島のまにまに~インドネシアの小径~

海洋国インドネシアのあちこちでで出会う、美しい村、美しいもの。自然とつながる暮らし。

布織りながら井戸端会議

2014-05-15 | 住まい・建物

1人が機織り中。ほかの2人は寄ってきて話しています。
……と、3人かと思ったら、背後に1人、外野の人がいます。
ここは井戸端ではなく、床下。
見事な建築。釘なんか使ってないのでしょう。
実はこの家、前の記事で紹介した売店のある家です。
売り場の陰で女性たちが、日射しを避けながら
機織り+おしゃべり+店番のようです。







写真/フローレス島 モニの近くの村で(2012年)

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フローレスの穀物倉

2014-05-13 | 住まい・建物

フローレス島の東の方、バジャワからマウメレに向かうときにたくさん見かける穀物倉。
中を見たわけではないので穀物が入っているかどうかは分かりませんが。
ネズミ返し的なものもあります。

礎石の上にどっしりと載っている。
床下で女性が機織りをしています。





写真/フローレス島東部の町ウォノワルと、その近くのみかんの村で(2012年)

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草ぶきの屋根

2014-05-09 | 住まい・建物

この村の家は伝統的建築で、村のつくり(家の配置)も伝統的なようだった。
中央に広場があり、その両側に家が並ぶ。広場は村の公共スペース。

高床の家の床の下にはアランアラン(チガヤ)らしきものが置いてある。

日本で草ぶき屋根と言えば、
かや(ススキ)、小がや(カリヤス)、稲わらなどがある。
アシというのも聞いたことがある。
けれど、チガヤは聞かない。
日本にもチガヤやいっぱいあるのだけど。
ススキが似たような場所にあるから、ススキのほうがいいのだろう。

この写真の床下に置いてあるアランアラン(らしきもの)は日本のチガヤよりずいぶん丈が長いようである。
ちゃんと聞いてくればよかったと思う。



写真/フローレス島東部 クリムト山麓モニの近くの村(2012年)

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屋根4態 その2 竹、チガヤ、トタン

2014-05-08 | 住まい・建物

ここには3つの種類の屋根が並んでいて面白い。
一番奥の小さなのが竹、その手前がアランアラン(チガヤ)だと思う。
正直なところ、アランアランの屋根と、ヤシの葉を細くしたもので葺いた屋根は見分けがつきにくくて自信がない。

竹の屋根は、前の記事のとは違って、竹を半割りにしたものを上下に置いている。
屋根の表面は、半割り竹を下向きに伏せた状態で置いているが、その下に、上向きの受ける状態で置いた竹がある。
なるほど、と納得する。この屋根はフローレス島でたまーに見かけた。
小さな家や小屋に使われている。

前の記事の家もこの記事の家も、壁は竹の開きでできている。
太い竹を縦方向に筋をつけて開いて板状にしたもの。

手前のアランアランの家は、礎石の上に家が載っているのがよく分かる。
地震でも来たら礎石から落ちて斜面をすべりおちていってしまわないかちょっと心配。





写真/フローレス島マンガライ県(2012年)

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竹のこけら板 ~屋根4態 その1~

2014-05-02 | 住まい・建物

インドネシアの田舎で見かける屋根の素材は
トタン、竹、ヤシ、アランアラン(チガヤ)。
ヤシも大形の葉のと細い葉のがあるし
竹の使い方も私の知るのは3様。

この写真の家の屋根は、私の見た範囲では珍しい形で
竹をスリッパぐらいの大きさにして瓦屋根みたいに載せてある。

日本でも昔、クリやネズコの木を薄くへいで(=そいで)
屋根板にしていた地域が少なくない。昔は均一な板を作るのは難しかったから
割るような感じで5ミリぐらいに薄くそぎとっていくらしいのである。
へぎ板でなければ杉皮などでやっていた。

そういう材料を下から順に重ね合わせて雨が漏らないようにするということである。

竹というのはインドネシアではどれぐらいもつものであろう。
日本では、木6竹8と言って、竹は8月過ぎに伐れば使える材料になるが
春から夏は水を上げているから、その時期に切った物は
虫が入りやすかったり腐りやすかったりして、ほとんどもたない。
私の経験では雨ざらしでは翌年までもたない気がする。

インドネシアは年中暑いが、フローレスなどでは乾季がはっきりしているので
なんとかなるのかもしれない。
しかし、フローレス同様、竹を多用するスラウェシやジャワでは
年中水を上げていそうな気がする。
それだといつ切ってもあまりもたないということになってしまう。
上手に水を抜いて乾燥させる術を知っているのだろうか。

しかし、上手に乾燥させてあったとしても、高温多湿の国だから、
劣化は日本より早いだろう。このような竹の屋根を10年もたせることは難しそうに思えるが
どうだろう。


以前に書いたスラウェシのタナ・トラジャの、竹をかやぶき屋根のように重厚に重ね合わせたのだと
もう少しはもちそうな気がするけど。あのタイプだと大変だから、それぐらいはもたなければ困るだろう。

写真/フローレス島マンガライ県(2012年)

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山の小さな家のつつましい花飾り

2014-04-27 | 住まい・建物

ずいぶん山の高いところ、バイクで走っていくと、
パラパラと家がある。
特に人通りがあるでなし。
この近所に住むわずかな人や、もっと山奥に行く人がたまに通るという程度のところ。

木造の素朴な家の前に並んだ鉢植え。
窓にはガラスもない。
乾季だから、水やりにも苦労するだろう。
けれど、このたたずまい。やられた!って感じ。
住む人の心映えを感じる。

鉢植えの置き方なんか、参考になる。
植物と鉢の色のバランスがまたいい。

家の周りがきれいに掃かれている。
この辺の女性たちは、毎朝家のまわりやお庭を
ヤシ箒でカンペキに掃き清る。まさに浄化。
ゴミなんか初めからないけれど
わずかな落葉を掃きながら、土の上に箒の目を入れる。

高原でとても見晴らしがよく、
日本なら別荘にでもなりそう。

庭にはコーヒー。

インドネシアは、ときどきゴミだらけの汚い街や
ゴミだらけの船がありますが
村の家々はとてもきれいです。





写真/フローレス島マンガライ県(2012年)

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水牛と人の絵

2013-07-01 | 住まい・建物

タナ・トラジャの貴族の建物にはきれいな彫刻と彩色がされている。
穀物倉の床下にまで。

穀物倉は高床になっていて、床の高さは人の頭より高いぐらい。その床を下からのぞくと、絵が画かれているのである。
この写真のちょうど人と牛が画いてある位置には、
たいてい、やっぱり、牛とか豚の絵が描いてある。

人の動きがユーモラスで楽しい。

写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)

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白いブーゲンビリア

2013-05-29 | 住まい・建物

茶色いレンガに白い花が映えていた。計算して植えたのだろうか。
レンバタ島で。
家が少しずつ離れて建っている海に近い集落。
フローレスの東の方にある、レンバタ島で。


写真/レンバタ島(2012年)

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祈る・浄化する

2013-03-26 | 住まい・建物

神様とか、祈るとかといった話題が数回続いたので、また。

私は「宗教」には関心がなく、長い間、お墓詣りだの仏壇だのにおまいりするというのは、誰かに(つまり親に)指示されて仕方なくやっておく程度だったし、神社に行っても一応手を合わせ、一応感謝しながら、いつか心から信心深くなれる日がくるといいかも、ぐらいに思っていたのだった。けれど母が亡くなってからお寺さんとのお付き合いをせざるを得ない状況になり、ついでに、義務ではないけれどおっさま(和尚様)に誘われてお彼岸の法会などにでかけてみると、意外に心地いいことに気付いたのである。
お彼岸のお墓詣りなども、母はしていなかったのだからしなくてもよさそうなのだけど、どっちかというとしたほうがいいという気分になっている。
それは、ご先祖さんがどうとか仏様がどうとかということでなく、それによってなんとなく自分の中のメリハリ、リズムのようなものが生まれるからである。

日本人は節句といって季節の変わり目にさまざまな行事を行ってきたけれど、それは季節の変わり目を感じることで、自分の体や暮らしの中のリズムを作っていくことなんだろうと思う。
そしてまた、お寺に参って、法会の間、本堂のヒタっとした空間の中で、お香の香に洗われ、鉦の音などを聞きながらある一定の時を過ごすというのは、宗教を理解していなくても、なぜか心洗われたように感じることが分かったのである。そういう空間をお寺の人が心を込めて作ってくれているというのもあるだろう。汚い空間だったら心は洗われないだろう。

数回前にレンバタ島の日曜日のカトリックのミサのことを書いたけれど、きっと毎日曜日の長いミサの間その場にいることで、何となく心が静かになるのだろうと想像している。そうし体と暮らしのリズムを作っているのだ。

