途中まで書いたんですけど『自分の記事、面白くないんじゃ? これじゃ見上げての魅力伝わらない』という変な暗示にかかって、5000文字くらい書いたレビューを消しました(〃゜д゜;A

そうこうしてる内に、製品版が発売されて、製品版を購入して全ルート終わったから迂闊な事が言えなくなったというオチです。
体験版の半分くらいはレビューしたような気がするんですが、過去の回想シーン(主にひかりルート)を、結構すっ飛ばしましたね。はい。
もう製品版の全ルートを終えたので、感想を交えながらのレビューに切り替えますだ(・ω・)
発売から1ヵ月経つのですが、例によってネタバレをギリギリまで避けます。それでも、物語に沿って触れていきますのでご注意を。



主人公の暁斗は、両親を事故で亡くしてから、親戚の家を転々としていた暁斗は祖父が場所へ。祖父を2人で新たな生活をスタートさせた。
知らない土地、慣れない家での生活、そんな生活を今まで何度なく経験する事で、暁斗は同世代の子と違い、子供らしくない少し大人びた目線で物事を見るようになっていた。







また憂鬱な学校生活が始まる、そう考えていた矢先に出会った女の子。それがひかりだった。











ひょんな事から川に流されてしまった子犬を助けるために、協力する暁斗。
暁斗の協力もあって、子犬は無事救出。
ひかりは暁斗にお礼を言うが、暁斗は今までの経験から面倒事を避けるべく、人と関わりを持たないようにと、話もそこそこにその場を足早に去る。







クラスでの自己紹介の時、暁斗は早々にひかりと再会。
と言うのも、ここは人口が少なく、学年も1学年につき1クラスしかない。
当然、同学年のひかりとも一緒な訳で。教室でのひかりの問い掛けを無視する暁斗。
今までの経験上、目立たない事が人との摩擦を抑え、面倒事を避ける唯一の方法と暁斗は知っていたから。



















そんな中、暁斗にちょっかいをかける武一。
武一はクラスの中心人物であり、男子側のリーダーでもあった。武一は暁斗にお前も仲間にしてやるよと言うが、暁斗は冷静に断る。
暁斗自身は上手くやったつもりだったが、逆にそれが武一の反感を買ってしまう。
さらに持ってきていた天体望遠鏡に触れられて、暁斗はつい手を出してしまった。











以来、事あるごとに些細な嫌がらせを受けるのだが、暁斗はそれをじっと耐えてやり過ごした。
そんな時、味方をしてくれたのがひかり。
暁斗が「もういい」と言っても、武一達男子グループに隠された上履きを探してくれたり、何かある事に助けてくれていた。
ひかりは女子のリーダー的存在。
故に、ひかりが暁斗の手助けをする事で暁斗はさらなる面倒事が起きるのではないか? と、暁斗は思っていた。
ひかりはひかりで子犬を助けてくれた暁斗に対して好意的に思っていて、武一のやんちゃぶりも知っている。
さらに、ひかり自身の性格も手伝って暁斗を放っておけなかった。







そんな時、またしても転校生がやってきた。
転校生の名前は、天ノ川沙夜。整った容姿と、色が違う綺麗なその双眸。
クラスの全員が息をのむ中、上履きを隠されて遅れてきた暁斗が「君の瞳、アルビレオみたいだね」と。
その瞬間――







決壊したダムのように激しく泣き出す沙夜。
慌てて早乙女先生が宥めるが、沙夜は教室を飛び出してしまった。
暁斗にしてみれば青天の霹靂、突然泣き出した沙夜を見てしばし立ち尽くしていた。



















それを見ていた武一が「お前が転校生を泣かした」と暁斗を責める。
天体望遠鏡を取り上げられ、返してほしかったら転校生に謝れと言う武一。
落ち込む暁斗にひかりがやって来てフォローする。
ひかりは暁斗が言った言葉が悪口ではなく、星の名前だと理解していた。
ひかりの提案で沙夜の誤解を解くべく、本物のアルビレオを見せてあげたらいいと言う。
暁斗が学校にも持ってきていた天体望遠鏡を使って。







ひかりの提案に対して暁斗は壊れてると、伝える。















転校生の沙夜の噂がクラスの女子達の間でされる。
小さな村故に、噂が広まるのも早い。沙夜は以前の学校でも同じような扱いを受けていたため、自分の瞳にコンプレックスを持っていた。
沙夜が陰口叩かれてると、なぜだかゴマ猫が文句を言いたくなる不思議ヾ(*`Д´*)ノ"
なーんも知らんのに、適当な事を言うんじゃなか。
そして、わざわざ聞こえるように話すなら、面と向かってハッキリ言えばよか。と、この場面で思ってました。







それを見かねて、ひかりが注意する。
ひかり、えぇ子や。よく言った!
自分が正しいと思った事を主張し続ける事ほど難しい事はないです。
とくに、学校という閉鎖空間の中で集団の足並みを乱すという行為は、爪はじきにされてもおかしくないのです。
もっとも、ひかりは発言力のある中心人物なので、そんな事にはならないんでしょうが。
安心してください、この『見上げて』にはそんなドロドロした人間関係はありませんよ(*`д´)b







暁斗は沙夜に昨日の事を謝ろうとするが――







沙夜は教室から飛び出してしまう。慌てて追いかける暁斗。







暁斗より先に沙夜を見つけたひかりが昨日の件について尋ねる。
すると、どうやら沙夜はアルビレオの事を怪獣だと勘違いしていたらしい。
ひかりはそれは誤解だと告げる。







登山が趣味だった父親と暁斗が交わした約束。
それは買ってもらった天体望遠鏡で一緒に星を見る事。だがその約束が果たされることはなかった。







暁斗が自らの過去に想いを馳せていると、ひかりの突然の来訪。
ひかりのパワープレイですぜ。玄関先で大声で名前呼びながらノックしまくるという。
これは、恥ずかしい。出ざるを得ない(゜д゜;) ヌオォ











ひかりが天体望遠鏡は壊れていないと言う。
突然の言葉に暁斗は戸惑う。そんな暁斗をよそに、ひかりは天体望遠鏡をいじっていく。















ひかりは、ピントを合わせて天体望遠鏡を覗く。
ひかりの感嘆の声に暁斗も見せてほしいと頼む。ひかりに教わりながらピントを合わせていく。
すると、そこには見た事のない世界が広がっていた。



































合ったはずのピントが暁斗の涙で再びぼやける。
この天体望遠鏡は暁斗の父の形見。生前、父親が最後に買ってくれたプレゼントだった。
両親が亡くなり、親戚の家を転々とする中で失われていく物、一つ、また一つと無くなっていく物の中で、ただ一つ残った両親との繋がりを持った物。この天体望遠鏡だけが、幼い暁斗が拠り所にしていた大切な物だった。
ひかりに自らが抱えている思いを吐露すると、憑き物が落ちた様に心が軽くなる暁斗。































同時に、ひかりと友達になった瞬間だった。
そして――







沙夜の誤解を解くためにアルビレオを見せられる事にもなったのだった。


今回は回想シーンの前半くらいをレビューしていきました。
いかがでしたでしょうか? 拙い文ですが『見上げて』の魅力が少しでも伝わってれば嬉しいです。
次回にこの後半、その次に体験版で公開されてる部分くらいまでは書けたら良いなぁと思っておりまする(・ω・)bグッ
ではでは、今日はこの辺で。ゴマ猫でした~!

