煩悩のアースガルド

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〔パソゲ・レビュー〕12月発売の待望の体験版をやって、自己満足なレビューを書き連ねる前編(ゴマ猫筆)

2015年11月28日 | パソゲ・レビュー
先月は、オリオン座流星群でしたね。皆様は見えましたか?
その日、深夜に夜空を見上げていたんですが、自分は1つも見えませんでした。
この辺の地域では、1時間に数個見れたそうです。本当に? と思うくらいでしたが。
目か、この目が悪いのか。という訳で、こんばんは。ゴマ猫です。

今回は12月18日発売のパソゲについてレビューをしていきたいと思います。
PULLTOP最新作『見上げてごらん、夜空の星を』です。
きましたよ……ついにです。今年最後にして一番の本命作品です。
自分は広報でも何でもないけど、積極的にアピールをしたい。







企画・シナリオは紺野アスタさん。シナリオ・高嶋栄二さん。
キャラクターデザイン・原画は八島タカヒロさん、基井あゆむさん。
メインテーマ曲に霜月はるかさん。OP曲はRitaさん。

『この大空に、翼をひろげて』のスタッフが送るPULLTOP最新作。

実はこのシナリオライターさんが書くシナリオが好きで、ずっと追いかけているんです。
始まりは『夏ノ雨』から『デュエリスト×エンゲージ』『向日葵の教会と長い夏休み』
『天色アイルノーツ』『この大空に、翼をひろげて』
『この大空に、翼をひろげて』シリーズは、ファンディスク合わせると3作品あります。
紺野アスタさんの名前を見れば、メインじゃなくてもその作品は一通りやりました。
小説も読みましたし、情報は逐一チェック。
何が言いたいかというと、紺野アスタさんが関わった作品は絶対買うという事です(゜゜)
個人的な意見ですが、紺野アスタさんに青春群像劇を書かせたら右に出る人は居ないと思っています。
それくらいストーリーの構成、描写が上手いお方なんですよね。
ゴマ猫も趣味で小説なんぞを書きますが、勉強になるなぁ~と常々感じていたり。
シナリオと小説は違うので、物語の構成部分が一番見てて為になる( ..)φメモメモ
そして何より面白い。(ここが大事)
ちなみに『夏ノ雨』を推してたのは、シナリオが紺野アスタさんだからという理由もあるんです。
先に言っておきます。多分今まで一番長くなりますので、ごめんなさい(汗)
「あぁ、また長々書いてるわ」くらいの温かい目で読んでやって下さい(;´Д`A ```







タイトルの通り、今回は星の話がメインです。
主人公の暁斗は、高校1年生。
前にも少し書きましたが、パソゲの主人公は高校2年生が多いんです。
たまには大人が主人公でも良いんじゃないかとも思いますが、パソゲの、しかも純愛ゲーは圧倒的に少ないです。
2年生ならば、年上も年下も同い年も登場して絡む事が出来ますからね。
けど実際には――って、前にもこの件はやりましたね。もういいですね(汗)
今回は違いますが。







キャラの名前は、星にまつわる名前が付いています。
その他にも細かい所にこだわってたりしますので、注意して見ると面白い発見があるかもしれません。
幼少期の頃からの回想から始まります。
たまに思うのだけれど、パソゲの主人公は環境が恵まれ過ぎている。
幼なじみとか、慕ってくれる後輩やら、構ってくる先輩やら。逆立ちしたってそんな状況にはならないと思う訳で。
だが、それがパソゲなのです。
しかし、この作品の主人公である暁斗の境遇は、お世辞にも恵まれてるとは言えません。
苦労してきたなぁって思います。後に出てくる回想シーンを読んでグッときましたね。
このシーンは長くなるので、次回にでも詳細を。











幼なじみの3人。
暁斗、ひかり、沙夜は夜明け前に家を抜け出し、秘密基地で天体観測を続ける。
そして、金星の満ち欠けを観測ノートに丁寧に記入していく。
幼少期の思い出とかって、物語なんかじゃよく使われます。
多分、アニメや漫画に限らず、回想シーンだったり、そこに現在の悩みや目標(目的)に繋がっているというパターンです。
現在の人物を形成する上で、過去というのはとても大事な要素だと個人的には感じます。
さて、物語は現在へと切り替わります。
このゲームは一部バイノーラル録音で、ヘッドフォン、イヤホンでのプレイがオススメです。
臨場感が出て、あたかも自分がそこに居る感が出ます。







幼少期の秘密基地。
廃線に廃列車。この列車の屋根で暁斗達は天体観測をしていました。
普通に良いなって思いますね。背景も綺麗なんですよね。ここは、海があって山もある。
舞台があると思うのですが、一体どこなんだろう?







