goo blog サービス終了のお知らせ 

さんぽのあしあと

はな とり てふてふ きれいないろ が すき

花の宰相

2009-05-27 | 清水公園・花ファンタジア



牡丹が「百花の王」に対して、芍薬は「花の宰相」といわれています。
王様の壮麗さにはかないませんが、私は芍薬のこの一歩下がった控えめさが好き。






芍薬は花の中でも大好きな部類で花屋さんに、
芍薬の切り花が出始めれば飽きもせず何度も買い求めてしまいます^^
真ん丸い固い蕾の中、なぜこれだけの花びらが隠れているのだろう?
薄い幾重もの花びらが開きだす不思議に美しい様は見飽きることがありません^^






芍薬の園芸種も人気で、特に西洋ピオニーといわれるものは牡丹にも負けない豪華さでびっくりします。
綺麗だなと思っても、何故だか買い求める気持ちになりません。
上手く言葉にはできませんが、牡丹は牡丹、芍薬は芍薬の美しさがあり、
芍薬に牡丹の絢爛豪華さを求めるのは少し違うような気がするのです…。
あくまでも私個人の感覚ですけど。






ほっそりとしてしとやかな佳人、それが私の芍薬のイメージです。







ちなみに牡丹は「木」で芍薬は「草」なの。
枝が横に広がる牡丹に、すっきり上に伸びる芍薬。
この辺りが『立てば芍薬、座れば牡丹』なのでしょうか^^





今年はちょっぴり旬を過ぎていましたので、お花が少し小さかったです。
(一番花は散ってしまった)
それでも美しい宰相様がさざめきあうように咲く中をそぞろ歩きを楽しんだのでした。




2009年5月19日 清水公園・花ファンタジアにて
カメラ:RICHO R8
にほんブログ村 写真ブログ 植物・花写真へ
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする