島のまにまに~インドネシアの小径~

海洋国インドネシアのあちこちでで出会う、美しい村、美しいもの。自然とつながる暮らし。

米を搗く

2012-12-18 | 村の暮らしと仕事

タナ・トラジャの村々を歩いていると、遠くからポン、ポン、ポンとリズムカルで柔らかい音が聞こえてくる。
お米かコーヒーを搗いている音だ。
搗くとは、籾で保管してあるお米から籾殻をはずして食べられる状態にすること。

姉妹がこの仕事をしていた。
木をくりぬいた舟の中に穂のついた籾を入れて、木の杵で搗く。
もう一人は、そのお米をざるに入れてゆすり、細かいゴミを飛ばしている。

作業はのんびり、のんびりしたペース。

家は高床になっているので、その下がこの作業場。
おこぼれに、鶏たちが群れている。


写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)

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