夜明け前の山頂でコーヒーを飲む暁斗。
だばだ~♪ と、ネスカフェのCMを彷彿とさせる一コマ。
自分に酔うというか、浸る瞬間なのかな。この一杯の為に生きている的な。
冬は空気が澄んでるから、山だとさらに星が綺麗に見えそうですよね。
ゴマ猫は珈琲よりお茶派ですが、眠気を覚ますにはカフェインですね。
ただ、あれって飲んでから30分~くらいに効果が出るので「忙しくて少し仮眠したい。けど、起きれるか心配」なんて時は、珈琲飲んでからすぐ寝るとスッキリ起きれるみたいです。







さをとめの豚まんです。
『さをとめ』というのは、かつて駄菓子屋だったのですが、現在は名前はそのままでコンビニへと変わり、今も変わらずその場所にあります。
昔から近隣の住人に愛されているお店ですね。そして、ここのイチオシは店長手作りの豚まん。
中華まんは時期的に美味しいですよね。
すっごいどうでもいい事なんですが、この豚まんの生地は少し黄色いから何かを入れてる気が。
ターメリック? 店長、秘密を教えてほしいわけだが(゜゜)
前にPULLTOPさんが出した『なついろレシピ』という作品があるんですが、その時の絵(?)とは少し違ってますね。
その作品はタイトル通り、料理がメインで出てくる物語なのですが、その時の絵というか画像がちょっと……でしたので(汗)
あれは100%実写か分からないんですが、はっきり言って全然美味しそうに見えないという。
レタス炒飯とか「シェフを呼べ!」というレベルだったので、せめてイラストっぽくすれば、そんな事はなかったのに。
――と、当時思っていました。ファンの方が見ていたらすいません( ̄ω ̄;) スマヌ
余談ですが『田舎』と『料理』のワードに惹かれて、興味を持っていたのですが、結局、体験版をやっただけで製品版は購入しませんでした。
導入部からの流れが非常に緩やかで、ゆったりした気分になれました。
お話自体は面白そうな印象だったので、いつかはプレイしてみたいですね。







さて、オススメキャラです。
この声優さんの声はヤバいです。破壊力があり過ぎです。
桐谷華さんを除けば次くらいに好きですね。
パソゲをやっていると、ちょいちょい遭遇するのですが、最近だと『サノバウィッチ』や『Clover days』ですかね。
オッドアイな彼女ですが、その瞳は彼女自身のコンプレックスでもありました。
子供の時なんかは『人と違っている』というのは、からかいの対象だったのかと。
闇の炎が呼び出せるぜ! って、男子中学生なら悦に浸れる事間違いなしですが。(違う)
リアルでオッドアイの人って、ゴマ猫は見た事ありませんね(・・∂)







とにかく健気で世話焼きな彼女は、校門前で暁斗を待つ事もしばしば。
故に、周りの生徒から付けられたあだ名が『通い妻ちゃん』
土鍋持って校門前は辛いよね。あれ結構重いよ。中身入ってる訳だし。
暁斗とは違う学校なので、ここに来るまで沙夜はバスで来たそうです。
わざわざ土鍋を持って、バスに乗る沙夜。想像すると、胸の中がほっこりします。
なぜ校門前に土鍋を持ってきたり、暁斗を待ってたかというと、ちゃんと理由があるのです。
勘の良い方なら、薄々分かるかと思いますがd(・・〃) ソレハネ


大事なのは、その理由ですね。そこで感情移入出来るかどうかが大事なのです。
その辺は回想を交えて、しっかりと描写されていました。
安直な描写ではなく、ゆっくり丁寧に描いていく感じがさすがだと感じました。
一番好感が持てるのは、すぐにエロに走らない事ですね。
「エロゲなんだから当たり前だろ」と、思われる方も居ると思いますが、違うんです。
どうしてそうなったのか? っていうのは、凄く大事なんですよね。
そして、そこに共感したり納得する事で物語が面白みを増すと思うのです(。_。)ウンウン


最近のは結構多かったりするんですよね。あまり心理描写せずにエロに突っ走ったり。
感情移入が浅かったり、何も準備出来てない状態でそうなると「うん?」ってなります。
展開が急過ぎると、読み手がついて行けなくなるんですよね(・・;)
それが良いって方も居ますが、ゴマ猫的は心の機微をしっかり描いてくれた方が好きですね。
――コホン。つい長々書いてしまいました。
結構大事なシーンだと思うので、気になる方は実際にプレイしてみて下さいませ(*`д´)b