モスリム(イスラム教徒)の人たちは1日5回もお祈りの時間がある。それを厳密に守っている人ばかりではないが、真夜中に起き出してお祈りをすることも、ジョグジャカルタで会った人は、喜びだ、とても気分がよくなるので好きだ、と言っていた。私から見れば苦痛だし、睡眠が分断されて体に悪いんじゃないかと思うので、それを聞いて驚いた。みんな「やらなきゃいけないから」仕方なくやっているんだろうと何となく思っていた。けれど、そうやって心を浄化するのが習慣になると、やらないと気持ち悪くなるのだろう。

日本には神社というほど大きな場所ではなくても、道端にも、山の中にも、山里の家の裏の水場にも、大きな石の上にも、小さな神様、小さな祠がたくさんあって、祈りの場所には事欠かない。
そこで手を合わせる時間は、瞑想の時間だと思っている。目をつぶって手を合わせると、周りの音がしーんと体の中に入ってきて、周りの空気と一体になる感じがする。
神様に手を合わせるときは感謝をするものだと言われるし、そうしようと思うけれど、それよりも、ただ何も考えず周りの音に耳を傾けることのほうが、私の中で常に優先する。
神仏は瞑想の時間をくれているのだと思う。自分を真っ白に(多少グレーであってもいつもよりは白っぽく)できる時間がかけがえなく感じる。

参考記事 日曜日の礼拝 海の見える教会で
写真/屋敷の一角にあるヒンドゥー教の祈りの場所・バリ島バンリプラン(2012年)

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バジャワの屋根と家

2013-02-20 | 住まい・建物

先日にひきつづき
普通の屋根の上に、神様のいる屋根、その上にさらにミニ神様のいる場所? 天守閣?
人形の代わりに小さな家がついている。

元は草屋根だったと思うけれど今はトタンになっている。日本でもかやぶき屋根の上にトタンをかぶせた家があるのを思い出す。この赤い感じ。
ここではかぶせているわけではなく、草の代わりにトタン。

フローレス島の西のほうの集落のよく見る形は、道幅が突然広くなったような趣で長い広場があり、その両横に家々が並んでいるもの。広場は集落の共有スペース。バジャワではここに祖先を祭る場所やらお墓やらをもうけている。そしてその横にはキリスト教が入ってからのお墓。古くからの土着のものとキリスト教化されたものが同居する様子は、タナトラジャのお葬式やお墓でも同じだった。

日本では今では仏教は古くからのもののように意識されているが、長い歴史の中で見れば新しいものだ。入ってきて2、3百年ぐらいは、こんなふうに異質なものが混じりあっているように、同時に異国情緒があって先進的でハイカラなものに見えていたのだろう。






写真/フローレス島バジャワ(2012年)

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屋根の上の守り神 フローレス島バジャワ

2013-02-16 | 住まい・建物

フローレス島バジャワには有名な伝統集落があって観光客もそこへはよく訪れている。行くと伝統芸能を見せてくれて評判がとてもいいけど私はそこへは行っていない。そこに住む人のためでなく、観光客に見せるだけの目的で「伝統芸能」が演じられると聞くと気分がなえてしまう。けれどそれはそれで見てみると結構良かったりすることもあるものだ。バジャワの伝統集落のもほんとにすばらしいとみんなが絶賛しているのを聞いて、行けばよかったと思った。しかし二度目にフローレスに行った時も通過してしまった。それより「普通」の村を見るのが面白くて、そんなところへ行くヒマがなかったからだ。

伝統集落として有名なところに行かなくても、道を歩いていると普通に昔ながらの様式の家を見ることができる。素材は現代化されているが、面白い形をしているので見飽きない。家の屋根の上には人の形だったり幾何学的な形だったり、さまざまな神様がいて家を守っている(に違いない)。
この屋根は家全体の屋根ではなく、屋根の中央部の、特にでっぱった屋根。その中の空間に何があるのかとさりげなく街の人に聞いたら、何もない、と言っていたけど、そんなはずはない。よくよく聞けば、やっぱり神様の住んでいるところらしい。それ以外考えらえないでしょう。
家の中に入ると、この下はかまど(いろり)になっている。

この家の屋根の上の人形は、スラウェシ島タナトラジャのお葬式で登場する木の人形に雰囲気がよく似ている。トラジャのは人間とほぼ同じ大きさだから、サイズは全然違うのだけど。
スラウェシ島とフローレス島は近いし、陸地が同じようにオーストラリアの方からやってきている(スラウェシはその半分が)ということで、生えている植物もほぼ同じだ。全体として雰囲気が似ていると感じる。
似ていると私が言ったら、フローレスのラブアンバジョーの宿で会ったフランス人は「全然違うよ」と言っていた。彼にはトラジャ人が荒々しくてフローレス人は穏やかだと感じるということだった。