〔パソゲ・レビュー〕12月発売の待望の体験版をやって、自己満足なレビューを書き連ねる前編(ゴマ猫筆)

2015年11月28日 | パソゲ・レビュー
先月は、オリオン座流星群でしたね。皆様は見えましたか?
その日、深夜に夜空を見上げていたんですが、自分は1つも見えませんでした。
この辺の地域では、1時間に数個見れたそうです。本当に? と思うくらいでしたが。
目か、この目が悪いのか。という訳で、こんばんは。ゴマ猫です。

今回は12月18日発売のパソゲについてレビューをしていきたいと思います。
PULLTOP最新作『見上げてごらん、夜空の星を』です。
きましたよ……ついにです。今年最後にして一番の本命作品です。
自分は広報でも何でもないけど、積極的にアピールをしたい。







企画・シナリオは紺野アスタさん。シナリオ・高嶋栄二さん。
キャラクターデザイン・原画は八島タカヒロさん、基井あゆむさん。
メインテーマ曲に霜月はるかさん。OP曲はRitaさん。

『この大空に、翼をひろげて』のスタッフが送るPULLTOP最新作。

実はこのシナリオライターさんが書くシナリオが好きで、ずっと追いかけているんです。
始まりは『夏ノ雨』から『デュエリスト×エンゲージ』『向日葵の教会と長い夏休み』
『天色アイルノーツ』『この大空に、翼をひろげて』
『この大空に、翼をひろげて』シリーズは、ファンディスク合わせると3作品あります。
紺野アスタさんの名前を見れば、メインじゃなくてもその作品は一通りやりました。
小説も読みましたし、情報は逐一チェック。
何が言いたいかというと、紺野アスタさんが関わった作品は絶対買うという事です(゜゜)
個人的な意見ですが、紺野アスタさんに青春群像劇を書かせたら右に出る人は居ないと思っています。
それくらいストーリーの構成、描写が上手いお方なんですよね。
ゴマ猫も趣味で小説なんぞを書きますが、勉強になるなぁ~と常々感じていたり。
シナリオと小説は違うので、物語の構成部分が一番見てて為になる( ..)φメモメモ
そして何より面白い。(ここが大事)
ちなみに『夏ノ雨』を推してたのは、シナリオが紺野アスタさんだからという理由もあるんです。
先に言っておきます。多分今まで一番長くなりますので、ごめんなさい(汗)
「あぁ、また長々書いてるわ」くらいの温かい目で読んでやって下さい(;´Д`A ```







タイトルの通り、今回は星の話がメインです。
主人公の暁斗は、高校1年生。
前にも少し書きましたが、パソゲの主人公は高校2年生が多いんです。
たまには大人が主人公でも良いんじゃないかとも思いますが、パソゲの、しかも純愛ゲーは圧倒的に少ないです。
2年生ならば、年上も年下も同い年も登場して絡む事が出来ますからね。
けど実際には――って、前にもこの件はやりましたね。もういいですね(汗)
今回は違いますが。







キャラの名前は、星にまつわる名前が付いています。
その他にも細かい所にこだわってたりしますので、注意して見ると面白い発見があるかもしれません。
幼少期の頃からの回想から始まります。
たまに思うのだけれど、パソゲの主人公は環境が恵まれ過ぎている。
幼なじみとか、慕ってくれる後輩やら、構ってくる先輩やら。逆立ちしたってそんな状況にはならないと思う訳で。
だが、それがパソゲなのです。
しかし、この作品の主人公である暁斗の境遇は、お世辞にも恵まれてるとは言えません。
苦労してきたなぁって思います。後に出てくる回想シーンを読んでグッときましたね。
このシーンは長くなるので、次回にでも詳細を。











幼なじみの3人。
暁斗、ひかり、沙夜は夜明け前に家を抜け出し、秘密基地で天体観測を続ける。
そして、金星の満ち欠けを観測ノートに丁寧に記入していく。
幼少期の思い出とかって、物語なんかじゃよく使われます。
多分、アニメや漫画に限らず、回想シーンだったり、そこに現在の悩みや目標(目的)に繋がっているというパターンです。
現在の人物を形成する上で、過去というのはとても大事な要素だと個人的には感じます。
さて、物語は現在へと切り替わります。
このゲームは一部バイノーラル録音で、ヘッドフォン、イヤホンでのプレイがオススメです。
臨場感が出て、あたかも自分がそこに居る感が出ます。







幼少期の秘密基地。
廃線に廃列車。この列車の屋根で暁斗達は天体観測をしていました。
普通に良いなって思いますね。背景も綺麗なんですよね。ここは、海があって山もある。
舞台があると思うのですが、一体どこなんだろう?







夜明け前の山頂でコーヒーを飲む暁斗。
だばだ~♪ と、ネスカフェのCMを彷彿とさせる一コマ。
自分に酔うというか、浸る瞬間なのかな。この一杯の為に生きている的な。
冬は空気が澄んでるから、山だとさらに星が綺麗に見えそうですよね。
ゴマ猫は珈琲よりお茶派ですが、眠気を覚ますにはカフェインですね。
ただ、あれって飲んでから30分~くらいに効果が出るので「忙しくて少し仮眠したい。けど、起きれるか心配」なんて時は、珈琲飲んでからすぐ寝るとスッキリ起きれるみたいです。







