ランタンと呼ばれている飾り。
ビーズでできている。
スラウェシ島タナ・トラジャ地方のお葬式や結婚式で見られる。
ハイクラスの人の祭典ではこういうものが見られる。
タナ・トラジャでは、今もカーストがあって、貴族と平民が分かれている。
もとは、貴族・平民・奴隷 に分かれていて、
それが現在、貴族・貴族と平民の中間・平民・奴隷 に分かれているといわれる。
現実には社会が開けてきてもうその階層間での結婚もかなり自由になってきているようだ。
都市の暮らしの中ではその区別はほとんど分からないが
農村部に行くと、住んでいる家が違っていたり、仕事が違っていたりする。
そして、冠婚葬祭の式典で、貴族と平民の違いははっきりするのだろうと思う。
写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)
◆気に入ったらクリックを!ほかのブログも見られます→にほんブログ村へ