21時間運転手が交代しないバスに乗ったとき(前の記事参照)、
果たして交代の運転手がいるのか、いるとして何人いるのか、よく分からなかった。
(多分2人いるんじゃないかと思っていたけど)
なぜなら、インドネシアのバスの運転手は、制服を着てないから!
バスだけじゃなくて、インドネシアで制服を着ているのは、警察官とガードマン、
あとは、稀に、どこかのお店、何かの会社で着ていることがある程度。
それから、最近では、コンビニの定員さん。
で、運転手も車掌役のスタッフも、普通に縞柄シャツに短パンなんか履いているものだから、乗客と区別がつかない。
これ、日本じゃ考えられないですね。
もし、乗ったバスの運転手が制服着てなかったら、不安でしょう。
本物の運転手か? 免許持ってるのか? バスジャックでもされたのか?……と。
一度、バリ島デンパサールのバスターミナルで、ZENAというバス会社のスタッフが全員制服を着ていてびっくり。
インドネシアでは、システムがよく分からないこと、満載です。
ついでに言うと、片手にタバコで運転するのは当たり前、携帯電話しながら走るのも当たり前、
ひどいときはメールしている。
こんなの日本じゃ数日間TVニュースをにぎわしてしまう。
混雑した道路では車と車の間をかいくぐってアクロバティックな運転をする。
バスの運転手は、道路で自分が一番偉いと思っているとしか思えない。
ほかの車を威嚇しながら走っている。
怖くて一番前の席に座っておれず、席を代わったことがある。
こんな運転でよく事故しないなと、私はむしろその運転技術に尊敬の念を持ってしまいます。
写真は、類まれに見る、まともでキリッとした運転手だったので、思わずパチリ。
ジャワ島マディウムで(2012年)。
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