主人公の暁斗の両親は、暁斗が幼い頃に既に他界していて、祖父に育てられた。
その祖父も数年前に他界。居心地の悪い親戚の家に行くより、1人が良い。
行くあてのなかった暁斗が、見つけた場所。それは天文部の部室。
当時の天文部の部長が暁斗を勧誘した時に、暁斗は星は見ないと言ったのだが、部長の勧めもあり、天文部に入部する事に。
以来、その部室を寝床にする暁斗。
部室を寝床ってのも凄いよね。家賃いらんけども、色々気になる。
星を見るのは夜通しの事もあるので、一応、許可なんかはすんなり取れるらしいです。











そして、差し入れのおでんを持ってきてくれる沙夜。
なんですかこの子。良い子過ぎませんか。おでん下さい。
(実際には沙夜のお母さんが作ったおでんですが)
このおでん、タコの足が入ってるんだよね。これって関西風って事になるのかな。
つまり、沙夜のお母さんは関西の人という事に。(安直)







気になるのは、カップ麺の登場率が高い事。
手軽さか? 手軽さなのか? ゴマ猫はカップ麺食べるとお腹痛くなる率が高いので、迂闊に食べれないです。
シナリオの紺野アスタさん自身がよく食べてらっしゃるようなので、その辺が影響してるのかなぁと思ってます。
でも、最近は料理してらっしゃるみたいなので、忙しい時限定なのかもしれませんね。
それと、カメラがお好きみたいでツイッタ―でよくカメラの話や、撮った写真をよく載せてらっしゃいます。












暁斗の友人、武一。
武一と暁斗は、昔対立してましたが、今ではたけちゃんと呼ぶほど親密に。
2人で「あーん」とかやっちゃうの? それ誰得なの?







それを見て「良いなぁ」と言う沙夜。
そして、沙夜が女の子で良かったと思うゴマ猫。沙夜が居なかったら、この物語の魅力半減するんじゃないか?
というくらいストーリーに食い込んでくるキャラなので。はい。
推し麺……もとい、推しキャラです。







――怪しい人。もとい、織姫先輩です。
暁斗の学校の先輩ではなく、他校の先輩なんですが可愛い人。
お嬢様で少し天然な彼女は、暁斗を戸惑わせることもしばしば。
星の話をする時の、独特な中二ちっくな言い回しがまた魅力の1つかなと。
星に対する熱い想いは人一倍で、その熱意で星に関わる事を止めていた暁斗に、もう一度関わらせた人物でもあります。
前回のレビューに続き、このキャラの声優さんは『遠野そよぎ』さんです。
パソゲでは名義を毎回変える方が多い中、ほとんど名前を変えずにやってらっしゃる方なんですよね。
最近、桐谷華さんが名義をチェンジしてる作品があって、驚きました。
声を聴けば一発ですが、名前だけ見ると分からないという罠。
桐谷華さんは、ゴマ猫が死ぬまでにお会いしたい方の1人です。はい。
残念ながら見上げてには出てきません(ノд-。)















コタロウだぜ。
はい、わんこです。昔にひかりと暁斗が助けた犬なんですが、こんなに大きくなりました。
このね、コタロウの後ろ姿が良いんですよ。分かりますかね。
動物の後ろのカットも用意してる所に、愛を感じます。
前作はアヒル、今回はわんこと来たから次回作は猫ですね(・∀・)











もう一人の幼なじみ、ひかり。
暁斗の記憶に強く残る女の子であり、暁斗が星を見れなくなった原因を作った。
赤髪って、何かこう、性格的に強いイメージがあります。
リーダータイプだったり、気が強かったり、熱血だったり、元気な感じ。その例に洩れず、ひかりも元気タイプの子ですね。
数年前に居なくなってから彼女と再会するのですか、彼女は大分変わっていた。
暁斗は一瞬目を疑うが、確かにその姿は幼なじみのひかり。暁斗は戸惑う。







早乙女先生です。
暁斗の小学生の時の担任。コンビニさをとめが実家で、早乙女家の一人娘。
教員を辞めてからは自宅に引きこもり、ずっとこの調子。
幼い頃に憧れていた先生の現在を見る度に暁斗は深い溜め息を吐いていく。
ちなみに、暁斗は早乙女先生のお婿さん候補らしい。