さをとめの豚まんです。
『さをとめ』というのは、かつて駄菓子屋だったのですが、現在は名前はそのままでコンビニへと変わり、今も変わらずその場所にあります。
昔から近隣の住人に愛されているお店ですね。そして、ここのイチオシは店長手作りの豚まん。
中華まんは時期的に美味しいですよね。
すっごいどうでもいい事なんですが、この豚まんの生地は少し黄色いから何かを入れてる気が。
ターメリック? 店長、秘密を教えてほしいわけだが(゜゜)
前にPULLTOPさんが出した『なついろレシピ』という作品があるんですが、その時の絵(?)とは少し違ってますね。
その作品はタイトル通り、料理がメインで出てくる物語なのですが、その時の絵というか画像がちょっと……でしたので(汗)
あれは100%実写か分からないんですが、はっきり言って全然美味しそうに見えないという。
レタス炒飯とか「シェフを呼べ!」というレベルだったので、せめてイラストっぽくすれば、そんな事はなかったのに。
――と、当時思っていました。ファンの方が見ていたらすいません( ̄ω ̄;) スマヌ
余談ですが『田舎』と『料理』のワードに惹かれて、興味を持っていたのですが、結局、体験版をやっただけで製品版は購入しませんでした。
導入部からの流れが非常に緩やかで、ゆったりした気分になれました。
お話自体は面白そうな印象だったので、いつかはプレイしてみたいですね。







さて、オススメキャラです。
この声優さんの声はヤバいです。破壊力があり過ぎです。
桐谷華さんを除けば次くらいに好きですね。
パソゲをやっていると、ちょいちょい遭遇するのですが、最近だと『サノバウィッチ』や『Clover days』ですかね。
オッドアイな彼女ですが、その瞳は彼女自身のコンプレックスでもありました。
子供の時なんかは『人と違っている』というのは、からかいの対象だったのかと。
闇の炎が呼び出せるぜ! って、男子中学生なら悦に浸れる事間違いなしですが。(違う)
リアルでオッドアイの人って、ゴマ猫は見た事ありませんね(・・∂)







とにかく健気で世話焼きな彼女は、校門前で暁斗を待つ事もしばしば。
故に、周りの生徒から付けられたあだ名が『通い妻ちゃん』
土鍋持って校門前は辛いよね。あれ結構重いよ。中身入ってる訳だし。
暁斗とは違う学校なので、ここに来るまで沙夜はバスで来たそうです。
わざわざ土鍋を持って、バスに乗る沙夜。想像すると、胸の中がほっこりします。
なぜ校門前に土鍋を持ってきたり、暁斗を待ってたかというと、ちゃんと理由があるのです。
勘の良い方なら、薄々分かるかと思いますがd(・・〃) ソレハネ


大事なのは、その理由ですね。そこで感情移入出来るかどうかが大事なのです。
その辺は回想を交えて、しっかりと描写されていました。
安直な描写ではなく、ゆっくり丁寧に描いていく感じがさすがだと感じました。
一番好感が持てるのは、すぐにエロに走らない事ですね。
「エロゲなんだから当たり前だろ」と、思われる方も居ると思いますが、違うんです。
どうしてそうなったのか? っていうのは、凄く大事なんですよね。
そして、そこに共感したり納得する事で物語が面白みを増すと思うのです(。_。)ウンウン


最近のは結構多かったりするんですよね。あまり心理描写せずにエロに突っ走ったり。
感情移入が浅かったり、何も準備出来てない状態でそうなると「うん?」ってなります。
展開が急過ぎると、読み手がついて行けなくなるんですよね(・・;)
それが良いって方も居ますが、ゴマ猫的は心の機微をしっかり描いてくれた方が好きですね。
――コホン。つい長々書いてしまいました。
結構大事なシーンだと思うので、気になる方は実際にプレイしてみて下さいませ(*`д´)b







主人公の暁斗の両親は、暁斗が幼い頃に既に他界していて、祖父に育てられた。
その祖父も数年前に他界。居心地の悪い親戚の家に行くより、1人が良い。
行くあてのなかった暁斗が、見つけた場所。それは天文部の部室。
当時の天文部の部長が暁斗を勧誘した時に、暁斗は星は見ないと言ったのだが、部長の勧めもあり、天文部に入部する事に。
以来、その部室を寝床にする暁斗。
部室を寝床ってのも凄いよね。家賃いらんけども、色々気になる。
星を見るのは夜通しの事もあるので、一応、許可なんかはすんなり取れるらしいです。











そして、差し入れのおでんを持ってきてくれる沙夜。
なんですかこの子。良い子過ぎませんか。おでん下さい。
(実際には沙夜のお母さんが作ったおでんですが)
このおでん、タコの足が入ってるんだよね。これって関西風って事になるのかな。
つまり、沙夜のお母さんは関西の人という事に。(安直)







気になるのは、カップ麺の登場率が高い事。
手軽さか? 手軽さなのか? ゴマ猫はカップ麺食べるとお腹痛くなる率が高いので、迂闊に食べれないです。
シナリオの紺野アスタさん自身がよく食べてらっしゃるようなので、その辺が影響してるのかなぁと思ってます。
でも、最近は料理してらっしゃるみたいなので、忙しい時限定なのかもしれませんね。
それと、カメラがお好きみたいでツイッタ―でよくカメラの話や、撮った写真をよく載せてらっしゃいます。












暁斗の友人、武一。
武一と暁斗は、昔対立してましたが、今ではたけちゃんと呼ぶほど親密に。
2人で「あーん」とかやっちゃうの? それ誰得なの?







それを見て「良いなぁ」と言う沙夜。
そして、沙夜が女の子で良かったと思うゴマ猫。沙夜が居なかったら、この物語の魅力半減するんじゃないか?
というくらいストーリーに食い込んでくるキャラなので。はい。
推し麺……もとい、推しキャラです。







――怪しい人。もとい、織姫先輩です。
暁斗の学校の先輩ではなく、他校の先輩なんですが可愛い人。
お嬢様で少し天然な彼女は、暁斗を戸惑わせることもしばしば。
星の話をする時の、独特な中二ちっくな言い回しがまた魅力の1つかなと。
星に対する熱い想いは人一倍で、その熱意で星に関わる事を止めていた暁斗に、もう一度関わらせた人物でもあります。
前回のレビューに続き、このキャラの声優さんは『遠野そよぎ』さんです。
パソゲでは名義を毎回変える方が多い中、ほとんど名前を変えずにやってらっしゃる方なんですよね。
最近、桐谷華さんが名義をチェンジしてる作品があって、驚きました。
声を聴けば一発ですが、名前だけ見ると分からないという罠。
桐谷華さんは、ゴマ猫が死ぬまでにお会いしたい方の1人です。はい。
残念ながら見上げてには出てきません(ノд-。)