それにしても、あきれるほど青い空。PLフィルターも着けずに取った写真。雨季の、ちょうど今ぐらいの時期だったのですけどね。



フローレス島バジャワ近郊(2012年)
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鉈一本で竹の開きを作る

2013-01-23 | 住まい・建物

何度も「竹の開き」を使った家や小屋のことを書いてきた。太い竹を開いて板状にしたものを、私は竹の開きと呼んでいる。
家の壁にも、床にもよく使われているし、小さな出店の庇にも陳列台にも使われる。

スラウェシ島で竹の開きを作るところを見せてもらった。
太い竹に縦に筋を入れて開いて、中の節を取り除く。竹に筋を入れるがバラバラにならないようにする。これをぴかぴかに使い込んだ鉈一本で手際よくやっていく。

スラウェシ島やフローレス島でよく見かけよく使われている竹はバンブーに属する太いもの。竹は株にならずに生えるものと株になるものがあって、株になるほうをバンブーという。日本の三大竹と言われるマダケ、モウソウチク、ハチクは株にならないのでバンブーではない。
株というのは、中心があって丸くかたまって生えるので、日本の竹のように無節操に竹林が拡大するという心配もないように見受けられるが、どうなんだろう。拡大の仕方は違っても生息域は増やしていこうとするはずなので、別の形でナワバリを増やそうとはしているだろうが。
家の材料の話から脱線してしまった。

竹の屋根、竹の壁の簡素な家
竹とヤシの葉でできた道端の売店
フローレスの台所


写真/スラウェシ島タナ・トラジャ(2008年)
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ヤシ屋根づくりの村

2013-01-22 | 住まい・建物

ヤシの葉を上手にそろえてパネル状にして、屋根材にする。もとはといえばつながっているヤシの葉である。

竹の開きを板のように扱ったり、竹を裂いたものを編んでパネルにして壁の材料にしたりと、インドネシアの建築材料の扱い方は結構面白い。
木の板を作ろうと思うと、木を刃物で挽かなければならないから、道具のなかった時代には難しいことだ。それに比べるとヤシの葉を編んだり竹を編んだりということは、うんと簡易なはずである。

そんなヤシ屋根パネルを村ぐるみで生産しているところがある。
やはり地場産業的なものがあって、ヤシ屋根を生産する村もあれば、ござを生産する村もあったり、ヤシ砂糖を作る村があったり。農業の傍ら、それぞれ現金収入の途を持つ。

ヤシ屋根パネルは、ランテパオの大きな常設市場でたくさん並べて売っているのを見かける。


写真/スラウェシ島西スラウェシ州(2008年)

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小さな家のかわいい玄関

2013-01-18 | 住まい・建物

フローレス島の隣の隣に、レンバタ島という大きくない島がある。
小豆島ぐらいなんだろうか。そこに(私から見ると)かわいい家がたくさんある。

玄関の前に鉢植えを並べる、普通によく見るインドネシアスタイル。
壁もきれいだし、ガラスはピカピカ。ドアのデザインもお洒落。
階段もいいバランス。きれいに掃き清められている。

この島では、家の周りを掃き清めるのが朝一番の日課(ほかの地方でもそういうところが多いと思うが)。地方にもよるが、インドネシア人はきれい好きで、家の周りをとてもきれいにしている。

道端に草一本生えない乾季。水も家の中までは引かれていないので、近くの共同の蛇口まで水を汲みにいかなければならない。その水で洗濯をしたり茶碗を洗ったりした後、鉢植えの水にやっている。

*レンバタ島(2012年)
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竹の屋根、竹の壁の簡素な家

2013-01-17 | 住まい・建物

屋根は竹を2つに割ったものを上下に組み合わせている。たまーに見かける。
壁は竹を開いたもの。前にも書いたが、節の内側を取ってバラバラにならないように割りながら平面にして板状にしてある。
周りに家はなく、山の斜面の田畑の中にポツリと建っていた。回りの田畑を耕し土地から糧を得る暮らし。いずれ定住することになるのか、あるいは一時的な小屋なのか。
中は土間。通りがかったらよろこんで写真を撮らせてくれて、家の中に招き入れてくれた。



*フローレス島ルーテン近郊(2012年)
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