チャンプ爺さん。
ちょっとエッチな雑誌が欲しい訳だが、店員に知られたくないので、かの有名な週刊誌(パロディ)を上にして、サンドイッチのような状態でレジに持っていきバレないようにしている。説明は要らないかと思いますが、チャンプ=ジャンプのパロです。
何か好きなんですよね。だって昔の中学生みたいな事してるんですよ? 初々しいです。
こんな経験はゴマ猫にはないですが、可愛い人だなぁと思います。
この声優さんは前作の『この大空に、翼をひろげて』の、あんちゃん役の小次郎さん。
あんちゃんは頼れる兄貴って感じでキャラも爽やかだったし好きだったんですが、小次郎さん、今作はお爺さん役なんですね。
他のサブキャラにも小次郎さんが担当しているキャラが居て、小次郎さん祭りだなっと密かに思ったり。







ころなです。
武一の妹なんですが、あまり似ていない。髪色くらい?
ころなの声をやっている声優さん小鳥居夕花さんって言うんですが、阿澄加奈さんの声に聴こえるのはゴマ猫だけですか?
サノバの時も思ったんですよね。「おっ?」って。気になって、よくよく調べてみたら別人でしたが。
台詞の言い回しとか、似てるんですよ。そう思ったのはきっと自分だけじゃないはず……!
この声優さんは最近、よく出てるかな。
最近よく出てる人といえば、秋野花さんとか結構見る。
秋野花さんは、前回紹介した恋カケの菜子の声の人です。







……何この破壊力?
こんなお願いされたらきっと甲子園だって行ける。(気がする)
というか、暁斗は何で沙夜と付き合ってないんだろうという疑問が。
そんなに、ひかりが良いのか。相棒が忘れられないのか。
ここまでは、どう見ても沙夜ルート一本道なんだが……。
しかし、ここで終わらないのがこの作品。
実際、体験版をプレイしてみて何度ここで終わりだろうと思った事か。
ひかりの詳しい紹介は次回に書きまする(/・・)







かわしまりのさんが出てるよ! サブキャラなのが残念。
この方は、かっこいい声も可愛い声も両方出せる凄い人なのですよ。
どっちかっていうと、クールなお姉さんキャラが多いけど。



OP曲。Ritaさんの『Winter Diamond』



メインテーマ曲。霜月はるかさんの『Star map』



メインテーマとOPの曲がまた良いのですよ。上記クリックで聴けます。
予約特典のサントラは今月の30日まで。しかもフルだって。予約するしかないね。
たださえ、サントラ好きだから個人的にこれはたまりません。
初回特典じゃなく、予約特典だから後で手に入れようと思っても見なかったりするかも。
よし、リンクを貼ろうじゃないか。そして皆でOPを見ようじゃないか。

これは是非プレイしてもらいたいんですよね。
毎回書いてるかもですが、実際にやらないと伝わらない面白さがあるんです。
文章で面白いと伝えるより、実際にプレイした方が何倍も伝わるというアレです。
百聞は一見に如かずというやつです。



http://kokoron.madoka.org/mirror/pulltop.html



という訳で、今回は体験版のダウンロードのリンクも貼っておきます。
言わずもがなですが、18歳未満のプレイは禁止されています。
残念ですが、18歳未満のボーイ&ガールはプレイする事が出来ません×(゜ω゜ )絶対ダメ
お酒は20歳になってから的なやつです。はい。
お約束なので、一応書いておきますね。
色々あるんですが、ゴマ猫がよく使っているミラーサイト様のを載せました。

あと、大容量なのでダウンロードに時間が掛かります(笑)
ゴマ猫は1時間くらい掛かったかな。配信された当初は5~6時間掛かった人も居たみたいですよ。
でも今なら速いと思います。(多分)



PULLTOP



PULLTOPさんのサイトへのリンクも。
前作の『この大空に、翼をひろげて』もオススメですので、良ければこちらも是非!
ツイッタ―で、PULLTOPさんをフォローして、名前の横にみあげて応援中と書くとエンドロールに自分の名前が載るというキャンペーンをつい先日までやっていました。(現在は既に終了しています)
サイトの仕様なのか、スマホだと上手く見れぬのですよ。作品ページの閲覧はPC推奨です。







先日アキバに行った時、スマホで撮った写真も載せておきます。
本当は道路の真ん中で撮りたかったんですが、そうもいかず極端になってしまいました。無念。
今度また行って、綺麗に撮ってきたいと思います(・ω・)bグッ



さて文字数がヤバくなってきたので、次回に後編を書きます(汗)
後編は幼少期の回想シーンと、物語の続きをレビューします。
ではでは、今日はこの辺で。ゴマ猫でした~!