コタロウだぜ。
はい、わんこです。昔にひかりと暁斗が助けた犬なんですが、こんなに大きくなりました。
このね、コタロウの後ろ姿が良いんですよ。分かりますかね。
動物の後ろのカットも用意してる所に、愛を感じます。
前作はアヒル、今回はわんこと来たから次回作は猫ですね(・∀・)











もう一人の幼なじみ、ひかり。
暁斗の記憶に強く残る女の子であり、暁斗が星を見れなくなった原因を作った。
赤髪って、何かこう、性格的に強いイメージがあります。
リーダータイプだったり、気が強かったり、熱血だったり、元気な感じ。その例に洩れず、ひかりも元気タイプの子ですね。
数年前に居なくなってから彼女と再会するのですか、彼女は大分変わっていた。
暁斗は一瞬目を疑うが、確かにその姿は幼なじみのひかり。暁斗は戸惑う。







早乙女先生です。
暁斗の小学生の時の担任。コンビニさをとめが実家で、早乙女家の一人娘。
教員を辞めてからは自宅に引きこもり、ずっとこの調子。
幼い頃に憧れていた先生の現在を見る度に暁斗は深い溜め息を吐いていく。
ちなみに、暁斗は早乙女先生のお婿さん候補らしい。







チャンプ爺さん。
ちょっとエッチな雑誌が欲しい訳だが、店員に知られたくないので、かの有名な週刊誌(パロディ)を上にして、サンドイッチのような状態でレジに持っていきバレないようにしている。説明は要らないかと思いますが、チャンプ=ジャンプのパロです。
何か好きなんですよね。だって昔の中学生みたいな事してるんですよ? 初々しいです。
こんな経験はゴマ猫にはないですが、可愛い人だなぁと思います。
この声優さんは前作の『この大空に、翼をひろげて』の、あんちゃん役の小次郎さん。
あんちゃんは頼れる兄貴って感じでキャラも爽やかだったし好きだったんですが、小次郎さん、今作はお爺さん役なんですね。
他のサブキャラにも小次郎さんが担当しているキャラが居て、小次郎さん祭りだなっと密かに思ったり。







ころなです。
武一の妹なんですが、あまり似ていない。髪色くらい?
ころなの声をやっている声優さん小鳥居夕花さんって言うんですが、阿澄加奈さんの声に聴こえるのはゴマ猫だけですか?
サノバの時も思ったんですよね。「おっ?」って。気になって、よくよく調べてみたら別人でしたが。
台詞の言い回しとか、似てるんですよ。そう思ったのはきっと自分だけじゃないはず……!
この声優さんは最近、よく出てるかな。
最近よく出てる人といえば、秋野花さんとか結構見る。
秋野花さんは、前回紹介した恋カケの菜子の声の人です。







……何この破壊力?
こんなお願いされたらきっと甲子園だって行ける。(気がする)
というか、暁斗は何で沙夜と付き合ってないんだろうという疑問が。
そんなに、ひかりが良いのか。相棒が忘れられないのか。
ここまでは、どう見ても沙夜ルート一本道なんだが……。
しかし、ここで終わらないのがこの作品。
実際、体験版をプレイしてみて何度ここで終わりだろうと思った事か。
ひかりの詳しい紹介は次回に書きまする(/・・)







かわしまりのさんが出てるよ! サブキャラなのが残念。
この方は、かっこいい声も可愛い声も両方出せる凄い人なのですよ。
どっちかっていうと、クールなお姉さんキャラが多いけど。



OP曲。Ritaさんの『Winter Diamond』



メインテーマ曲。霜月はるかさんの『Star map』



メインテーマとOPの曲がまた良いのですよ。上記クリックで聴けます。
予約特典のサントラは今月の30日まで。しかもフルだって。予約するしかないね。
たださえ、サントラ好きだから個人的にこれはたまりません。
初回特典じゃなく、予約特典だから後で手に入れようと思っても見なかったりするかも。
よし、リンクを貼ろうじゃないか。そして皆でOPを見ようじゃないか。

これは是非プレイしてもらいたいんですよね。
毎回書いてるかもですが、実際にやらないと伝わらない面白さがあるんです。
文章で面白いと伝えるより、実際にプレイした方が何倍も伝わるというアレです。
百聞は一見に如かずというやつです。



http://kokoron.madoka.org/mirror/pulltop.html



という訳で、今回は体験版のダウンロードのリンクも貼っておきます。
言わずもがなですが、18歳未満のプレイは禁止されています。
残念ですが、18歳未満のボーイ&ガールはプレイする事が出来ません×(゜ω゜ )絶対ダメ
お酒は20歳になってから的なやつです。はい。
お約束なので、一応書いておきますね。
色々あるんですが、ゴマ猫がよく使っているミラーサイト様のを載せました。

あと、大容量なのでダウンロードに時間が掛かります(笑)
ゴマ猫は1時間くらい掛かったかな。配信された当初は5~6時間掛かった人も居たみたいですよ。
でも今なら速いと思います。(多分)



PULLTOP



PULLTOPさんのサイトへのリンクも。
前作の『この大空に、翼をひろげて』もオススメですので、良ければこちらも是非!
ツイッタ―で、PULLTOPさんをフォローして、名前の横にみあげて応援中と書くとエンドロールに自分の名前が載るというキャンペーンをつい先日までやっていました。(現在は既に終了しています)
サイトの仕様なのか、スマホだと上手く見れぬのですよ。作品ページの閲覧はPC推奨です。







先日アキバに行った時、スマホで撮った写真も載せておきます。
本当は道路の真ん中で撮りたかったんですが、そうもいかず極端になってしまいました。無念。
今度また行って、綺麗に撮ってきたいと思います(・ω・)bグッ



さて文字数がヤバくなってきたので、次回に後編を書きます(汗)
後編は幼少期の回想シーンと、物語の続きをレビューします。
ではでは、今日はこの辺で。ゴマ猫でした~!

