島のまにまに~インドネシアの小径~

海洋国インドネシアのあちこちでで出会う、美しい村、美しいもの。自然とつながる暮らし。

木屑いっぱいのスカブミの紅茶

2012-07-22 | 紅茶・コーヒー

スカブミのGoalpara農園の紅茶。スカブミ、それこそ、私がバスの窓から見た、ボゴールとバンドゥン間にあった山の茶園の紅茶? スカブミとはそこにある町。

包装を開けて、びっくり。木屑がいっぱい入っている……。これまでずっと、葉の形そのままの紅茶だったから意表をつかれた。こんな紅茶見たことがない。
よく観察すると、濃い色のが紅茶の葉を細かくしたもの。薄い色のが木屑。
なぜ紅茶に木屑が入っているのか? 大丈夫なのか?
パッケージに何か書いてないか探したけど、成分については何も書いてなさそう。




けれどこの紅茶は、内側がアルミのシートになっている。ちょっとグレードの高い包装。糊もぴっちり付けてあって、すき間から茶葉がパラパラ落ちてきたりしない。
値段はよく覚えていないけど多分4000RTぐらい。


ほこり落としの必要もなさそうなので、ポットに直接入れて、淹れてみる。

5分以上待って、ほとんどの茶葉が沈んだのを確かめてから、白いカップに注ぐと……
いい色。青っぽさのない、きれいな濃いオレンジ系。
そして、味も紅茶らしくていい。木屑の味しません(どんな味?)。
渋みもそんなに出なかった。もっとも抽出時間が長すぎると渋くはなる。
この紅茶には珍しくジャスミンが入っていない。だから、慣れ親しんだ紅茶らしい味なのだ。

それにしても、この木屑、何?
多分、お茶の枝を細かくしたものなんじゃないか。
っていうか、それしか考えられない。違う木の木屑なんか入ってたらおかしいし。
相当太いお茶の枝だ。

とりあえず、気に入っている。



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