〔パソゲ・レビュー〕先月紹介したパソゲのレビューを書き連ねる(ゴマ猫筆)

2015年11月03日 | パソゲ・レビュー
こんばんは、ゴマ猫です。
だんだんと寒くなってきましたね。鍋とか、炬燵でミカンの季節が到来です。
暑いのは好きじゃないので、冬の方が調子は良いのですが、一気に気温が下がると体調を崩しやすいですよね(汗)
皆様もお気を付け下さいませ(;´Д`A







さて、今回は先月に紹介したパソゲーをプレイした感想をつらつらと書こうかなと。
ゴマ猫はパソゲのテキストを読むのは慣れてるので、結構高速なのです。もちろん、ボイススキップとかはしていません。
パソゲは小説と違って、絵があるので想像し易いというか、場面をそこまでしっかりと想像しなくても分かるので、結構スラスラなんです。







ネタバレになるので詳しくは書けませんが、メインヒロインの星奏ルートが「うん? ……えっ、終わり?」でした。
というか、主人公の洸太郎にしたら、これ結構トラウマなんじゃないかと感じましたね。
一般的には、付き合ったら物語は終わりというのが多いのですが、これはその後の続きを少しやります。
星奏ルートは長くて、付き合ってから10年くらいの続きがあります。長いね(~д~*)
もちろん、事細かに描写する訳ではなく、部分部分を端折ってなのですが。
その間の、主人公である洸太郎が報われ無さ過ぎる(゜_゜)
洸太郎と星奏との再会の件は、以前体験版の記事の時に書きましたが、あの後に付き合ってから一悶着。
――いや、三悶着くらいあってから、再び洸太郎は長い月日にわたって星奏の影を追い続ける事になるんですが、話が重い。
誰かが死んだとか、そういう話ではないのですが、彼女はフラフラと糸の切れた風船のように、掴めそうで掴めない。
掴まえたと思っても、すぐにまたどこかへ行ってしまう。最初の方の伏線は回収してましたし、謎も解けた。
必死に星奏を追う、悲壮感すら漂う洸太郎がベンチで疲れ果てて眠るシーンは、胸の奥にズッシリとした重さを残しました。
ちょっとフランダースの犬とかハチ公を見てる気分。







物語の終わりは書き手によって様々なので『これが良い』とか、そういう事は一概に言えません。
ただ個人的に、このラストはちょっとモヤモヤする終わりでしたね。
もしもまだ続きがあるのだとしたら、このラストは次回作への伏線かと。
つまり、ファンディスク的なもので補完という感じじゃないかと思います。
……けど、この感じだと無さそうですけどね。何か噂ではちょっと炎上してるらしいですし(汗)

原画を担当した、きみしま青さんがツイッタ―で呟いてました。
ゲームをプレイして(多分、星奏ルート)きみしま青さんが担当した星奏の絵に八つ当たりする方が居るとか居ないとか……。
「えっ、そんな人居るんだ!?」と驚きました(゜ロ゜〃)
原因としては、当初言っていたイメージと違うという事が問題なのかなと勝手に考えました。
『ささやかな恋はじまります』のキャッチに関しては、星奏ルートに限って言えば、全然ささやかじゃないですし。
むしろ話重いし、複雑な人間関係ですし。ちょろイン何それ美味しいの? 状態ですし(・・;)
そう、星奏はちょろそうに見えてちょろくはない、ゆるかわヒロイン。(個人の感想です)
けど、だからと言って八つ当たりとか、そういう事をするのは違うと思います。
シナリオもですが、絵も大変な時間と労力をかけて描いている訳ですし、実際、キャラ絵は凄く可愛いですしね。
ストレスが溜まったのなら、外でダッシュすれば良いと思うよ。ダッシュ!≡≡≡ヘ(*--)ノ
そうそう初回盤に付いていたサントラがめちゃ良かったです。DucaさんのOP曲のfullバージョンは出るのだろうか(・-・)

ゴマ猫は基本的に余程じゃなければ何でも楽しめるので、充分楽しめましたし、面白くなかったなんて思いませんでした。
けど、この路線でいくなら次回作は少しイメージを変えてみた方がいいかもですね。悲恋というか、そっち系のストーリーに。
良くも悪くも、注目を浴びましたし、中途半端にベタな作品よりかは、良かったんじゃないかなぁと思います。
まぁ、ゴマ猫はベタが大好きなんですけどね(・_・。)

他ヒロインのルートは話の起伏としては緩やかで、唯一起伏が大きかった、ゆいルートのお話は好きでした。
全体的に綺麗に纏まっていて、お話としては一番良かったです。
キャラとしては、彩音が一番でしたね。あの健気さがグッときます。
生徒会長である凛香ルートは、洸太郎との過去の絡みがなく、現在からのスタートという事で、イマイチ感情移入はさせづらいのかなと感じました。
あるあるネタなんですが、個別ルートに行くと、他キャラが空気になるという。
もう少し他ヒロインやサブキャラも絡ませれば、キャラに愛着が湧きますし、読み手をグッと惹きこむかと。








せっかくの本編レビューなのでネタバレはしないにしても、細かい所も。
新島夕さんのセンスというか、癖だと思うのですが――
会話文の「じゃあ」の時の「あ」が小文字で「じゃぁ」と書かれていたのが、最後まで気になってました。
なんだかシックリこないというか、ギャル文字を読んでるみたいで落ち着かない。
新島夕さんが書いた他作品でもそうでしたので、ミスではないかと。……本当細かいんですけどね(汗)
あと、ネタが結構古い&パロディが多めでした。
信吾ママの件とか。
菜子が「子供の頃に流行ったじゃない」と言っているシーンがあるのですが、その計算だと、歳がゴマ猫とほぼ変わらない気が。
一応、10代の設定な訳だから、あまり具体的なパロネタ(その時代の流行が分かる)を話に入れると、キャラ設定に矛盾が出てくる気がしました。
まぁ、それはあくまで現在の時間軸で計算すると、な訳で。
「君らが子供の頃に彼らも子供だったのさ。そして、この物語は彼らが学生の頃の話なんだ」
と、言われれば「そうなんだ」になりますが。
体験版から一部改編した箇所、差し込み部分もあり「あれ?」と、思う所もありましたね。
直前まで直していたのか、予定通りなのか。
結構なシーンを途中でぶっこんでたり、シーンが入れ替わってたので、体験版やってからの人は「うん?」って思うかもです。


さて文字数も多くなってきましたし、あまりネタバレはさせたくないしで、書く事が限られてきたので、そろそろシメに。
総括すると、この作品は結構好みが分かれる作品だなと思います。
ニューブランドで初めての作品、綺麗な背景、秀逸な音楽、可愛いキャラデザ、そしてシナリオ。
メインルートは物語の根幹を成す部分。
つまり、そこの出来で作品全体の出来が決まると言っても個人的には過言ではないと思うのです。
一番力を入れて、一番伝えたい事がそこに描かれている訳ですから。
その点から言うと、この作品は未完な作品なのかなぁと感じました。


……コホン。
何か色々と偉そうにつらつら書き過ぎてしまいましたが、あくまでゴマ猫の個人的な意見ですので。
購入を検討している方は参考までにどうぞ(・ω・)bグッ
次回は『見上げてごらん、夜空の星を』の体験版レビューを画像を交えながら書こうかなと思います。
ではでは、ゴマ猫でした~!

〔パソゲ・レビュー〕10月発売の体験版をやって、レビューという文字の羅列を重ねる。後編(ゴマ猫筆)

2015年10月12日 | パソゲ・レビュー
3校が統合される事で行われる全校集会。
統合される経緯やこれからの一生徒としての心構え。校長の退屈な話が続く。
生徒会長の挨拶など、もろもろが終わると洸太郎達は教室へ戻ってきた。







そこで中学の頃に仲が良かった新堂彩音と再会するのだが、洸太郎が隣に居ても気付かなかったせいか、ご立腹の様子。
気付かない洸太郎も洸太郎だけど、気になってるなら話しかければいいのに。
と思うけど、彩音には話しかけづらい理由があったりする。







授業中の風景。
両隣に星奏と彩音にサンドされる席の配置。どう考えても作為的ノ・△・)ツ
というか、真面目にノートとってるの彩音だけなのか(笑) 洸太郎が読んでるのは教科書じゃないし。







星奏があまりに普通に話しかけてくるせいか、昔の事はひとまず置いて、普通に話す事が出来るようになった洸太郎。
トイレに行った帰り、迷っていた星奏とバッタリ。
方向音痴の人は、結構このタイプが多いらしいo((・_・彡 ・_・))o キョロキョロッ







男子トイレを覗いていた星奏に洸太郎が「何で見てたの?」と、問いかける。
すると恥ずかしそうにそう答えた。ぶーん? あぁ、エアータオルの事だね(。_。)ウンウン







久しぶりに会ってかっこよくなったと言う星奏に「親戚のおばちゃんみたいだ」と洸太郎。
星奏はその振りに乗って、それっぽく話してみせる。







それは、どこ弁? と洸太郎が尋ねると――







何それ可愛い。







放課後、学園が統合される事で部活も同じ部は一緒になる事に。
洸太郎が所属する文芸部は、洸太郎のみ。幽霊部員は居るのだが、洸太郎以外活動はしていない。
転校してきたばかりの星奏に、逡巡したあと勇気を出して校舎の案内をすると言ってみたのだが――







考えている間に星奏はどこかに行ってしまい、洸太郎は間違えて彩音に言ってしまう。
本当はここで選択肢が出ます。星奏に案内を申し出るか、やめるかという。
今回は展開的に面白い方を選んでみました。







洸太郎は思わず、何で新堂が居るんだ? と言ってしまう。
それがまた彩音の不満を膨らませていく。







そう言って、不機嫌そうに立ち去っていく彩音。
と思いきや、再び洸太郎の前に戻ってきて――











それだけ言うと、彩音は今度こそ本当に帰っていった。











部室に向かった洸太郎。
校舎から少し離れた場所、木造の旧校舎を部室棟にしたこの場所は、趣のある空間。
洸太郎はここの一室にある文芸部室で本を読んだり、小説を書いて過ごす。
1つ1つの背景が凄く綺麗なんですよね。この辺もツボです(=´▽`=)








その帰り道、洸太郎は星奏と一緒に帰る事になるのだが、その道中の会話で星奏と思い出話に。
星奏は昔の思い出をよく覚えていると言うが、洸太郎のラブレターの件には触れない。
改めて仲良くしようと星奏に言われ、胸が高鳴る洸太郎。











星奏と別れた後、洸太郎は近所にあるカフェモネットへ。
喫茶店のマスター愛美と話していると、話題は洸太郎の部活の話に。
部員1人の零細クラブ。他の2校に存在していた文芸部との統合するのか、別々に共存するのか。
部室問題に悩む洸太郎に愛美はそう言う。
このキャラの声優さん好きなんですよね。サブキャラなのが悔やまれる(≡д≡)







家に帰ってきてから菜子に今日の学園での出来事を聞かれる。
けれど、相変わらず洸太郎は気のない返事。そして怒る菜子。
ちなみに菜子達1年生は新築された別の校舎に通っているため、洸太郎と学園で会う事はないです。残念だね。







朝と同じく話題を振る洸太郎だが、内容が「初恋っていつ?」だった。
当然、菜子の反応もこうなる訳で。その反応を煽るように、洸太郎が菜子はお子様だからまだに決まってると言うと――







じゃあ、いつ? と問いかける洸太郎に口ごもる菜子。







と、返す菜子。
まぁ、無難な答えで終わるんだろうな~と予想していたら――







ちょっ、おま――!







ですよねー。そうなりますよね。







まったく、油断も隙もないな洸太郎。
……と、まぁもちろん、この件は洸太郎の冗談なんですが、動揺する菜子がお気に入りでしたので載せてみました。







翌日、登校中に彩音とバッタリ。
「ぐあ」とか。会っちゃいけない奴に会ったみたいな反応。







やはり洸太郎に対してツンツンしている彩音。
洸太郎は自分が何をしたかのと考えるが思い当たらない。
昼休み、洸太郎は生徒会長に呼び出しをうけて、生徒会室へ。その途中、花壇に座るひとりの女の子を見つけた。











花に話しかけるって、実際に花の成長に効果があるとか。
けど、人に見られると変な人に見えるので、外ではなかなか出来ない(;´▽`A``
ちなみにこのキャラの声優さんも好きですね。声優さんの名前は遠野そよぎさんです。
「鬼ごっこ」という作品のメインキャラをやってたんですが、そこで凄い人だなと思いましたね。











生徒会長です。
これまで活動実績がないし、人員が足りてないなら部室を明け渡してほしいと洸太郎に言うシーン。
2日後までに人員を何とかする約束をして、この場は解放される洸太郎。
このキャラの声優さんも好きなんですよね。色々出てますが、印象深いのは「yourdiary」ですね。







教室での一コマ。
クラスメイトの田中に、星奏のスリーサイズを聞いて欲しいと言われる洸太郎。
洸太郎は嫌がるが、食券やるからと食い下がられる。というか、見返りが食券なのにリスクが高すぎるんだが。







だが聞く。







うん、そうだね。必要ないよね。







それを聞いていた周りの女子から総出でバッシング。ですよね。この結末は分かってた。







野良猫と戯れる彩音。







ちなみにさっき星奏にした質問を、懲りずに彩音にも聞いてみる洸太郎。







案の定、驚きながらキレられる。やっぱりね。







でも、教えてくれるんだ(゜ロ゜〃)



結構マジメ(?)にレビューしてきましたが、やはり体験版なのでもう少しで共通ルートが終わります。
個別のルートの入口までプレイ出来るんですが、それを書いていくと膨大な文章量になりそうなのでここまでにします(^▽^;)
製品版の夏ノ雨より体験版のレビューの方が長いとはどういう事か? と、書いてて思いました。はい。
ちなみに最後の方に書いた2人は、体験版だと星奏や彩音に比べると出番が少なめでしたね。
2人のシーンもピックアップしようかと思ったんですが、さすがに書き疲れました(*_ _)人ゴメンナサイ

もし気になった方は、小説を読む感じでゆっくりプレイしてみて下さいませ。今のところ今年で一番オススメです。
長々と書いてしまいましたが、また気に入った作品のレビューを書こうと思います。ではではゴマ猫でした~!

〔パソゲ・レビュー〕10月発売の体験版をやって、レビューという文字の羅列を重ねる。前編(ゴマ猫筆)

2015年10月10日 | パソゲ・レビュー
最近TSUTAYAは、セルフレジを始めたようです。近所にあるTSUTAYAに行くと、人件費の削減の為なのか「あちらのレジをご利用されますと、ポイントが2倍になります」との事。
なるほど。物は試しとやってみましたが、どうも落ち着きませんね(-。-;)
使い方に慣れてないのに、後ろに並ばれている他のお客さんに「ちょっと、早くしてよ」オーラを出されるという罠が。
はい、毎回どうでもいい話から入るゴマ猫という奴がこちらになります。

今回は前回に引き続き、パソゲのレビューを書こうじゃないか! という自己満足記事を書いていきます( ..)φ
さて、今回ご紹介するのは10月30日発売の恋×シンアイ彼女です。
Us:trackという新ブランドの、記念すべき1作目です。
元々気にはなっていたのですが、体験版をやって惚れました。
かなり気合が入っている印象と、こちら(ゴマ猫)のツボをつくシナリオ。綺麗な背景。キャラ絵も好みですし、音楽も良い。
今はパソゲで王道系のストーリーって少ないのです。変化球が多かったりして。
それはそれで面白いんだけど、個人的にはこういう王道系のストーリーが好みですね(*´∇`*)

原画は、きみしま青さん、倉澤もこさん、しらたまさん。
シナリオは、新島夕さん、真崎ジーノさん、茶渡エイジさん、条智涼介さん。
OP曲はDucaさんです!






タイトル画面です。
今回は体験版ですので、ちゃんと体験版と書かれてますね。
最近の体験版は、共通ルートをまるまるプレイ出来ちゃうのも多くて、嬉しい反面、製品版をプレイした時の楽しみが減るのが残念という矛盾に襲われます。ちなみに、共通ルートとは各ヒロインと仲良くなる前のルートの事です。
大体のパソゲ(ギャルゲ)は、そこでの選択肢によって好感度が変化して、どのヒロインのルートに行くのかが決まります。
ゲームによってはBADENDもあって、ダークな作品だったりすると、主人公が死んだり、ヒロインが死ぬというENDもあったりします。まぁ、余程主人公がフラフラしない限りは一本道が多いですが(;´▽`A







主人公の國見洸太郎は、御影ヵ丘に通う高校2年生。
小学生の時にした初恋。その時にした切ない思い出の傷がいまだに心の中に残っている。ぼんやりとした夢は小説家。
洸太郎の独白から始まって、朝に妹が洸太郎を起こしにくるシーンです。
妹が兄を起こしにくるのは二次元のみです。妹が兄を起こしにくるのは二次元のみです。
大事な事なので2回言いました(・・ )







日常シーンの描写からゆっくりと入ります。
妹の菜子と一緒に朝ごはんのシーン。朝から手料理とか。何この萌えシチュ。







生返事の多い兄に会話を振る菜子。パロディネタもチラホラ。ちなみに菜子は洸太郎の1つ下。
そんな洸太郎に怒る菜子。洸太郎は仕方なく菜子に話題を振るのだが――







まさかの時事ネタ。もう少し気の利いたネタは無かったのか洸太郎。
その返しはきっと「何言ってるの?」とかだと思ったら――







ちゃんと返す菜子。何て良い子!(゜ロ゜〃)
そんな兄妹の微笑ましいやり取りを眺めつつ、洸太郎と菜子は学校へ行く為支度を済ませて外へ。







近所の人達に挨拶をする菜子。
後ろに見えるのが洸太郎達の家な訳だけど、良い家だよね。
パソゲに出てくる主人公の家って大体デカいし、広いんです。ワンルームとか、狭い家はあまりありません。
ちなみに、洸太郎と菜子は現在2人暮らし。両親は海外赴任中で家には居ない。セレブなのか洸太郎よ。











春。今日から新学期だというのに、気だるげな洸太郎に菜子は一言。
そんな菜子に洸太郎は「そんな人生もいいじゃないか」と返す。
心に残る、甘く苦い記憶。洸太郎は自らの過去に想いを馳せる。







洸太郎には小学生の頃に好きだった女の子がいた。
初めて書いたラブレター。洸太郎には文字を書く才能があり、コンクールで賞をとった事もある。
彼女が遠くへ引っ越してしまい、会えなくなる前に想いを伝えたい。そんな彼が書いた長いラブレターは何枚にも及んだ。
洸太郎は確信していた。必ず返事が来る! と。けれど返事はいつまで待っても来る事はなかった。
そんな想いがくすぶって、洸太郎は恋や愛などの小説は書けない。なかばアレルギーのような症状すら出てしまう。
ここがこの作品の重要なシーンですね。全ての想いは過去からきているという。







そんな事を考えてたからなのか、それとも偶然なのか。洸太郎は初恋の人と再会する。
けれど、洸太郎は驚きのあまり声は掛けられなかった。
ベタだなぁ~と思うけど、それが良いんです。それがこの作品の魅力かと。











校内に着くと、洸太郎の友人、涼介と志乃の2人に出会う。
御影ヵ丘高校は新年度から近隣にあった2校と統合する事に。
張り出されたクラス表を見て、3人は同じクラスだった事を喜ぶ。けど、その中で洸太郎は見知った名前を見つけた。
その名前は、姫野星奏。洸太郎の初恋の相手、そして返事をもらえなかった相手でもあった。











数年ぶりの再会に洸太郎は上手く話す事が出来ない。
けれど、星奏は自然と話しかけてくる事に洸太郎は違和感を覚える。


レビューの途中なんですが、長くなりそうなので前後編に分けました(;´Д`A ```
次回に後編を書いていきたいと思います。ではでは!

〔パソゲ・レビュー〕秋の夜長にPCゲーム紹介(ゴマ猫筆)

2015年10月08日 | パソゲ・レビュー
スポーツの秋、読書の秋、食欲の秋。
でもやっぱり、ゲームの秋ですよね。という事でこんばんは、ゴマ猫です。
前に紹介しますと言っていたPCゲームを紹介していこう!
――という「誰得だよ」とツッコまれそうな記事を書いていこうと思います。はい。
前回少しだけ紹介した夏ノ雨について今回は詳しく。
……と言いたいのですが、ネタバレすると面白くないのでプロローグまでの話をザックリと紹介します。







タイトル画面です。
ここから物語が始まる訳です。
高校2年生の主人公の桜井宗介は、とある事が原因で大好きなサッカー部を休部していた。
パソゲやラノベ、アニメでも、主人公が高校生ないし学生っていう設定は多いです。
特にパソゲは2年生の設定が多い。(気がする)
多分、入学から始まる手間、人間関係の描写なんかを省略できたりが大きいんだと思います。
実際は受験だったり、進路の事で忙しくて「恋なんてしてる場合じゃねぇ」なのかもですが、そこはツッコまないお約束ってやつです。はい。
ゲームによっては進路の事なんかをテーマ(題材)にして、そこから描写していくものもあります。
あとは、数多くの人が通ってきた道故に共感しやすいって所が大きいのかなと。







最初の背景です。
懐かしいですね。今はこういう駄菓子屋さんあんまり無いんじゃないかな。
小学生の頃は、酢だこさんとか好きでよく食べてました。
さておき、主人公はここで学校をサボってリフティングをしている所です。
何でサボってたかってのはすぐ後に詳しく出てくるんですが、端折ってしまうと、サッカーが大好きな宗介。けれど休部中で練習場所もなく、雨が続く梅雨の時期はボールも蹴れない。
そして久々の梅雨の晴れ間にサッカーをしたくなってサボっちゃったんです。(それでもサボるなよ宗介)
宗介は、少しやんちゃな性格なんですよね。どっちかっていうと素行は良くないです。







サボってサッカーをしていた主人公。そんな時に出会った彼女。
彼女の名前は瀬川理香子。携帯が鳴っているのに、ディスプレイに目を落としたまま電話に出ようとしない理香子。
そんな彼女に目を奪われた宗介はボールのコントロールを誤り、ボールは理香子の方へ。
ボールを取りに行った主人公が彼女を近くで見て、気になる……から一目惚れに近い状態に∑(゜ロ゜〃)
最初のシーンで初恋についての主人公の独白があるんですが、ここでチラッと伏線が入ります。







道路に転がったボールを避けようとしたバイクがこちら向かって来る。
主人公は咄嗟に理香子の手を引いて道路の端に。
それまでは良かったのですが、その勢いで理香子の手から携帯が落ちて川にドボン。
責任を感じた主人公は、川に入り携帯の捜索をするけども見つからない。
理香子は「もういい」と言って、捜索は打ち切りに。
川から上がるため手を貸してもらうのだけど、主人公の足が滑り理香子を巻き込んで川に仲良くダイブ。
それでこんな感じになったんですね。迂闊過ぎだろ、宗介ヾ(・・ )ォィォィ

当然、川に落ちた理香子はご立腹な訳ですが。理香子の話を聞くと別の町からここに引っ越してきたと言う。
けれど、理香子に「つまんなそうな町」と言われ、宗介は少しムッとする。

理香子は宗介の制服を見て自分が転校する学園の生徒だと分かり、学園までの道案内を頼もうとしていたのだけど、川に落ちてずぶ濡れ。おかげで学園に濡れた制服のままじゃ行けない。その事で皮肉を一言。宗介は罪悪感を感じる。
「服が乾くまで寄り道しよう」という宗介に、しぶしぶながら理香子はついて行く。
町一番の限定ドーナツを一緒に食べたり、町を一望出来る高台に連れて行ったりする。
さっき理香子に言われた「つまんなそうな町」を撤回させたくて、町のオススメスポットを2人で巡るわけですが、これはもうほとんどデートだね(。_。)ウンウン
不機嫌だった理香子が最後に笑ってくれた事で、宗介は言い知れぬ喜びを感じる。
理香子を学園まで案内して別れると、宗介は土手に戻って練習を再開する事に。







しばらくして、宗介の友達2人が土手にやってくる。
宗介は、武田一志(右)と宮沢翠(左)に先程の理香子との出来事を話す。
当然、質問してくる2人。宗介は上機嫌に話していく。関係ないんですが、一志の声は渋くて結構良い声です。
そして翠は、夏ノ雨でゴマ猫がオススメするキャラ。めっちゃ良い子なんですよ。
ちなみに宗介がサボったので、翠は全然関係ないのに宗介の担任に代わりの説教をされるという、とばっちり。







家に帰ると、待ち受けていたのは宗介の母である夏子。
早く帰ってこいと言われてたのに、帰らなかったのでかなりキレ気味。
ちなみに宗介の携帯も川にドボンしてオシャカなのですよ。







ふと来客がいる事に気付く宗介。
――そこに居たのは昼間の彼女、瀬川理香子だった。それだけでもかなりの驚きの出来事だが、さらに母は衝撃の一言。







ろくな説明もないまま仕事に戻ろうとする母に、宗介は問いただす。
理香子は離婚した父親の子供。理香子の母は亡くなり、父親、つまり宗介の父もつい最近亡くなった事を知る。
親戚も誰も居ない天涯孤独の身の理香子。夏子は多くは語らず「あんたが面倒を見なさい」と宗介に言う。















気持ちの整理が追い付かず、抗議する宗介に夏子はそう言う。







つい数時間前まで最悪の出会いから打ち解け始め、恋が始まる淡い予感をさせていた宗介に、言い放たれた理香子の言葉は心を閉ざしたものだった。なんとかしようと、宗介は言葉を重ねるが。







その想いは届く事はなかった。これが宗介にとって特別な夏の始まり。
と、ここまでがプロローグです。この後に前回紹介したオープニングが入って、Ducaさんの曲も一緒に流れる訳ですね。
結構前の作品なんですが、ストーリーが秀逸なのでじっくり読み進めていくと、物語に入れます。
「気になるけど、買うのはちょっと……」という方には体験版をオススメします。

http://www.cuffs-cube.jp/products/natsunoame/

上記URLから行けます。この続きも見れますし、プレイしてみた方が判断もしやすいかと(=´▽`=)
上手く紹介できたか分かりませんが、今後も懲りずにオススメのパソゲーを紹介していこうと思います。
ではでは、ゴマ猫でした~!